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公開番号
2025006025
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023106558
出願日
2023-06-29
発明の名称
漏洩位置推定装置及び漏洩位置推定方法
出願人
アズビル金門株式会社
,
学校法人幾徳学園
代理人
弁理士法人山王内外特許事務所
主分類
G01M
3/28 20060101AFI20250109BHJP(測定;試験)
要約
【課題】導管網における流体の漏洩位置を推定することができる漏洩位置推定装置及び漏洩位置推定方法を提供する。
【解決手段】漏洩位置推定装置(10)は、導管網から流体の供給を受ける複数の需要家に対する流体の供給圧力を示す圧力情報を、複数の需要家毎に取得する圧力情報取得部(16)と、圧力情報取得部によって取得された複数の圧力情報の変化に関する圧力変化情報を取得する圧力変化情報取得部(17)と、圧力変化情報取得部によって取得された圧力変化情報に基づいて、導管網における流体の漏洩位置を推定する推定部(18)と、を備えた。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
導管網から流体の供給を受ける複数の需要家に対する前記流体の供給圧力を示す圧力情報を、前記複数の需要家毎に取得する圧力情報取得部と、
前記圧力情報取得部によって取得された複数の圧力情報の変化に関する圧力変化情報を取得する圧力変化情報取得部と、
前記圧力変化情報取得部によって取得された圧力変化情報に基づいて、前記導管網における前記流体の漏洩位置を推定する推定部と、を備えた
ことを特徴とする漏洩位置推定装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記推定部は、前記圧力情報取得部によって取得された複数の圧力情報間の差と、前記圧力変化情報取得部によって取得された圧力変化情報と、に基づいて、前記導管網における前記流体の漏洩位置を推定する
ことを特徴とする請求項1記載の漏洩位置推定装置。
【請求項3】
前記圧力情報取得部は、前記複数の需要家のうちいずれかの需要家に対する供給圧力が、予め設定された圧力の範囲を超えたことを示す圧力情報を取得した場合、前記いずれかの需要家の位置に基づいて選択された他の需要家に対する供給圧力を示す圧力情報を取得する
ことを特徴とする請求項1又は2記載の漏洩位置推定装置。
【請求項4】
前記圧力情報取得部は、前記複数の需要家のうちいずれかの需要家に対する供給圧力が、予め設定された圧力の範囲を超えたことを示す圧力情報を取得した場合、前記いずれかの需要家の位置からの距離が予め設定された範囲内である他の需要家に対する供給圧力を示す圧力情報を取得する
ことを特徴とする請求項3記載の漏洩位置推定装置。
【請求項5】
前記圧力情報取得部は、前記複数の需要家のうちいずれかの需要家に対する供給圧力が、予め設定された圧力の範囲を超えたことを示す圧力情報を取得した場合、前記いずれかの需要家の位置からの前記導管網に沿った経路長が予め設定された範囲内である他の需要家に対する供給圧力を示す圧力情報を取得する
ことを特徴とする請求項3記載の漏洩位置推定装置。
【請求項6】
前記圧力情報取得部は、前記複数の需要家のうちいずれかの需要家に対する供給圧力が、予め設定された圧力の範囲を超えたことを示す圧力情報を取得した場合、前記いずれかの需要家が位置する住所と少なくとも一部が共通する住所に位置する他の需要家に対する供給圧力を示す圧力情報を取得する
ことを特徴とする請求項3記載の漏洩位置推定装置。
【請求項7】
前記推定部は、前記複数の需要家のうちいずれかの需要家に対する供給圧力が、予め設定された圧力の範囲を連続して超えた時間に基づいて、前記導管網における前記流体の漏洩位置を推定する
ことを特徴とする請求項3記載の漏洩位置推定装置。
【請求項8】
前記推定部は、前記複数の需要家のうちいずれかの需要家に対する供給圧力が、予め設定された圧力の範囲を超えた頻度に基づいて、前記導管網における前記流体の漏洩位置を推定する
ことを特徴とする請求項3記載の漏洩位置推定装置。
【請求項9】
前記圧力情報取得部は、前記他の需要家に対する供給圧力が、予め設定された圧力の範囲を超えたことを示す圧力情報を取得した場合、更に別の需要家に対する供給圧力を示す圧力情報を取得する
ことを特徴とする請求項3記載の漏洩位置推定装置。
【請求項10】
圧力情報取得部と、圧力変化情報取得部と、推定部と、を備えた装置が行う漏水位置推定方法であって、
前記圧力情報取得部が、導管網から流体の供給を受ける複数の需要家に対する前記流体の供給圧力を示す圧力情報を、前記複数の需要家毎に取得するステップと、
前記圧力変化情報取得部が、前記圧力情報取得部によって取得された複数の圧力情報の変化に関する圧力変化情報を取得するステップと、
前記推定部が、前記圧力変化情報取得部によって取得された圧力変化情報に基づいて、前記導管網における前記流体の漏洩位置を推定するステップと、を備えた
