TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024179256
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-26
出願番号2023097965
出願日2023-06-14
発明の名称集配管理システムおよび集配管理方法
出願人株式会社日立製作所
代理人弁理士法人開知
主分類B65G 61/00 20060101AFI20241219BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】集配業務のコストダウンを図ることができる集配管理システム及び集配管理方法を提供すること。
【解決手段】集配物の集配を行う集配手段が複数の集配先を巡る集配経路に組み込まれ、集配物の集配の拠点となる集配拠点との間で中継輸送手段により輸送される集配物の中継を行う少なくとも1つの中継地点を有する集配地域について、集配手段の地上経路を探索し、集配手段が中継地点に到着する時刻を算出し、中継輸送手段が中継地点に到着する時刻を算出し、集配手段が中継地点に到着する時刻までに中継輸送手段が中継地点に到着するように、中継輸送手段の運行を計画し、計画された運行に基づいて中継輸送手段の運行を制御する。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
集配物の集配を行う集配手段が複数の集配先を巡る集配経路に組み込まれ、前記集配物の集配の拠点となる集配拠点との間で中継輸送手段により輸送される前記集配物の中継を行う少なくとも1つの中継地点を有する集配地域における、前記中継輸送手段を制御する集配制御装置を備え、
前記集配制御装置は、
前記集配手段の地上経路を探索する地上経路探索部と、
前記集配手段が前記中継地点に到着する時刻を算出する集配手段到着時刻算出部と、
前記中継輸送手段が前記中継地点に到着する時刻を算出する中継輸送手段到着時刻算出部と、
前記集配手段が前記中継地点に到着する時刻までに前記中継輸送手段が前記中継地点に到着するように、前記中継輸送手段の運行を計画する中継輸送手段運行計画部と、
中継輸送手段運行計画部で計画された運行に基づいて前記中継輸送手段の運行を制御する中継輸送手段制御部とを有することを特徴とする集配管理システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1記載の集配管理システムにおいて、
前記集配制御装置は、
前記地上経路上の前記中継地点を選定する中継地点選定部を備え、
前記集配手段到着時刻算出部は、前記中継地点選定部で選定された前記中継地点に前記集配手段が到着する時刻を算出し、
前記中継輸送手段到着時刻算出部は、前記中継地点選定部で選定された前記中継地点に前記中継輸送手段が到着する時刻を算出し、
前記中継地点選定部は、前記集配手段到着時刻算出部で算出された時刻と、前記中継輸送手段到着時刻算出部で算出された時刻とを用いて、前記中継輸送手段が配達物を届ける中継地点を選定することを特徴とする集配管理システム。
【請求項3】
請求項1記載の集配管理システムにおいて、
前記中継地点の設置間隔は、取り扱い量予測値が前記集配手段の最大積載量を超えないように決定されることを特徴とする集配管理システム。
【請求項4】
請求項3記載の集配管理システムにおいて、
前記取り扱い量予測値は、集配地域の人口密度、集配地域の面積、人口当たりの取り扱い量実績から算出されることを特徴とする集配管理システム。
【請求項5】
請求項1記載の集配管理システムにおいて、
前記中継輸送手段は、自動運転により制御されることを特徴とする集配管理システム。
【請求項6】
請求項1記載の集配管理システムにおいて、
前記中継輸送手段は、飛行体であることを特徴とする集配管理システム。
【請求項7】
集配物の集配を行う集配手段が複数の集配先を巡る集配経路に組み込まれ、前記集配物の集配の拠点となる集配拠点との間で中継輸送手段により輸送される前記集配物の中継を行う少なくとも1つの中継地点を有する集配地域について、
前記集配手段の地上経路を探索する手順と、
前記集配手段が前記中継地点に到着する時刻を算出する手順と、
前記中継輸送手段が前記中継地点に到着する時刻を算出する手順と、
前記集配手段が前記中継地点に到着する時刻までに前記中継輸送手段が前記中継地点に到着するように、前記中継輸送手段の運行を計画する手順と、
計画された運行に基づいて前記中継輸送手段の運行を制御する手順と
を有することを特徴とする集配管理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、集配管理システムおよび集配管理方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、ドローンなどの飛行体による物流の実用化が進められており、例えば、特許文献1に記載のものが知られている。
【0003】
特許文献1には、空中を飛行する飛行体が降下可能な地点であって、配達先から外出している荷物の受取人が前記配達先へと向かう経路上の地点を受取地点として設定する受取地点設定部と、前記受取人が前記受取地点に到着する到着予定時刻を取得する到着予定時刻取得部と、前記荷物を保持している前記飛行体が前記到着予定時刻に前記受取地点に到着するように前記飛行体の運行計画を作成する運行計画作成部と、を備える荷物集配システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-097444号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記従来技術においては、スケールメリットによるコスト対効果から都市部を対象とすることが多い。
