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公開番号2025011290
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-23
出願番号2024183907,2023112046
出願日2024-10-18,2015-06-05
発明の名称電子蒸気吸入器
出願人ジェイティー インターナショナル エスエイ
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A24F 40/465 20200101AFI20250116BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約【課題】風味放出媒体を収容するためのシェルと、風味放出媒体を加熱するように構成される誘導加熱可能要素とを備える電子蒸気吸入器用のカプセルが提供される。
【解決手段】電子蒸気吸入器10は、近位端14および遠位端16を有する筐体12と、筐体12の近位端14におけるマウスピース18と、風味放出媒体40および誘導加熱可能要素を受容するためのチャンバ24とを備える。電子蒸気吸入器10は、筐体12の遠位端16において誘導加熱装置50を備え、誘導加熱装置50は、誘導加熱可能要素を誘導的に加熱し、それにより風味放出媒体40を加熱するように構成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
近位端および遠位端を有する筐体と、
前記筐体の前記近位端におけるマウスピースと、
風味放出媒体および誘導加熱可能要素を受容するためのチャンバと、
前記筐体の前記遠位端における誘導加熱装置であって、前記チャンバ内に配置される前記誘導加熱可能要素を誘導的に加熱し、それにより前記風味放出媒体を加熱するように構成される誘導加熱装置と
を備える電子蒸気吸入器であって、
前記チャンバが、前記筐体の前記遠位端に配置され、前記誘導加熱装置が、前記チャンバの周りに延びる誘導コイルを備える、
電子蒸気吸入器。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記筐体が、空気流入口を含み、前記空気流入口を通して、空気が前記チャンバ内に流入可能である、請求項1記載の電子蒸気流入器。
【請求項3】
前記空気流入口が、前記筐体の前記遠位端に配置される、請求項2記載の電子蒸気吸入器。
【請求項4】
前記チャンバと前記マウスピースとの間に導管をさらに備える請求項1~3のいずれか1項に記載の電子蒸気吸入器。
【請求項5】
前記誘導加熱装置と前記マウスピースとの間の前記筐体内に配置される制御装置および動力源をさらに備える請求項1~4のいずれか1項に記載の電子蒸気吸入器。
【請求項6】
前記制御装置および前記動力源が、前記導管の周りに配置される、請求項4を引用する請求項5記載の電子蒸気吸入器。
【請求項7】
前記制御装置が、前記チャンバの内部において実質的に所定の温度を維持するために、前記誘導加熱装置を活性化するように構成される、請求項5または6記載の電子蒸気吸入器。
【請求項8】
前記電子蒸気吸入器が、前記チャンバの内部の温度を測定するための温度センサをさらに備え、前記制御装置が、前記温度センサによって測定された温度に基づき、前記実質的に所定の温度を維持するために、前記誘導加熱装置を活性化するように構成される、請求項7記載の電子蒸気吸入器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、概して電子蒸気吸入器に関し、より詳細には、電子蒸気吸入器とともに用いるための風味放出媒体を含むカプセルに関し、風味放出媒体は、ユーザによる吸入用の蒸気を生成するために加熱され得る。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
たばこ、葉巻およびパイプなどの従来の喫煙具に替わって用いられ得る(電子たばこ、e-たばこおよびパーソナルヴェポライザとしても知られる)電子蒸気吸入器の使用は、ますます人気となり広まっている。通常は電池式である電子蒸気吸入器は、ユーザによって吸入され得るニコチンを含む蒸気を生成するために、ニコチンを含む液体を加熱および霧化する。蒸気は、肺にニコチンを運ぶためにマウスピースを通して吸入され、ユーザにより吐き出される蒸気は、従来の喫煙具の煙の外見をおおまかに模倣する。蒸気の吸入は、従来の喫煙に類似した身体的感覚を生み出すが、二酸化炭素およびタールなどの有害な化学物質は、燃焼がないことから、製造されたり吸入されたりしない。
【0003】
現在、様々な電子蒸気吸入器が市販されているが、これらは全て、本開示が克服しようとする欠点を有する。
【発明の概要】
【0004】
本開示の第1の態様によれば、電子蒸気吸入器用のカプセルが提供され、カプセルは、風味放出媒体を収容するためのシェルと、
シェル内部に配置され、風味放出媒体を加熱するように構成される誘導加熱可能要素と
を備え、シェルの少なくとも一部は通気性材料を含む。
【0005】
本開示の第2の態様によれば、電子蒸気吸入器が提供され、電子蒸気吸入器は、
近位端および遠位端を有する筐体と、
筐体の近位端のマウスピースと、
筐体内に配置される、本開示の第1の態様によるカプセルと、
誘導加熱可能要素を誘導的に加熱し、それにより風味放出媒体を加熱するように構成される誘導加熱装置と
を備える。
【0006】
カプセルは、風味放出媒体を電子蒸気吸入器内に装着するために、ユーザにとって好都合な方法を提供し、ユーザが風味放出媒体を直接的に操作する必要性を回避するので、漏出および廃棄の可能性を減少させる。風味放出媒体は、あらかじめ製造されたカプセルを形成するために製造中にシェル内に投入されるので、その完全性、安全性および品質も保証され得る。風味放出媒体の正確な投与も保証され得る。
【0007】
風味放出媒体に近接して、および少なくともその一部と接触して、誘導加熱可能要素をシェル内に配置することにより、風味放出媒体は、誘導磁場の存在下で迅速かつ効率的に加熱され、これは比較的低い所要電力で素早い加熱応答をもたらす。カプセルは可動部をまったく有さず、発熱要素は、シェルに含まれる使い捨ての物品である。発熱要素は、カプセルが交換されるたびに新しくされるので使い切られることがなく、それゆえ経時的な性能の低下がない。これは、たとえば、吸入器のハウジングに、所定の使用量の後に使い切られるか故障する抵抗発熱体を有する既存の電子蒸気吸入器と対比されるべきである。故障時には、電子蒸気吸入器は全体的に廃棄されるか、新しいものと交換される必要がある場合がある。
【0008】
通気性材料は、ユーザがマウスピースを通して吸入するときに、周囲空気がシェル内に流入し、シェルを貫通して流れることを可能にし、空気流がシェルを通して均一に分配されることを確実にする。これは、加熱された風味放出媒体からの風味および香りの放出を最大限にするので、ユーザに対する魅力が向上した蒸気を生成する。
【0009】
風味放出媒体は、ユーザによる吸入用の蒸気を放出するために加熱され得る任意の材料であってもよい。風味放出媒体は、タバコまたはタバコ材料であってもよく、プロピレングリコールなどの蒸気形成媒体が浸透されてもよい。風味放出媒体は、しかしながら、タバコに限定されず、あらゆる風味放出媒体が用いられ得る。風味放出媒体は、微細な欠片もしくはペレット、または繊維状を含む、任意の適切な形状を取り得る。
【0010】
カプセルは、典型的には一度のみ使用する使い捨ての物品である。これは、それゆえ、充分な風味および香りが風味放出媒体から放出されなくなると、電子蒸気吸入器から容易に損傷を受けることなく取り外され得る。風味放出媒体をあらかじめ充填されている新たなカプセルが、その場所にたやすく挿入され得る。
(【0011】以降は省略されています)

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