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公開番号
2024177377
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2024174116,2022563828
出願日
2024-10-03,2021-11-18
発明の名称
画像処理システム
出願人
株式会社モリタ製作所
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61B
6/00 20240101AFI20241212BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】得られるX線画像のうちで観察したい部位におけるコントラストを向上させることができる画像処理システムを提供する。
【解決手段】画像処理システムは、X線撮影画像が記録されたイメージプレートから読み取られる読取信号を処理してX線画像を生成する。画像処理システムは、読取信号に含まれる全出力域に対し、観察の目的に応じた一部の注目域に関する濃淡の変化度合いが、注目域以外の非注目域に関する濃淡の変化度合いよりも大きくなるように信号処理を行う。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
X線撮影画像が記録されたイメージプレートから読み取られる読取信号を処理してX線画像を生成する画像処理システムであって、
操作者による操作を受け付ける操作部を備え、
前記操作部において、前記読取信号に含まれる全出力域のうちの第1注目域を指定する第1の指定と、前記読取信号に含まれる全出力域のうちの、前記第1注目域とは線量強度域の異なる第2注目域を指定する第2の指定とが受け付けられ、
前記第1の指定が受け付けられたとき、前記第1注目域に関する濃淡の変化度合いが、前記第1注目域以外の第1非注目域に関する濃淡の変化度合いよりも大きくなるように信号処理を行い、
前記第2の指定が受け付けられたとき、前記第2注目域に関する濃淡の変化度合いが、前記第2注目域以外の第2非注目域に関する濃淡の変化度合いよりも大きくなるように信号処理を行う、画像処理システム。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
前記信号処理を対数変換により行う、請求項1に記載の画像処理システム。
【請求項3】
前記第1非注目域に関する濃淡の変化度合いを無くして前記第1非注目域が一定の濃度で表されるように信号処理を行うか、又は、前記第2非注目域に関する濃淡の変化度合いを無くして前記第2非注目域が一定の濃度で表されるように信号処理を行う、請求項1又は2に記載の画像処理システム。
【請求項4】
前記第1非注目域に関する濃淡の変化度合いを無くして前記第1非注目域が一定の濃度で表されるように信号処理を行い、且つ、前記第2非注目域に関する濃淡の変化度合いを無くして前記第2非注目域が一定の濃度で表されるように信号処理を行う、請求項1又は2に記載の画像処理システム。
【請求項5】
アナログデジタル変換される前のアナログ信号に対して前記信号処理を行う、請求項1~4のいずれか一項に記載の画像処理システム。
【請求項6】
X線撮影による検出信号を処理してX線画像を生成する画像処理システムであって、
操作者による操作を受け付ける操作部を備え、
前記操作部において、前記検出信号に含まれる全出力域のうちの第1注目域を指定する第1の指定と、前記検出信号に含まれる全出力域のうちの、前記第1注目域とは線量強度域の異なる第2注目域を指定する第2の指定とが受け付けられ、
前記第1の指定が受け付けられたとき、前記第1注目域に関する濃淡の変化度合いが、前記第1注目域以外の第1非注目域に関する濃淡の変化度合いよりも大きくなるように信号処理を行い、
前記第2の指定が受け付けられたとき、前記第2注目域に関する濃淡の変化度合いが、前記第2注目域以外の第2非注目域に関する濃淡の変化度合いよりも大きくなるように信号処理を行う、画像処理システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、特に、X線撮影画像が記録されたイメージプレートから読み取られる読取信号を処理してX線画像を生成する画像処理および画像処理装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、X線の曝射によって潜像が記録されたイメージングプレート(IPと略称される)を読み取り、X線画像の画像処理を行う技術が知られている(たとえば特許文献1参照)。読取装置は、イメージングプレートにレーザ光を照射し、レーザ光の照射により励起された輝尽発光を検出し、対数変換増幅およびA/D変換等の処理を施し、デジタル信号を出力する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-172362号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記した従来の技術では、輝尽発光の検出によって得られた読取信号に対し、対数変換増幅およびA/D変換等の処理が施される。しかし、従来の技術では、観察の目的によっては、眠い画像が生成されてしまう。眠い画像とは、観察したい部位におけるコントラストが鮮明でなく、ぼんやりとした(ぼけた)画像である。
【0005】
本開示は、得られるX線画像のうちで観察したい部位におけるコントラストを向上させることができる画像処理システムを説明する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、X線撮影画像が記録されたイメージプレートから読み取られる読取信号を処理してX線画像を生成する画像処理システムであって、読取信号に含まれる全出力域に対し、観察の目的に応じた一部の注目域に関する濃淡の変化度合いが、注目域以外の非注目域に関する濃淡の変化度合いよりも大きくなるように信号処理を行う。
【0007】
この画像処理システムによれば、読取信号に含まれる全出力域のうち、観察の目的に応じた一部の注目域に関してのみ、濃淡の変化度合いが大きくなる。よって、得られたX線画像のうちで、観察したい部位におけるコントラストが向上する。
【0008】
上記の画像処理システムは、信号処理を対数変換により行ってもよい。対数変換は、たとえば、線量の強度が低い場合でも、濃淡の変化を分かり易くする。これにより、臨床的に扱いやすいX線画像が得られる。
【0009】
上記の画像処理システムは、注目域に対応する線量強度域が非注目域に対応する線量強度域よりも低線量側に存在するよう、注目域および非注目域を設定してもよい。この場合、高線量側(非注目域)のコントラストを犠牲にして低線量側(注目域)のコントラストが重視される。これにより、線量の強度が低い領域において、高いコントラストを実現できる。
【0010】
上記の画像処理システムは、注目域に対応する線量強度域が非注目域に対応する線量強度域よりも高線量側に存在するよう、注目域および非注目域を設定してもよい。この場合、低線量側(非注目域)のコントラストを犠牲にして高線量側(注目域)のコントラストが重視される。これにより、線量の強度が高い領域において、高いコントラストを実現できる。
(【0011】以降は省略されています)
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