【0006】
一方、物流に求められるユニバーサルサービスとしての役割を考えると、全国規模での利便性を担保しつつ、スケールメリットによるコスト対効果を見込むことが困難である地方での集配業務のコストダウンを図ることが望ましい。
【0007】
集配業務を必要とする地域には、人口密度が低く、集配拠点から遠隔地にあり、狭隘道路により結ばれているような地域もある。このような場合、人口密度が低いために集配拠点間の距離も長くなり、それに伴って集配拠点と集配地点間の距離も長くなることがとなる。また道路の整備も行き届いていないことも多いため狭隘道路を経由しての長距離にわたる運搬が必要になる。さらには狭隘道路を通過することができる運搬手段として積載量(重量)の小さな小型車両に限られている。すなわち、集配のためには集配拠点と集配地点間を繰り返し往復して運搬を行うことが必要となり、コストダウンの妨げとなっている。
【0008】
ユニバーサルサービスのためのコストは地方に限らず都市部の利用者も含めて利用者があまねく負担する場合が多いため、地方での集配業務のコストダウンは、ひいては都市部の利用者も含めてユニバーサルサービスのためのコスト負担の削減につながる。
【0009】
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、集配業務のコストダウンを図ることができる集配管理システム及び集配管理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、集配物の集配を行う集配手段が複数の集配先を巡る集配経路に組み込まれ、前記集配物の集配の拠点となる集配拠点との間で中継輸送手段により輸送される前記集配物の中継を行う少なくとも1つの中継地点を有する集配地域における、前記中継輸送手段を制御する集配制御装置を備え、前記集配制御装置は、前記集配手段の地上経路を探索する地上経路探索部と、前記集配手段が前記中継地点に到着する時刻を算出する集配手段到着時刻算出部と、前記中継輸送手段が前記中継地点に到着する時刻を算出する中継輸送手段到着時刻算出部と、前記集配手段が前記中継地点に到着する時刻までに前記中継輸送手段が前記中継地点に到着するように、前記中継輸送手段の運行を計画する中継輸送手段運行計画部と、中継輸送手段運行計画部で計画された運行に基づいて前記中継輸送手段の運行を制御する中継輸送手段制御部とを有するものとする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

株式会社日立製作所
電力変換装置
11日前
株式会社日立製作所
品質管理システム
11日前
株式会社日立製作所
中継要否決定装置
11日前
株式会社日立製作所
情報処理装置及び方法
13日前
株式会社日立製作所
診断装置および診断方法
13日前
株式会社日立製作所
学習装置、及び学習方法
11日前
株式会社日立製作所
軌条車両用空気調和装置
11日前
株式会社日立製作所
決定システム及び決定方法
11日前
株式会社日立製作所
設計支援装置及び設計支援方法
11日前
株式会社日立製作所
行動分析装置及び行動分析方法
18日前
株式会社日立製作所
検査支援装置及び検査支援方法
13日前
株式会社日立製作所
作業支援装置および作業支援方法
11日前
株式会社日立製作所
集配管理システムおよび集配管理方法
11日前
株式会社日立製作所
ケミカルリサイクルルート作成システム
11日前
株式会社日立製作所
ツール比較システム及びツール比較方法
11日前
株式会社日立製作所
サービス管理装置及びサービス管理方法
11日前
株式会社日立製作所
遺伝子分析方法および遺伝子分析キット
11日前
株式会社日立製作所
中継地点決定装置及び中継地点決定方法
11日前
株式会社日立製作所
乗客コンベア、及び、乗客コンベアの油受
12日前
株式会社日立製作所
文書の要約を生成するシステムおよび方法
12日前
株式会社日立製作所
生成装置、生成方法および生成プログラム
11日前
株式会社日立製作所
中継要否決定装置および中継要否決定方法
11日前
株式会社日立製作所
計算機システム及び推論の不確実性判定方法
11日前
株式会社日立製作所
中継ポート運用装置及び中継ポート運用方法
11日前
株式会社日立製作所
計算機、寿命予測方法、寿命予測プログラム
11日前
株式会社日立製作所
運転方法提案装置、並びに運転方法提案方法
11日前
株式会社日立製作所
電力需給管理システム及び電力需給管理方法
11日前
株式会社日立製作所
生産計画装置、生産計画方法およびプログラム
11日前
株式会社日立製作所
ステレオ画像処理装置およびステレオ画像処理方法
11日前
株式会社日立製作所
集配中継地点決定装置および集配中継地点決定方法
11日前
株式会社日立製作所
輸送管理装置、輸送管理方法及び輸送管理システム
11日前
株式会社日立製作所
分散台帳システム、及び分散台帳システムの制御方法
11日前
株式会社日立製作所
列車ダイヤ変更支援装置及び列車ダイヤ変更支援方法
12日前
株式会社日立製作所
気象学的データからのコンテナ内部の気象推定のための方法
11日前
株式会社日立製作所
ピッキングロボットシステムおよびピッキングロボット制御方法
11日前
株式会社日立製作所
電力系統制御装置、電力系統制御システム、及び電力系統制御方法
12日前
続きを見る