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公開番号2024180418
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-26
出願番号2024175638,2023043797
出願日2024-10-07,2020-04-15
発明の名称検出装置
出願人株式会社ジャパンディスプレイ,国立大学法人 東京大学
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H01L 27/146 20060101AFI20241219BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】光センサと被検出物との位置関係の変化に対応できる検出装置を提供する。
【解決手段】検出装置は、面状に配置された複数の光センサを有し、複数の光センサは各々所定期間において出力の変化が取得され、所定期間における出力の変化が最も大きい第1光センサが特定され、特定された前記第1光センサの出力が脈波データとされることを特徴とする。
【選択図】図17
特許請求の範囲【請求項1】
面状に配置された複数の光センサを有し、
前記複数の光センサは各々所定期間において出力の変化が取得され、前記所定期間における出力の変化が最も大きい第1光センサが特定され、
特定された前記第1光センサの出力が脈波データとされることを特徴とする、
検出装置。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記複数の光センサのうち、所定数の一部の光センサの出力が脈波データとされることを特徴とする、
請求項1に記載の検出装置。
【請求項3】
前記複数の光センサは複数のグループ領域に分割され、
前記所定期間における第1サブ期間に特定された出力の変化が最も大きい前記第1光センサを含む第1グループ領域が特定され、前記第1サブ期間の後の第2サブ期間において出力の変化が最も大きい光センサの出力に基づいたデータが脈波データとされることを特徴とする、
請求項1に記載の検出装置。
【請求項4】
前記所定期間は連続して複数設けられていることを特徴とする、
請求項3に記載の検出装置。
【請求項5】
前記複数の光センサおよび前記複数のグループ領域はマトリクス状に配置されている、
請求項3に記載の検出装置。
【請求項6】
前記第2サブ期間において前記出力の変化が最も大きい光センサの出力に基づいたデータは、前記出力の変化が最も大きい光センサの出力データであることを特徴とする、
請求項3に記載の検出装置。
【請求項7】
前記第2サブ期間において前記出力の変化が最も大きい光センサの出力に基づいたデータは、前記出力の変化が最も大きい光センサおよび当該光センサに隣接する複数の光センサの出力データを平均化したデータであることを特徴とする、
請求項3に記載の検出装置。
【請求項8】
前記光センサは有機フォトダイオードである、
請求項3に記載の検出装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、検出装置に関する。
続きを表示(約 3,200 文字)【背景技術】
【0002】
指紋パターンや静脈パターンを検出可能な光センサが知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-32005号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
光センサによる検出中に、光センサと生体組織との位置ずれが生じることがある。係る位置ずれが生じた場合であっても、光センサによる検出精度を確保するという観点で、光センサと被検出物との位置関係の変化に対応できる検出装置が求められていた。
【0005】
本発明は、光センサと被検出物との位置関係の変化に対応できる検出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様の検出装置は、面状に配置された複数の光センサを有し、前記複数の光センサは各々所定期間において出力の変化が取得され、前記所定期間における出力の変化が最も大きい第1光センサが特定され、特定された前記第1光センサの出力が脈波データとされることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施形態1に係る検出装置を示す平面図である。
図2は、実施形態1に係る検出装置の構成例を示すブロック図である。
図3は、検出装置を示す回路図である。
図4は、複数の部分検出領域を示す回路図である。
図5Aは、センサ部の拡大概略構成図である。
図5Bは、図5AのQ-Q断面図である。
図6は、フォトダイオードに入射する光の波長と変換効率との関係を模式的に示すグラフである。
図7は、検出装置の動作例を表すタイミング波形図である。
図8は、図7における読み出し期間の動作例を表すタイミング波形図である。
図9は、検出装置のセンサ部の駆動と、光源の点灯動作との関係を説明するための説明図である。
図10は、実施形態1の第1変形例に係るセンサ部の駆動と、光源の点灯動作との関係を説明するための説明図である。
図11は、実施形態1に係る検出装置の、センサ部と、第1光源及び第2光源との関係を模式的に示す図である。
図12は、実施形態1に係る検出装置の、センサ部と、第1光源及び第2光源との関係を模式的に示す図である。
図13は、第2光源と、センサ部と、指内の血管との位置関係の例を示す模式図である。
図14は、指と対向するように設けられた複数のフォトダイオードが形成する面状の検出領域を平面視した場合において例示的に設定されたフォトダイオード内の複数の位置を示す模式図である。
図15は、図14に示す複数の位置で取得された検出信号の経時変化例を示すグラフである。
図16は、所定期間と、フォーカス処理で特定されたフォトダイオードからの出力との関係を説明するためのタイムチャートである。
図17は、実施形態1における脈波データの出力に係る処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図18は、グループ領域単位での脈波データの取得制御を説明するための模式図である。
図19は、グループ領域単位での脈波データの取得制御を説明するための模式図である。
図20は、複数の部分検出領域からの出力の平均化処理の例を示す説明図である。
図21は、実施形態2における脈波データの出力に係る処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図22は、実施形態3及び実施形態4における脈波データの出力に係る処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図23は、図22の初回処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図24は、実施形態3における図22の位置ずれ対応処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図25は、実施形態3の変形例における図22の位置ずれ対応処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図26は、実施形態4における図22の位置ずれ対応処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図27は、実施形態4の変形例における図22の位置ずれ対応処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図28は、手首に装着可能な形態の検出装置の主要構成例を示す模式図である。
図29は、図28に示す検出装置による血管の検出例を示す模式図である。
図30は、指とセンサ部との間にレンズが設けられる構成例を示す図である。
図31は、相互静電容量方式のセンサの主要構成例を示す模式図である。
図32は、自己静電容量方式のセンサの主要構成例を示す模式図である。
図33は、バンダナに搭載された検出装置のセンサ部の配置例を示す図である。
図34は、衣服に搭載された検出装置のセンサ部の配置例を示す図である。
図35は、粘着性シートに搭載された検出装置のセンサ部の配置例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
【0009】
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る検出装置を示す平面図である。図1に示すように、検出装置1は、センサ基材21と、センサ部10と、ゲート線駆動回路15と、信号線選択回路16と、検出回路48と、制御回路122と、電源回路123と、第1光源基材51と、第2光源基材52と、少なくとも1つの第1光源61と、少なくとも1つの第2光源62と、を有する。
【0010】
センサ基材21には、フレキシブルプリント基板71を介して制御基板121が電気的に接続される。フレキシブルプリント基板71には、検出回路48が設けられている。制御基板121には、制御回路122及び電源回路123が設けられている。制御回路122は、例えばFPGA(Field Programmable Gate Array)である。制御回路122は、センサ部10、ゲート線駆動回路15及び信号線選択回路16に制御信号を供給して、センサ部10の検出動作を制御する。また、制御回路122は、第1光源61及び第2光源62に制御信号を供給して、第1光源61及び第2光源62の点灯又は非点灯を制御する。電源回路123は、センサ電源信号VDDSNS(図4参照)等の電圧信号をセンサ部10、ゲート線駆動回路15及び信号線選択回路16に供給する。また、電源回路123は、電源電圧を第1光源61及び第2光源62に供給する。
(【0011】以降は省略されています)

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