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公開番号2025008096
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023109965
出願日2023-07-04
発明の名称電気ケーブルの保護管
出願人株式会社三桂製作所
代理人弁理士法人はるか国際特許事務所
主分類H02G 9/06 20060101AFI20250109BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】内管の外面と外管の内面との間に十分なスペースを確保し且つ内管の位置を適切に維持できる保護管を提供する。
【解決手段】保護管1は、フレキシブルな外管20と、外管20の内側に配置されるフレキシブルな内管30と、外管20の内面と内管30の外面との間に位置するサポート部材50とを有する。サポート部材50は内側コンタクト部52と外側コンタクト部51とを有している。内側コンタクト部52は内管30の外面に接しており、外側コンタクト部51は外管20の内面に接している。外側コンタクト部51と内管30の中心線Cとの距離L1は、内側コンタクト部52と内管30の中心線Cとの距離L2よりも大きい。
【選択図】図4A
特許請求の範囲【請求項1】
フレキシブルな外管と、
前記外管の内側に配置されるフレキシブルな内管と、
前記外管の内面と前記内管の外面との間に位置し、線材で形成され、前記内管の外周を取り囲むサポート部材と、
前記サポート部材は、前記線材に沿った方向で互いに離れている第1部分と第2部分とを有し、
前記第1部分は前記内管の外面に接しており、
前記第2部分は前記外管の内面に接しており、
前記第2の部分と前記内管の中心線との距離は、前記第1の部分と前記内管の中心線との距離よりも大きい
ケーブル保護管。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記サポート部材は、前記内管の外周に巻かれる形状のばねである
請求項1に記載の保護管。
【請求項3】
前記第1の部分と前記第2の部分は、前記中心線に沿った方向で離れている
請求項1に記載の保護管。
【請求項4】
前記サポート部材は前記内管の外周に巻かれた形状を有し、前記中心線に沿った方向で離れている大径部と小径部とを有し、
前記大径部は前記第2の部分を有し、
前記小径部は前記第1の部分を有している
請求項1に記載の保護管。
【請求項5】
前記内管の中心線に沿った方向で見たときに、前記サポート部材は多角形であり、
前記第2の部分は、前記多角形の頂点であり、
前記第1の部分は、前記多角形が有している隣接する2つの頂点の間の部分である
請求項1に記載の保護管。
【請求項6】
前記保護管の中心線を中心とする周方向における前記第1の部分の角度位置と前記第2の部分の角度位置との間の角度は、60度以下である
請求項1に記載の保護管。
【請求項7】
前記内管と前記外管は、電気伝導性を有する材料で形成されている管本体を有し、
前記内管の前記管本体と前記外管の管本体は電気的に接続されている
請求項1に記載の保護管。
【請求項8】
前記内管の外周を取り囲む導通プレートをさらに有し、
前記導通プレートは前記内管の端部と前記外管の端部とに位置し、前記内管と前記外管とに電気的に接続している
請求項1に記載の保護管。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電気ケーブルが内側に通されて、これを保護する保護管に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
電気ケーブルや超伝導ケーブルなどのケーブルを外部の熱から保護するための保護管が利用されることがある。特許文献1は、このような保護管として、内管と外管とで構成される断熱管が開示されている。内管と外管との間にスペーサと耐火材とが配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-4076号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
内管と外管とを有する保護管においては、内管の外面と外管の内面との間に十分なスペースが確保されるのが望ましい。また、内管の位置が外管の中心からずれると、局所的に内管と外管との距離が近くなり、保護性能が下がることとなる。そのため、内管の位置を外管の中心に維持するのが望ましい。
【0005】
本開示は、内管の外面と外管の内面との間に十分なスペースを確保し且つ内管の位置を適切に維持できる保護管を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本開示で提案する保護管は、フレキシブルな外管と、前記外管の内側に配置され、電気ケーブルが内側に通されるフレキシブルな内管と、前記外管の内面と前記内管の外面との間に位置し、線材で形成され、前記内管の外周を取り囲むサポート部材とを有する。前記サポート部材は、前記線材に沿った方向で互いに離れている第1部分と第2部分とを有し、前記第1部分は前記内管の外面に接しており、前記第2部分は前記外管の内面に接しており、前記第2の部分と前記内管の中心線との距離は、前記第1の部分と前記内管の中心線との距離よりも大きい。これによると、内管の外面と外管の内面との間に十分なスペースを確保し、且つ内管の位置を適切に維持できる。
【0007】
(2)(1)の保護管において、前記サポート部材は、前記内管の外周に巻かれる形状のばねであってよい。これによれば、内管と外管の曲げに追従したサポート部材の変形を比較的容易に実現できる。
【0008】
(3)(1)の保護管において、前記第1の部分と前記第2の部分は、前記中心線に沿った方向で離れていてよい。これによると、第1の部分と第2の部分との距離が大きくなるので、外管が加熱されたとき、第2の部分と第1の部分とを介して内管に熱が伝わることを抑えることができる。
【0009】
(4)(1)の保護管において、前記サポート部材は前記内管の外周に巻かれた形状を有し、前記中心線に沿った方向で離れている大径部と小径部とを有し、前記大径部は前記第2の部分を有し、前記小径部は前記第1の部分を有してよい。これによると、内管の外面と外管の内面との間に十分なスペースを確保することが容易となる。
【0010】
(5)(1)の保護管において、前記内管の中心線に沿った方向で見たときに、前記サポート部材は多角形であってよい。前記第2の部分は、前記多角形の頂点であり、前記第1の部分は、前記多角形が有している隣接する2つの頂点の間の部分であってよい。
(【0011】以降は省略されています)

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