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公開番号2024179033
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-26
出願番号2023097522
出願日2023-06-14
発明の名称サービス管理装置及びサービス管理方法
出願人株式会社日立製作所
代理人藤央弁理士法人
主分類G06Q 10/00 20230101AFI20241219BHJP(計算;計数)
要約【課題】セグメント間の階層構造に基づくサービスへの柔軟なアクセス管理を実現するサービス管理装置及びサービス管理方法を提供する。
【解決手段】サービス管理システムにおいて、サービス管理装置100は、企業、組織、及びユーザを含むセグメントそれぞれについてセグメント間の包含関係による階層構造が付与された相互構造を示すセグメント構造管理テーブル132と、サービスのライセンスと、当該ライセンスを保有するセグメントの相互構造と、を示すサービス提供条件管理テーブル134と、を保持し、認証の対象であるユーザ及びサービスを示す認証要求を受信し、セグメント構造管理テーブル132から、認証要求が示すユーザを含む相互構造を特定し、特定した相互構造に含まれるセグメントが保有するサービスのライセンスと、認証要求が示すサービスと、に基づいて、認証要求に対する認証を行う。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
サービス管理装置であって、
プロセッサとメモリとを備え、
前記メモリは、
企業、組織、及びユーザを含むセグメントそれぞれについてセグメント間の包含関係による階層構造が付与された相互構造を示すセグメント構造情報と、
サービスのライセンスと、当該ライセンスを保有するセグメントの前記相互構造と、を示すサービス提供条件管理情報と、を保持し、
前記プロセッサは、
認証の対象であるユーザ及びサービスを示す認証要求を受信し、
前記セグメント構造情報から、前記認証要求が示すユーザを含む相互構造を特定し、
前記特定した相互構造に含まれるセグメントが保有するサービスのライセンスと、前記認証要求が示すサービスと、に基づいて、前記認証要求に対する認証を行う、サービス管理装置。
続きを表示(約 2,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載のサービス管理装置であって、
前記サービス提供条件管理情報は、前記ライセンスを利用するセグメントが当該ライセンスに対応するサービスを利用するための予算を示し、
前記メモリは、前記セグメントそれぞれが有する予算に当該セグメントの前記相互構造が付与された予算構造情報を保持し、
前記プロセッサは、
前記認証要求が示すサービスに前記サービス提供条件管理情報において対応する予算と、前記特定した相互構造に含まれるセグメントが保有する前記予算構造情報が示す予算と、を比較して、前記認証要求に対する認証を行う、サービス管理装置。
【請求項3】
請求項1に記載のサービス管理装置であって、
前記メモリは、
前記サービスのライセンスと、当該ライセンスを保有するセグメントの前記相互構造と、当該サービスの利用量に基づく対価を計算するルールである従量計算ルールと、を示す従量計算ルール管理情報を保持し、
前記プロセッサは、
サービスと、当該サービスを利用したユーザと、当該サービスの利用量と、を示すメッセージを取得し、
前記従量計算ルール管理情報から、前記メッセージが示すユーザを含む相互構造と前記メッセージが示すサービスとに対応する従量計算ルールを特定し、
前記メッセージが示す利用量と、前記特定した従量計算ルールと、に基づいて、当該サービスの利用量に基づく対価を計算する、サービス管理装置。
【請求項4】
請求項3に記載のサービス管理装置であって、
前記メモリは、前記セグメントそれぞれが有する予算に当該セグメントの前記相互構造が付与された予算構造情報を保持し、
前記プロセッサは、前記計算した対価を、前記メッセージが示すユーザを含む相互情報に含まれるセグメントが保有する前記予算構造情報が示す予算に対して請求する、サービス管理装置。
【請求項5】
請求項3に記載のサービス管理装置であって、
前記メモリは、前記サービスによって得られた利益を受け取る組織と、当該サービスによって得られた利益の分配率と、を示すサービス利益分配管理情報を保持し、
前記プロセッサは、
前記サービス利益分配管理情報を参照して、前記計算した対価に対応するサービスを受け取る組織を特定し、
当該サービスと前記特定した組織と、に前記サービス利益分配管理情報において対応する分配率と、前記対価と、に基づいて、前記特定した組織に分配する利益を算出する、サービス管理装置。
【請求項6】
請求項5に記載のサービス管理装置であって、
前記メモリは、前記対価を支払う支払通貨と、前記分配される利益を受け取る受取通貨と、を示す情報を保持し、
前記プロセッサは、支払われた前記対価の前記支払通貨を前記受取通貨に変換して、前記特定した組織に利益を分配する、サービス管理装置。
【請求項7】
請求項3に記載のサービス管理装置であって、
前記プロセッサは、
前記メッセージが示すユーザを含む相互構造と、前記メッセージが示すサービスと、前記サービス提供条件管理情報が示す当該相互構造に対応するライセンスのサービスと、に基づいて、不正利用又は許可外利用を検知し、
前記不正利用又は前記許可外利用を検知した場合、前記メッセージが示すユーザが保有するライセンスに関する情報を、前記サービス提供条件管理情報から削除する、サービス管理装置。
【請求項8】
請求項1に記載のサービス管理装置であって、
前記プロセッサは、
第1ユーザを第2ユーザに変更する指示を受け付け、
前記セグメント構造情報における相互構造に含まれる前記第1ユーザと、前記サービス提供条件管理情報における相互構造に含まれる前記第1ユーザと、を前記第2ユーザに変更する、サービス管理装置。
【請求項9】
請求項1に記載のサービス管理装置であって、
前記プロセッサは、