ことを特徴とする漏洩位置推定方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、漏洩位置推定装置及び漏洩位置推定方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、地中に埋設された上水道管に配置されたセンサによって検知された振動信号に基づいて、上水道管の漏水を検知する漏水位置推定システムが開示されている(特許文献1参照)。この漏水位置推定システムは、センサからの振動信号の強度に基づいて、漏水位置の推定を行っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-183936号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般に、需要家のガスの使用量を測定すると共に、需要家に対するガスの供給圧力を測定し、供給圧力を示す情報を外部へ送信可能な通信機能付きのスマートメータが知られている。このようなスマートメータを利用することによって、仮に、特定の需要家の近くの導管でガスの漏洩が発生した場合に、当該特定の需要家のスマートメータからの情報に基づいて、当該特定の需要家に対する供給圧力の変化を検知することが可能である。
【0005】
しかしながら、需要家に対する供給圧力は、導管網での漏洩が発生していない状態であっても、需要家による消費活動に応じて刻々と変化するものであり、また、需要家による消費量や導管網の形状、供給元であるガバナからの距離等によって、需要家毎に供給圧力が異なる。このため、需要家に対する供給圧力を知ることが可能である場合であっても、導管網における漏洩位置の推定精度を向上させることが難しいという課題がある。
【0006】
本開示は、上記課題を解決するものであって、従来よりも、導管網における流体の漏洩位置の推定精度を向上させることができる漏洩位置推定装置及び漏洩位置推定方法を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る漏洩位置推定装置は、導管網から流体の供給を受ける複数の需要家に対する流体の供給圧力を示す圧力情報を、複数の需要家毎に取得する圧力情報取得部と、圧力情報取得部によって取得された複数の圧力情報の変化に関する圧力変化情報を取得する圧力変化情報取得部と、圧力変化情報取得部によって取得された圧力変化情報に基づいて、導管網における流体の漏洩位置を推定する推定部と、を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、従来よりも、導管における流体の漏洩位置の推定精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1に係る圧力監視システムの概略構成を示すブロック図。
実施の形態1に係る圧力監視装置のハードウェア構成の一例を示す図。
実施の形態1に係る圧力監視装置のハードウェア構成の一例を示す図。
実施の形態1に係る圧力監視装置が行う処理の一例を示すフローチャート。
実施の形態1に係る圧力監視システムにおいて、報知情報に対応するガスメータから圧力情報を取得した状態を示す模式図。
実施の形態1に係る圧力監視システムにおいて、選択したガスメータへ圧力情報送信命令を出力した状態を示す模式図。
実施の形態1に係る圧力監視システムにおいて、特定のガスメータから圧力情報を取得した結果、漏洩の可能性がないと判定される状態を示す模式図。
実施の形態1に係る圧力監視システムにおいて、選択したガスメータから圧力情報を取得した結果、漏洩の可能性がないと判定される状態を示す模式図。
実施の形態1に係る圧力監視システムにおいて、選択したガスメータから圧力情報を取得した結果、漏洩の可能性があると判定される状態を示す模式図。
実施の形態1に係る圧力監視システムにおいて、選択したガスメータから圧力情報を取得した結果、漏洩位置が情報取得範囲外である可能性があると判定される状態を示す模式図。
実施の形態1に係る圧力監視システムにおいて、情報取得範囲を拡大した状態を示す模式図。
実施の形態1に係る圧力監視システムにおいて、拡大した情報取得範囲のガスメータから圧力情報を取得した結果、漏洩の可能性があると判定される状態を示す模式図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示に係る実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る圧力監視システムの概略構成を示すブロック図である。図1に示すように、実施の形態1に係る圧力監視システムは、圧力監視装置10と、圧力監視装置10によって監視される導管網によってガスの供給を受ける複数の需要家のそれぞれが有する複数のガスメータ20と、を備えている。圧力監視装置10と複数のガスメータ20とは、情報の通信が可能になるように電気的に接続されている。例えば、圧力監視装置10と複数のガスメータ20とは、無線通信を介した情報通信網によって接続されている。なお、実施の形態1に係る圧力監視システムは、圧力監視装置10によって監視される導管網の全ての需要家がガスメータ20を有していてもよいし、一部の需要家のみがガスメータ20を有していてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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