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公開番号2024180616
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-26
出願番号2024181494,2021029557
出願日2024-10-17,2021-02-26
発明の名称コルゲート装着構造
出願人古河電気工業株式会社,古河AS株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H02G 3/22 20060101AFI20241219BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】外嵌部分におけるコルゲートチューブとグロメットとの間からの内部への浸水を防止することができ、かつ、コルゲートチューブとグロメットとの間における止水性能が低下しても容易に回復することができるコルゲート装着構造を提供すること。
【解決手段】小径部11と大径部12が長手方向Xに沿って交互に形成されたコルゲートチューブ10と、コルゲートチューブ10に外嵌されるグロメット20と、弾性を有する環状部材30とが備えられ、環状部材30は、コルゲートチューブ10の外周面とグロメット20の内周面の間に配置されて外周面と内周面とに当接する。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
小径部と大径部が長手方向に沿って交互に形成されたコルゲートチューブと、
前記コルゲートチューブにおける端部に外嵌するグロメットと、
弾性を有する環状部材とが備えられ、
前記環状部材は、外嵌状態にある前記グロメットの内周面と前記コルゲートチューブの外周面との間に配置されて前記外周面と前記内周面とに当接
し、
前記グロメットの外周に固定されるバンドを備え、
前記環状部材の径外側領域よりもコルゲート挿入端側の反対側の前記グロメットの前記外周面に前記バンドが収まるバンド固定部が設けられた
コルゲート装着構造。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記環状部材は、前記コルゲートチューブにおける前記小径部の外周に配置された
請求項1に記載のコルゲート装着構造。
【請求項3】
前記グロメットの内面において、前記小径部の外周に配置された前記環状部材が当接する箇所に、他の部分より凹状となる凹部が周方向に沿って形成された
請求項2に記載のコルゲート装着構造。
【請求項4】
前記環状部材は、前記コルゲートチューブにおける前記小径部に配置される厚肉環状部と、当該厚肉環状部から前記長手方向に延びて隣接する前記大径部を覆う薄肉環状部とを有する
請求項2又は請求項3に記載のコルゲート装着構造。
【請求項5】
前記環状部材は、前記コルゲートチューブにおける前記大径部の外周に配置された
請求項1に記載のコルゲート装着構造。
【請求項6】
前記環状部材は、前記コルゲートチューブにおける前記大径部を覆う薄肉環状部と、当該薄肉環状部から前記長手方向の両側に延びて隣接する前記小径部に配置される厚肉環状部とを有する
請求項5に記載のコルゲート装着構造。
【請求項7】
前記グロメットの前記内周面において径内側方向へ突出するコルゲート係止部が設けられ、
前記コルゲート係止部は、前記コルゲートチューブにおける前記小径部に配置される
請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のコルゲート装着構造。
【請求項8】
前記環状部材は、前記コルゲート係止部よりも前記グロメットのコルゲート挿入端側に配置された
請求項7に記載のコルゲート装着構造。
【請求項9】
前記グロメットの外周に固定されるバンドを備え、
前記コルゲート係止部の径外側領域を含む前記グロメットの前記外周面に前記バンドが収まるバンド固定部が設けられた
請求項7又は請求項8に記載のコルゲート装着構造。
【請求項10】
前記バンド固定部は、前記環状部材からひとつ以上の前記小径部を隔てた前記グロメットの前記外周面に設けられた
請求項

に記載のコルゲート装着構造。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、例えば、コルゲートチューブとグロメットとを装着する構造であるコルゲート装着構造に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、高圧用の電線を配索する際に、高圧用の電線が内部に挿通されるコルゲートチューブや、コルゲートチューブの端部に外嵌するグロメットを用いることがある。
そして、コルゲートチューブとグロメットとの外嵌部分において、コルゲートチューブとグロメットとが密着することで、コルゲートチューブとグロメットとの間から組付けられたコルゲートチューブとグロメットの内部への浸水を防止している。
【0003】
例えば、特許文献1に記載のグロメットは、コルゲートチューブに外嵌する部分における内周面から径内側に向けて突出する内周リップが設けられている。そのため、コルゲートチューブにグロメットを外嵌すると、外嵌部分においてコルゲートチューブとグロメットとが密着するだけでなく、小径部と大径部とが交互に連続する蛇腹の円筒状に形成されたコルゲートチューブの小径部に、内周リップが噛合することとなる。
【0004】
上述のように、内周リップがコルゲートチューブの小径部に噛合することで、外嵌部分におけるコルゲートチューブの外面とグロメットの内面との浸水経路が長くなり、前記外嵌部分における前記グロメットと前記コルゲートチューブとの間からの前記内部への浸水をより防止できるとされている。
しかし、特許文献1に記載のグロメットでは、経年劣化や損傷等によって、内周リップの変形性能が低下し、前記外嵌部分における前記グロメットと前記コルゲートチューブとの間からの前記内部への止水性能が低下した場合には、グロメット自体を交換せざるを得ず、止水性能を容易に回復することができなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-42023号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
この発明は、外嵌部分におけるコルゲートチューブとグロメットとの間からの内部への浸水を防止することができ、かつ、コルゲートチューブとグロメットとの間における止水性能が低下しても容易に回復することができるコルゲート装着構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明は、小径部と大径部が長手方向に沿って交互に形成されたコルゲートチューブと、前記コルゲートチューブにおける端部に外嵌するグロメットと、弾性を有する環状部材とが備えられ、前記環状部材は、外嵌状態にある前記グロメットの内周面と前記コルゲートチューブの外周面との間に配置されて前記外周面と前記内周面とに当接
し、前記グロメットの外周に固定されるバンドを備え、前記環状部材の径外側領域よりもコルゲート挿入端側の反対側の前記グロメットの前記外周面に前記バンドが収まるバンド固定部が設けられた
コルゲート装着構造であることを特徴とする。
【0008】
前記環状部材は、前記コルゲートチューブの外周面と前記グロメットの内周面とに挟まれて、双方と密着するように構成されていればよい。なお、前記環状部材は、弾性を有する樹脂によって環状に形成され、内部に前記コルゲートチューブを挿入可能に構成されていればよい。また、前記環状部材は、前記グロメットよりも高剛性に形成されることが望ましい。
【0009】
この発明により、外嵌部分におけるコルゲートチューブとグロメットとの間からの内部への浸水を防止することができ、かつ、コルゲートチューブとグロメットとの間における止水性能が低下しても容易に回復させることができる。
【0010】
詳述すると、外嵌状態において、前記コルゲートチューブの外周面と前記グロメットの内周面とに当接するように備えられた前記環状部材は、前記コルゲートチューブと前記グロメットとによって挟み込まれる。
(【0011】以降は省略されています)

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