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公開番号2025089749
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-16
出願番号2023204573
出願日2023-12-04
発明の名称視線誘導装置及び投光器
出願人学校法人帝京大学
代理人弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類G02C 11/00 20060101AFI20250609BHJP(光学)
要約【課題】簡易な構成で、ハンズフリーで検査及び診察ができる視線誘導装置及び投光器を提供する。
【解決手段】視線誘導装置1は、患者の視線を誘導する視線誘導装置1であって、検者の眼鏡40に引っ掛ける引っ掛け部2を備え、引っ掛け部2が患者の視線を誘導する視標体を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
患者の視線を誘導する視線誘導装置であって、
検者の眼鏡に引っ掛ける引っ掛け部を備え、
前記引っ掛け部が患者の視線を誘導する視標体を備える、
視線誘導装置。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
前記視標体が発光部である、
請求項1に記載の視線誘導装置。
【請求項3】
前記発光部の光を遮蔽するイラスト体を備え、
前記視標体として、前記発光部又は前記イラスト体を選択可能とした、
請求項2に記載の視線誘導装置。
【請求項4】
前記視標体がイラスト体である、
請求項1に記載の視線誘導装置。
【請求項5】
前記引っ掛け部は、検者の眼鏡のフレーム中央又は検者の眼鏡のフレーム側部の何れかに引っ掛け可能に構成される、
請求項1に記載の視線誘導装置。
【請求項6】
耳、鼻、喉などを診察する際に使用される投光器であって、
検者の眼鏡に引っ掛ける引っ掛け部を備え、
前記引っ掛け部が発光部を備え、
前記発光部は検者の瞳孔を挟んで対向する位置に、少なくとも一対で配置される、
投光器。
【請求項7】
少なくとも一対の前記発光部は検者の瞳孔に対する位置を可変に構成される、
請求項6に記載の投光器。
【請求項8】
前記引っ掛け部は、検者の眼鏡のフレーム側部に引っ掛けられる、
請求項6又は7に記載の投光器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、視線誘導装置及び投光器に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、眼科機能検査などで、患者の視線を誘導するための、ペンライトなどの手にもって使用される視線誘導装置が知られている。また、耳、鼻、喉などを診察する際に使用される投光器としては、検者が頭部に装着する所謂額帯鏡などが知られているが、近年では、額帯鏡の代替として、メガネフレームに複数の発光部を配置したものが提案されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-190654号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の視線誘導装置は、検者の両手がふさがっている状態では使用できないという課題がある。また、特許文献1の投光器は、耳、鼻、喉などの診察部位を観察しにくい場合がある。
そこで、本発明の目的は、簡易な構成で、ハンズフリーで検査及び診察ができる視線誘導装置及び投光器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明にかかる視線誘導装置は、患者の視線を誘導する視線誘導装置であって、検者の眼鏡に引っ掛ける引っ掛け部を備え、前記引っ掛け部が患者の視線を誘導する視標体を備える。
また、本発明にかかる投光器は、耳、鼻、喉などを診察する際に使用される投光器であって、検者の眼鏡に引っ掛ける引っ掛け部を備え、前記引っ掛け部が発光部を備え、前記発光部は検者の瞳孔を挟んで対向する位置に、少なくとも一対で配置される。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、簡易な構成で、ハンズフリーで検査及び診察ができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
視線誘導装置の一実施形態を示す図である。
視線誘導装置の一実施形態を示す図である。
視線誘導装置の分解斜視図である。
視線誘導装置の分解斜視図である。
視線誘導装置の背面図である。
投光器の一実施形態を示す斜視図である。
投光器の背面図である。
変形例にかかる投光器の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(視線誘導装置の構成)
以下、図面を参照して視線誘導装置の一実施形態について説明する。各図に示すUPの符号は上方を示し、FRは前方を示す。
図1は、視線誘導装置1を眼鏡40のフレーム中央に取り付けた態様を示し、図2は、眼鏡40の一方の目の側に取り付けた態様を示す。
各図において、眼鏡40は、検者が使用している眼鏡を対象としているが、これに限定されず、メガネフレームを有するものであれば、眼科検査用に予め準備されている、例えば視力検査用の眼鏡などでもよい。
視線誘導装置1は、カバーテストにより患者の目の状態を検査する場合、図1に示すように、眼科における検者が装着する眼鏡40の中央に取り付けて用いられる。カバーテストを行う場合、検者は片手に遮眼子を持ち、遮眼子を患者の両目へ交互に当てる。さらに、検者はプリズム等の遮眼子とは別の道具(図示せず)を持つこともある。
視線誘導装置1は、図3~図5に示すように、引っ掛け部2と、引っ掛け部2に支持される突出部3とを備える。視線誘導装置1は、樹脂により形成されている。
【0009】
引っ掛け部2は、上下方向に延びる一対の留め部5と、留め部5の上部から後下方向に延びる一対の係止部4と、留め部5の上部を架橋する架橋部6とを備える。引っ掛け部2は、架橋部6の中心に対して対称に形成されている。留め部5と架橋部6は、略同一の厚さを有する板状部材で一体に形成されている。
【0010】
図5に示すように、後方視において、一対の留め部5は、対向して形成され、一対の係止部4は、同じく対向して形成されている。留め部5は留め部5の上端同士の幅に対し、下端同士の幅が広くなるように形成され、係止部4は係止部4の上端同士の幅に対し、同じく下端同士の幅が広くなるように形成されている。すなわち後方視で、留め部5、及び係止部4は、先端が末広がりに形成されている。係止部4の先端部4Aはそれぞれ、留め部5の長手方向略半分の位置まで留め部5と重なって延出する。係止部4の厚さは、図3及び図4に示すように、留め部5及び架橋部6の各厚さよりも厚く形成され、先端部4Aに向かって窄まるように形成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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