TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024180579
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-26
出願番号
2024180543,2021012113
出願日
2024-10-16,2021-01-28
発明の名称
ジョイントカバーおよびジョイントカバーを備えたワイヤハーネス
出願人
古河電気工業株式会社
,
古河AS株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02G
15/10 20060101AFI20241219BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】接続電線の接続部にその軸線方向への引張り力が作用した際においても、接続部が絶縁体で形成されたカバー本体から抜け出さないように該カバー本体に収容した状態に保つこと。
【解決手段】複数の電線を接続部7で接続した接続電線5の少なくとも接続部7を内部に収容する、絶縁体から成るカバー本体11が備えられ、接続電線5における、カバー本体11に収容される部分5Aの少なくとも一部の向きを、カバー本体11から延出する部分5Bの延出方向に対して交差する向きにガイドするガイド部17Cが、カバー本体11に設けられた。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の電線を接続部で接続した接続電線の少なくとも上記接続部を内部に収容する、絶縁体から成るカバー本体が備えられ、
上記接続電線における、上記カバー本体に収容される部分を被収容電線とするとともに、上記カバー本体から延出する部分を延出電線とし、
上記カバー本体に、
上記被収容電線の少なくとも一部の向きを、上記延出電線の延出方向に対して交差する向きにガイドするガイド部が設けら
れ、
上記延出電線の延出方向に直交する方向において、上記カバー本体に対して両側に隣接配置される一対の隣接カバー本体のうち、一方側の上記隣接カバー本体が隣接する側の上記カバー本体における部位には、
一方側の上記隣接カバー本体に設けられた第1係合部と係合される第2係合部が設けられるとともに、
他方側の上記隣接カバー本体が隣接する側の上記カバー本体における部位には、
他方側の上記隣接カバー本体に設けられた上記第2係合部と係合される上記第1係合部が設けられた
ジョイントカバー。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
上記カバー本体に、上記被収容電線を収容する収容部が設けられ、
上記収容部には、少なくとも上記接続部を収容する中央収容部分と、該中央収容部分を隔てた各側に設けられた外側収容部分とが備えられ、
上記ガイド部は、上記中央収容部分又は/及び上記外側収容部分の少なくとも一部に設けられた
請求項1に記載のジョイントカバー。
【請求項3】
上記中央収容部分は、上記延出電線の延出方向と略平行に設けられ、
上記外側収容部分は、少なくとも一部が、上記延出電線の延出方向に対して交差する向きに設けられ、
上記ガイド部は、上記外側収容部分の上記少なくとも一部によって形成された
請求項2
に記載のジョイントカバー。
【請求項4】
上記収容部の両端は、上記延出電線の延出方向に沿って互いに同軸上に設けられた
請求項3に
記載のジョイントカバー。
【請求項5】
上記第1係合部は、上記延出方向に沿って延びるピンで形成され、
上記第2係合部は、上記ピンを挿入して係合する
ピン係合穴
で形成された
請求項1乃至4のいずれか1項に
記載のジョイントカバー。
【請求項6】
複数の幹線を同一方向に束ねたハーネス本体を備えるとともに、該ハーネス本体の周方向に配設され
るジ
ョイントカバーを複数備えたワイヤハーネスであって、
上記ジョイントカバーは、
複数の電線を接続部で接続した接続電線の少なくとも上記接続部を内部に収容する、絶縁体から成るカバー本体が備えられ、
上記接続電線における、上記カバー本体に収容される部分を被収容電線とするとともに、上記カバー本体から延出する部分を延出電線とし、
上記カバー本体に、
上記被収容電線の少なくとも一部の向きを、上記延出電線の延出方向に対して交差する向きにガイドするガイド部が設けられ、
上記ハーネス本体の外周に配設した複数の上記ジョイントカバーの夫々は、周方向の一方側に隣接配置した一方側の上記ジョイントカバーとの隣接部位に、一方側の上記ジョイントカバーに設けられた第1係合部と係合される第2係合部が設けられるとともに、
周方向の他方側に隣接配置した他方側の上記ジョイントカバーとの隣接部位に、他方側の上記ジョイントカバーに設けられた
上記
第2係合部と係合される
上記
第1係合部が設けられ、
複数の上記ジョイントカバーの夫々と、周方向の上記一方側又は/及び上記他方側に隣接配置した
上記
ジョイントカバーとは、上記第1係合部と上記第2係合部とが係合されていることを特徴とする
ワイヤハーネス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、複数の電線を接続部で接続した接続電線の少なくとも上記接続部を覆うジョイントカバーおよびジョイントカバーを備えたワイヤハーネスに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
ワイヤハーネスは、多数の幹線を束ねた幹線群(ハーネス本体)と、この幹線群から必要に応じて枝線を分岐させた分岐部を有しており、分岐部において、枝線の一方の末端が幹線群の中の分岐対象となる幹線にスプライス接続されている。なお、車両において搭載される車両用のワイヤハーネスにおいて枝線の他方の末端は、車内に配置された各種電気機器とコネクタ等によって接続される。
