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公開番号
2025009439
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023112445
出願日
2023-07-07
発明の名称
自動改札装置及び自動改札装置の制御方法
出願人
株式会社東芝
,
東芝インフラシステムズ株式会社
代理人
弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類
G07B
15/00 20110101AFI20250110BHJP(チェック装置)
要約
【課題】消費電力を抑制しながら信頼性を向上できる自動改札装置を提供する。
【解決手段】搬送機構と調整機構とを有する筐体部と、搬送機構電源と、主電源と、メモリと、前記主電源がオンの状態で前記搬送機構電源をオフにする省電力運転モードの第1コマンドを前記メモリに記憶し、前記省電力運転モード中に前記主電源をオフにする際、前記第1コマンドが記憶されているか否かを判断し、記憶されている場合、前記メモリから前記第1コマンドを削除し、前記主電源をオンにする際、前記メモリに前記第1コマンドが記憶されているか否かを判断し、記憶されていない場合、前記調整機構による調整を行うコントローラと、を備えている、自動改札装置。
【選択図】 図7
特許請求の範囲
【請求項1】
搬送路に沿って券媒体を搬送する搬送機構と、前記搬送機構における調整動作を行う調整機構と、を有する筐体部と、
前記搬送機構に電力を供給する搬送機構電源と、
前記筐体部に電力を供給する主電源と、
運転モードのコマンドを記憶するメモリと、
前記主電源がオンの状態で前記搬送機構電源をオフにする省電力運転モードの第1コマンドを前記メモリに記憶し、前記省電力運転モード中に前記主電源をオフにする際、前記第1コマンドが記憶されているか否かを判断し、記憶されている場合、前記メモリから前記第1コマンドを削除し、前記主電源をオンにする際、前記メモリに前記第1コマンドが記憶されているか否かを判断し、記憶されていない場合、前記調整機構による調整を行うコントローラと、を備えている、
自動改札装置。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記搬送機構は、前記搬送路を挟んで隙間を置いて対向する第1ローラ及び第2ローラと、前記第1ローラを回転させる第1モータと、前記第2ローラを回転させる第2モータと、を有し、
前記調整機構は、前記隙間の大きさを調整可能な隙間調整機構であり、
前記コントローラは、
搬送機構電源をオンにする際、前記メモリに前記第1コマンドが記憶されているか否かを判断し、
第1コマンドが記憶されていない場合、前記隙間調整機構により前記隙間の大きさを調整する隙間調整と、前記第1モータ及び前記第2モータにより前記第1ローラ及び前記第2ローラを回転させるクレンジングと、を行い、
前記メモリに前記第1コマンドが記憶されている場合、前記隙間調整及び前記クレンジングを省略する、
請求項1に記載の自動改札装置。
【請求項3】
前記筐体部の周辺にいる利用者を検知する人間検知部をさらに備え、
前記コントローラは、所定の期間、前記筐体部の周辺に利用者がいない場合、前記メモリに前記第1コマンドを記憶し、前記搬送機構電源をオフにする、
請求項1に記載の自動改札装置。
【請求項4】
前記メモリは、不揮発性メモリである、
請求項1に記載の自動改札装置。
【請求項5】
搬送路に沿って券媒体を搬送する搬送機構と前記搬送機構における調整動作を行う調整機構とを有する筐体部と、前記搬送機構に電力を供給する搬送機構電源と、前記筐体部に電力を供給する主電源と、運転モードのコマンドを記憶するメモリと、を備えている自動改札装置の制御方法であって、
前記主電源がオンの状態で前記搬送機構電源をオフにする省電力運転モードの第1コマンドを前記メモリに記憶し、
前記省電力運転モード中に前記主電源をオフにする際、前記第1コマンドが記憶されているか否かを判断し、記憶されている場合、前記メモリから前記第1コマンドを削除し、
前記主電源をオンにする際、前記メモリに前記第1コマンドが記憶されているか否かを判断し、記憶されていない場合、前記調整機構による調整を行う、
自動改札装置の制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、自動改札装置及び自動改札装置の制御方法に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