第1セグメントが第1サービスのライセンスを保有することを示す情報を、前記サービス提供条件管理情報に登録する指示を受け付け、
前記第1セグメントを含む相互構造において、前記第1セグメントより上位の階層に位置するセグメントを、前記セグメント構造情報から特定し、
前記特定したセグメントが前記第1サービスのライセンスを保有していると、前記サービス提供条件管理情報に基づいて判定した場合、前記指示を拒否する、サービス管理装置。
【請求項10】
請求項1に記載のサービス管理装置であって、
前記メモリは、複数のユーザのグループを示す情報を保持し、
前記プロセッサは、前記複数のユーザの一部のユーザから受信した認証要求に対する認証に成功しても、前記複数のユーザの全てのユーザから受信した認証要求に対する認証に成功するまでは、当該一部のユーザを前記サービスの利用待ち状態とする、サービス管理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、サービス管理装置及びサービス管理方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
本技術分野の背景技術として、特開2020-067777号公報(特許文献1)がある。この公報には、サブスクリプション商品販売システムは、販売可能な複数種類のサブスクリプション商品に関する商品情報を管理する商品情報管理手段と、複数種類のサブスクリプション商品のうちのいずれかを指定するための商品指定手段、商品指定手段を介して指定されたサブスクリプション商品に関する商品情報を商品情報管理手段から取得し、当該サブスクリプション商品に応じたサブスクリプション契約情報を当該商品情報と対応付けて管理する契約情報管理手段とを備えている、ことが記載されている(要約参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
2020-067777号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1には、サブスクリプション商品販売システムが記載されており、サブスクリプション商品を契約した販売先の情報を管理している。サブスクリプションサービスを契約する販売先として、企業、企業に含まれる組織、及び組織に含まれるユーザ等の様々な階層的なセグメントが考えられる。例えば、企業に属する組織や、当該組織に属するユーザ等が、当該企業が契約しているサブスクリプションサービスにアクセスして利用する場合には、セグメント間の階層構造を考慮した上でアクセス管理を行う必要がある。
【0005】
しかし、特許文献1に記載の技術においては、このような契約先のセグメント間の階層構造を考慮することについては、記載されていない。そこで、本発明の一態様は、セグメント間の階層構造に基づくサービスへの柔軟なアクセス管理を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明の一態様は以下の構成を採用する。サービス管理装置は、プロセッサとメモリとを備え、前記メモリは、企業、組織、及びユーザを含むセグメントそれぞれについてセグメント間の包含関係による階層構造が付与された相互構造を示すセグメント構造情報と、サービスのライセンスと、当該ライセンスを保有するセグメントの前記相互構造と、を示すサービス提供条件管理情報と、を保持し、前記プロセッサは、認証の対象であるユーザ及びサービスを示す認証要求を受信し、前記セグメント構造情報から、前記認証要求が示すユーザを含む相互構造を特定し、前記特定した相互構造に含まれるセグメントが保有するサービスのライセンスと、前記認証要求が示すサービスと、に基づいて、前記認証要求に対する認証を行う。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、セグメント間の階層構造に基づくサービスへの柔軟なアクセス管理を実現することができる。
【0008】
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例におけるサービス管理システムの構成例を示すブロック図である。
実施例におけるサービス管理システムに含まれる各装置、及びユーザ端末を構成する計算機のハードウェア構成例を示すブロック図である。
実施例におけるサービス管理装置の機能構成例を示すブロック図である。
実施例における一元管理される前の各種情報の概要の一例を示す説明図である。
実施例におけるユーザ構造管理テーブルのデータ構成例を示す図である。
実施例におけるセグメント構造管理テーブルのデータ構成例を示す図である。
実施例における予算構造管理テーブルのデータ構成例を示す図である。
実施例におけるサービス提供条件管理テーブルのデータ構成例を示す図である。
実施例における従量計算ルール管理テーブルのデータ構成例を示す図である。
実施例における従量実績管理テーブルのデータ構成例を示す図である。
実施例におけるレポート用エビデンス管理テーブルのデータ構成例を示す図である。
実施例におけるサービス提供セグメント構造管理テーブルのデータ構成例を示す図である。
実施例におけるサービス利益分配管理テーブルのデータ構成例を示す図である。
実施例における従量実績生成処理の一例を示すフローチャートである。
実施例における認証管理処理の一例を示すフローチャートである。
実施例における請求処理の一例を示すフローチャートである。
実施例における利益分配処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。本実施形態において、同一の構成には原則として同一の符号を付け、繰り返しの説明は省略する。なお、本実施形態は本発明を実現するための一例に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではないことに注意すべきである。
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)

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