【0003】
従来より、分岐部において枝線と幹線とからなる2本の電線をスプライス接続する場合、幹線の軸線方向の分岐部に相当する中間で絶縁被覆を皮剥ぎするとともに、枝線の一方の末端における絶縁被覆を皮剥ぎする。そして、枝線と幹線との両者における、露出させた導体(芯線)に例えば、スプライス端子(「スプライスジョイント」とも称する)を加締め圧着する。これにより、ワイヤハーネスの分岐部において両電線が接続された接合部が形成される。その後、両電線の接合部は、ジョイント端子や電線の導体の露出部分が覆われるように絶縁テープで巻き付けられる(例えば、特許文献1の図5参照)。
【0004】
しかしながら例えば、ワイヤハーネスの配索作業中に、絶縁テープが、接続部から外れるなどして該接続部に対して電線の軸線方向に位置ずれしてしまい、接続部においてジョイント端子等が露出する不具合が発生することが懸念される。このような課題は特に細物電線同士をジョイント端子で接続した場合に特に生じ易い。
【0005】
対策として、接続部に巻き付けた絶縁テープに対して、さらに外側から絶縁テープを補強する補強テープを巻き付けることで上述した絶縁テープの位置ずれを防止しているが、コストや配索時の作業量が増加するという別の課題が生じる。
【0006】
また例えば、大物のワイヤハーネスにおいては、接続部が多数存在することから、ハーネス本体から枝線を分岐させるうえで適した箇所において、接続部を周方向に互いに極力近接するように配置させたい場合がある。しかしながら、上述したように、接続部に巻き付けた絶縁テープが位置ずれするおそれがあるため、接続部を互いに近接した位置に配置することが制限されるおそれがある。すなわち、このような場合には、ハーネス本体から枝線を分岐させるうえで適した箇所において分岐部を配置できないことから、結果として枝線の長さを最適な長さに設定できないという課題を有していた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開平11-233168号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明はこのような課題に鑑みてなされたもので、接続電線の接続部が絶縁体で形成されたカバー本体から抜け出ることなく、該カバー本体に収容した状態に保つことができるジョイントカバーおよびジョイントカバーを備えたワイヤハーネスの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
この発明のジョイントカバーは、複数の電線を接続部で接続した接続電線の少なくとも上記接続部を内部に収容する、絶縁体から成るカバー本体が備えられ、上記接続電線における、上記カバー本体に収容される部分を被収容電線とするとともに、上記カバー本体から延出する部分を延出電線とし、上記カバー本体に、上記被収容電線の少なくとも一部の向きを、上記延出電線の延出方向に対して交差する向きにガイドするガイド部が設けら
れ、上記延出電線の延出方向に直交する方向において、上記カバー本体に対して両側に隣接配置される一対の隣接カバー本体のうち、一方側の上記隣接カバー本体が隣接する側の上記カバー本体における部位には、一方側の上記隣接カバー本体に設けられた第1係合部と係合される第2係合部が設けられるとともに、他方側の上記隣接カバー本体が隣接する側の上記カバー本体における部位には、他方側の上記隣接カバー本体に設けられた上記第2係合部と係合される上記第1係合部が設けられ
たものである。
【0010】
上記構成によれば、接続電線に該接続電線の軸線方向への引張り力が作用した際に、接続部がカバー本体から抜け出ることを防止することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
インバーター
24日前
個人
通電確認器具
1日前
株式会社アイシン
制御装置
3日前
個人
共振電流制御形直流電源
1か月前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
10日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
10日前
株式会社アイシン
ロータ
11日前
株式会社東光高岳
開閉器
9日前
国立大学法人信州大学
回転電機
1か月前
ニチコン株式会社
電源装置
1か月前
株式会社アイシン
モータ装置
11日前
キヤノン株式会社
振動波モータ
25日前
株式会社豊田自動織機
回転電機のロータ
1日前
住友電装株式会社
電気接続箱
2日前
住友電装株式会社
電気接続箱
2日前
住友電装株式会社
電気接続箱
2日前
三菱電機株式会社
半導体装置
9日前
マツダ株式会社
電力変換装置
23日前
住友電装株式会社
電気接続箱
1日前
住友電装株式会社
電気接続箱
23日前
富士電機株式会社
電力変換装置
23日前
株式会社ジェイテクト
制御装置
1か月前
本田技研工業株式会社
回転電機
1日前
富士電機株式会社
電力変換装置
1日前
ダイハツ工業株式会社
クレードル装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
充放電システム
23日前
株式会社ジェイテクト
制御装置
1日前
ミネベアミツミ株式会社
モータ
9日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
1日前
株式会社豊田自動織機
ステータ
1か月前
個人
電力貯蔵装置
3日前
キヤノン株式会社
駆動装置及び駆動方法
24日前
国立大学法人東海国立大学機構
整流回路
9日前
キヤノン株式会社
駆動装置及び駆動方法
24日前
株式会社JVCケンウッド
充電システム
1日前
株式会社東芝
電力変換装置
10日前
続きを見る
他の特許を見る