駅構内や遊戯施設などで改札業務を行う自動改札装置が知られている。自動改札装置は、券媒体を搬送する搬送機構、搬送機構を有する筐体部、搬送機構に電力を供給する搬送機構電源、筐体部に電力を供給する主電源、メモリなどを備えている。自動改札装置の運転モードは、所定の期間利用されていない場合、消費電力を抑制するための省電力運転モードに切り替わる。省電力運転モードでは、例えば、搬送機構電源を切り、メモリに省電力運転モードのコマンドを記憶する。主電力モード中に主電源をオフにした場合、メモリ内に省電力運転モードのコマンドが残る。そのため、主電源をオンにする際、省電力運転モードが維持される場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-73372号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本実施形態の課題は、消費電力を抑制しながら信頼性を向上できる自動改札装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一実施形態に係る自動改札装置は、搬送路に沿って券媒体を搬送する搬送機構と、前記搬送機構における調整動作を行う調整機構と、を有する筐体部と、前記搬送機構に電力を供給する搬送機構電源と、前記筐体部に電力を供給する主電源と、運転モードのコマンドを記憶するメモリと、前記主電源がオンの状態で前記搬送機構電源をオフにする省電力運転モードの第1コマンドを前記メモリに記憶し、前記省電力運転モード中に前記主電源をオフにする際、前記第1コマンドが記憶されているか否かを判断し、記憶されている場合、前記メモリから前記第1コマンドを削除し、前記主電源をオンにする際、前記メモリに前記第1コマンドが記憶されているか否かを判断し、記憶されていない場合、前記調整機構による調整を行うコントローラと、を備えている。
【0006】
また、一実施形態に係る自動改札装置の制御方法は、搬送路に沿って券媒体を搬送する搬送機構と前記搬送機構における調整動作を行う調整機構とを有する筐体部と、前記搬送機構に電力を供給する搬送機構電源と、前記筐体部に電力を供給する主電源と、運転モードのコマンドを記憶するメモリと、を備えている自動改札装置の制御方法であって、前記主電源がオンの状態で前記搬送機構電源をオフにする省電力運転モードの第1コマンドを前記メモリに記憶し、前記省電力運転モード中に前記主電源をオフにする際、前記第1コマンドが記憶されているか否かを判断し、記憶されている場合、前記メモリから前記第1コマンドを削除し、前記主電源をオンにする際、前記メモリに前記第1コマンドが記憶されているか否かを判断し、記憶されていない場合、前記調整機構による調整を行う。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、一実施形態に係る自動改札装置を示す斜視図である。
図2は、上記実施形態に係る自動改札装置を示す断面図である。
図3は、上記実施形態に係る自動改札装置の分離装置を示す側面図である。
図4は、図3に示す分離装置の一部を示す斜視図である。
図5は、上記実施形態に係る自動改札装置の制御構成を示すブロック図である。
図6は、上記実施形態に係る自動改札装置が実施する処理の一例を示すフローチャートである。
図7は、図6に続く、上記実施形態に係る自動改札装置が実施する処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、発明の趣旨を保っての適宣変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面や説明をより明確にするため、実際の様態に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宣省略することがある。
以下、図面を参照しながら一実施形態に係る自動改札装置について詳細に説明する。
【0009】
図1は、一実施形態に係る自動改札装置10を示す斜視図である。
まず、互いに直交する第1方向X、第2方向Y、及び第3方向Zを定義する。第1方向Xは自動改札装置10の長さ方向に相当し、第2方向Yは自動改札装置10の高さ方向に相当し、第3方向Zは自動改札装置10の幅方向に相当する。
自動改札装置10は、例えば、鉄道駅の改札口などに配置され、利用者の通行(入出場)を許可又は禁止する改札業務を行う。上記利用者とは、例えば、鉄道を利用する旅客(乗降客)、駅構内への入出場者、駅務員、保守作業員などである。
【0010】
図1に示すように、自動改札装置10は、筐体部12、投入口EN、読取部13、放出口EX、第1表示部14a、第2表示部14b、扉16a,16b、複数の高さ検知部17、複数の通行検知部18、及び人間検知部19を備えている。
筐体部12は、ほぼ扁平な立方体形状に形成され、上面12a、内面12b、側面12c、センサ取付け部12dなどを有している。上面12aには、投入口EN、読取部13、放出口EX、第1表示部14aが並んで設けられている。
(【0011】以降は省略されています)
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