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公開番号
2025004264
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-14
出願番号
2024185283,2023036776
出願日
2024-10-21,2018-06-29
発明の名称
衣類
出願人
学校法人帝京大学
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A41B
9/02 20060101AFI20250106BHJP(衣類)
要約
【課題】尿漏れによる尿の滲みや脇漏れを防止できるとともに、衛生面に優れた衣類を提供する。
【解決手段】 ユーザー(U)の腰部に配置されるウエスト部(2)と、ウエスト部(2)よりも下方に位置し、ユーザー(U)の前方を覆う前身頃(5)と、を備え、前身頃(5)は、ユーザー(U)の下腹部を覆う前身頃本体部(51)と、前身頃本体部(51)に設けられ、ユーザー(U)の陰茎(P)が挿通可能なように形成された挿通孔(53)と、前身頃本体部(51)に対して装着および剥離可能に設けられ、装着状態において挿通孔(53)および挿通孔(53)の周辺の所定領域(W)を覆い、剥離状態において挿通孔(53)から挿通された陰茎(P)を露出可能なフラップ部材(60)と、を有し、フラップ部材(60)には、装着状態において挿通孔(53)から挿通された陰茎(P)の亀頭(K)に当接可能に設けられ、水分を吸水保持可能な吸水部(67)が設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
環状に形成され、生体の腰部に配置されるウエスト部と、
前記ウエスト部よりも下方に位置し、前記生体の前方を覆う前身頃と、
を備え、
前記前身頃は、
前記生体の下腹部を覆う前身頃本体部と、
前記前身頃本体部に設けられ、前記生体の陰茎が挿通可能なように形成された挿通孔と、
前記前身頃本体部に対して装着および剥離可能に設けられ、装着状態において前記挿通孔および前記挿通孔の周辺の所定領域を覆い、剥離状態において前記挿通孔から挿通された前記陰茎を露出可能なフラップ部材と、
を有し、
前記フラップ部材には、前記装着状態において前記挿通孔から挿通された前記陰茎の亀頭に当接可能に設けられ、水分を吸水保持可能な吸水部が設けられ、
前記挿通孔の縁部に処理が施されることによって、前記挿通孔の縁部が伸縮不能に形成され、
前記挿通孔は、円形を有し、
前記挿通孔の直径は、3.2cmよりも大きく、かつ前記生体の陰嚢が前記前身頃本体部の外に露出不能な大きさとなっている、
ことを特徴とする衣類。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記装着状態において、前記フラップ部材と前記前身頃本体部との間には、前記陰茎を露出可能なスリットが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の衣類。
【請求項3】
前記フラップ部材は、少なくとも左右方向の一方側の部分が前記前身頃本体部に対して接合されるとともに、上部が前記前身頃本体部に対して係脱可能に設けられ、
前記吸水部は、前記フラップ部材に対して着脱可能に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の衣類。
【請求項4】
前記前身頃本体部のうち、前記所定領域に対応する部位は、防水素材により形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の衣類。
【請求項5】
前記フラップ部材は、防水素材により形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の衣類。
【請求項6】
前記所定領域は、前記生体の鼠蹊部と前記生体のウエストラインとにより囲まれた領域に対応した領域であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の衣類。
【請求項7】
前記挿通孔の縁部にステッチが施されることで前記挿通孔の縁部が伸縮不能に形成されている、または、前記挿通孔の縁部に補強用のパッチが縫合されることで前記挿通孔の縁部が伸縮不能に形成されている、
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の衣類。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、衣類に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
加齢による筋力の低下や前立腺肥大等によって排尿時の尿切れが悪くなり、尿道に溜まった尿がパンツの中で漏れる「尿漏れ」が発生することが知られている。漏れた尿は、ズボンに滲みだす場合もあり、その対策が望まれている。
例えば脊髄の損傷や前立腺の摘出等により、自らの意思に反して排尿されるいわゆる排尿障害を抱える疾病者についても、尿漏れの対策が望まれている。
【0003】
例えば特許文献1には、外装体と内装体の二重構造とし、内装体は前身頃と後身頃の間の股間部に少なくとも肌に接する内表面を通気性,通水生を有するメッシュ生地で構成し尿を吸収することができる保水部を形成するとともに、該保水部の外側に吸水材を出し入れすることができる間隔を保持させて防水シート材による防水皿を装着し、全体の外表面を外装体で覆ったことを特徴とする失禁パンツ(衣類)が提案されている。
【0004】
ところで、上述のような失禁パンツは、尿漏れによるズボンへの尿の滲みを防止することはもちろんだが、ユーザーの鼠蹊部と失禁パンツとの間からの尿の漏れ(以下、「脇漏れ」という)や、尿を吸収した後における衛生面の向上等が望まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2001-25483号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の態様は、尿漏れによる尿の滲みや脇漏れを防止できるとともに、衛生面に優れた衣類を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1の態様は、衣類は、環状に形成され、生体の腰部に配置されるウエスト部と、前記ウエスト部よりも下方に位置し、前記生体の前方を覆う前身頃と、を備え、前記前身頃は、前記生体の下腹部を覆う前身頃本体部と、前記前身頃本体部に設けられ、前記生体の陰茎が挿通可能なように形成された挿通孔と、前記前身頃本体部に対して装着および剥離可能に設けられ、装着状態において前記挿通孔および前記挿通孔の周辺の所定領域を覆い、剥離状態において前記挿通孔から挿通された前記陰茎を露出可能なフラップ部材と、を有し、前記フラップ部材には、前記装着状態において前記挿通孔から挿通された前記陰茎の亀頭に当接可能に設けられ、水分を吸水保持可能な吸水部が設けられ、前記挿通孔の縁部に処理が施されることによって、前記挿通孔の縁部が伸縮不能に形成され、前記挿通孔は、円形を有し、前記挿通孔の直径は、3.2cmよりも大きく、かつ前記生体の陰嚢が前記前身頃本体部の外に露出不能な大きさとなっている、ことを特徴としている。
【0008】
本発明の第2の態様は、前記装着状態において、前記フラップ部材と前記前身頃本体部との間には、前記陰茎を露出可能なスリットが設けられていることを特徴としている。
【0009】
本発明の第3の態様は、前記挿通孔の直径は、前記陰茎の直径に対応して設定され、前記挿通孔の縁部は、伸縮不能に形成されていることを特徴としている。
【0010】
本発明の第4の態様は、前記フラップ部材は、少なくとも左右方向の一方側の部分が前記前身頃本体部に対して接合されるとともに、上部が前記前身頃本体部に対して係脱可能に設けられ、前記吸水部は、前記フラップ部材に対して着脱可能に設けられていることを特徴としている。
(【0011】以降は省略されています)
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