TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024179849
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-26
出願番号
2023099092
出願日
2023-06-16
発明の名称
内燃機関を備える車両
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
F02D
41/10 20060101AFI20241219BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】高負荷運転移行時において、空燃比荒れが生じても効果的に燃料リーン状態を抑制又は回避できる車両を提供する。
【解決手段】内燃機関を備える車両2は、内燃機関4から排出される排ガスを浄化する触媒を備える排ガス浄化装置20と、排ガス中の残留酸素濃度を検知する酸素センサ30、32と、残留酸素濃度に基づいて内燃機関4に供給される燃料に関する空燃比を制御するフィードバック制御を行う制御装置40と、を備えている。制御装置40は、高負荷運転移行後の所定期間、燃料を減量する下限値を設定して空燃比を補正する。こうすることで、高負荷運転移行時に、空燃比荒れが生じても、燃料リーン状態を抑制又は回避して、NOx排出量を抑制できる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
内燃機関を備える車両であって、
前記内燃機関から排出される排ガスを浄化する触媒を備える排ガス浄化装置と、
前記排ガス中の残留酸素濃度を検知する酸素センサと、
前記残留酸素濃度に基づいて前記内燃機関に供給される燃料に関する空燃比を制御するフィードバック制御を行う制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、高負荷運転移行後の所定期間、燃料を減量する下限値を設定して空燃比を補正する、車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、内燃機関を備える車両に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
内燃機関を備える車両においては、排ガス中の成分を酸化・還元して浄化するため触媒を備える排ガス浄化装置を備えている。こうした車両は、排ガス中の残留酸素濃度を検知する酸素センサを備え、残留酸素濃度に基づいて内燃機関における空気と燃料の混合比(以下、空燃比という。)を推定し、燃料を補正して空燃費を一定範囲に維持するフィードバック制御が行われている。
【0003】
フィードバック制御は、運転負荷にかかわらず燃料量を制御して空燃比を制御する。エンジンの高負荷移行時も、フィードバック制御により燃料を減量してリーン側に制御することで、NOx排出量が増加しやすい傾向にあることが知られている。例えば、特許文献1には、加速時などの高負荷運転移行時に、空燃比がリッチ側に向かうようにフィ-ドバック制御に関する補正係数を設定することが記載されている。これにより、NOx排出量が抑制される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-257484号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、高負荷運動移行時にあっては、検知される空燃比が大きく変動してその振幅が大きくなる現象(空燃比荒れ)が発生する場合がある。補正係数の設定では、空燃比荒れが発生した際、十分に燃料リーン状態を回避できない場合がある。
【0006】
本明細書は、高負荷運転移行時において、空燃比荒れが生じても効果的に燃料リーン状態を抑制又は回避できる車両を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本明細書が開示する技術は、内燃機関を備える車両に関する。この車両は、内燃機関から排出される排ガスを浄化する触媒を備える排ガス浄化装置と、排ガス中の残留酸素濃度を検知する酸素センサと、残留酸素濃度に基づいて内燃機関に供給される燃料に関する空燃比を制御するフィードバック制御を行う制御装置と、を備える。制御装置は、高負荷運転移行後の所定期間、燃料を減量する下限値を設定して空燃比を補正する。
【0008】
この車両によれば、高負荷運転移行後一定期間、空燃比荒れが発生した場合であっても、燃料の減量の下限値を設定することにより空燃比が燃料リーン側になりすぎないように補正できる。このため、従来のフィードバック制御による燃料リーン状態を効果的に抑制又は回避して、NOx排出量を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
車両の構成を示す図である。
制御装置によって実行される空燃比の下限値制御プロセスの一例を示す図である。
ハイブリッド車両の構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の車両2の実施形態について、適宜図面を参照して説明する。図1に示す車両2は、エンジン4と、排ガス浄化装置20と、酸素センサ30、32と、エンジン4を制御する制御装置40と、を備えている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
トヨタ自動車株式会社
方法
2日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関
2日前
トヨタ自動車株式会社
配達支援装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
配送支援装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
配達支援装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
車両の制御装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
車両の制御装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
配送管理システム
2日前
トヨタ自動車株式会社
配送支援システム
2日前
トヨタ自動車株式会社
車両の油圧制御装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
スタビライザ制御装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
オイルレベル検出装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
プラグインハイブリッド車両
2日前
株式会社デンソー
静電モータ駆動回路
2日前
トヨタ自動車株式会社
車速表示装置、車速表示方法、及び車速表示プログラム
2日前
トヨタ自動車株式会社
車両の制御装置、車両の制御方法、及び車両の制御プログラム
2日前
株式会社デンソー
対象物の位置を推定する方法、プログラム、および、対象物位置推定装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
遠隔制御無効化装置、車両および遠隔制御無効化方法
2日前
トヨタ自動車株式会社
車両、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
2日前
個人
燃焼状態診断システム
17日前
マツダ株式会社
ピストン
17日前
スズキ株式会社
燃料噴射システム
9日前
三菱自動車工業株式会社
キャニスタ
2日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関
2日前
株式会社SUBARU
シリンダライナ
16日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関
17日前
スズキ株式会社
エンジン制御システム
1か月前
株式会社SUBARU
蒸発燃料処理装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
異音解析装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
燃料供給装置
1か月前
スズキ株式会社
車両用のエンジンユニット
9日前
株式会社豊田自動織機
過給システム
22日前
トヨタ自動車株式会社
車両の制御装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両の制御装置
11日前
トヨタ自動車株式会社
車両の制御装置
9日前
続きを見る
他の特許を見る