TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024175986
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2023094143
出願日
2023-06-07
発明の名称
設計支援システム、設計支援方法およびプログラム
出願人
株式会社東芝
,
東芝インフラシステムズ株式会社
代理人
弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類
G06F
30/12 20200101AFI20241212BHJP(計算;計数)
要約
【課題】権限のないユーザによる設計仕様の変更を防ぎながら、他のシステムの設計仕様を閲覧することができる設計支援システム、設計支援方法およびプログラムを提供することである。
【解決手段】実施形態の設計支援システムは、データベースと、更新部と、提示部とを持つ。更新部は、データベースは、製品に係る複数の設計プランを、利用者の識別情報である利用者IDを示す所有情報に関連付けて記憶する。更新部は、データベースに記憶された複数の設計プランのうち、利用者の利用者IDと一致する所有情報に関連付けられた設計プランについて、利用者による更新を許可する。提示部は、利用者の利用者IDと所有情報とが一致するか否かによらず、データベースに記録された複数の設計プランの利用者への提示を許可する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
製品に係る複数の設計プランを、利用者の識別情報である利用者IDを示す所有情報に関連付けて記憶するデータベースと、
前記利用者の操作に基づいて前記データベースに記憶された設計プランを更新する更新部と、
前記利用者の操作に基づいて前記データベースに記憶された設計プランを提示する提示部と
を備え、
前記更新部は、前記データベースに記憶された複数の設計プランのうち、前記利用者の利用者IDと一致する前記所有情報に関連付けられた設計プランについて、前記利用者による更新を許可し、
前記提示部は、前記利用者の利用者IDと前記所有情報とが一致するか否かによらず、前記データベースに記録された複数の設計プランの前記利用者への提示を許可する
設計支援システム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記利用者から製品に係る要求仕様の複数の項目の仕様値の入力を受け付ける入力部と、
前記要求仕様の一部の項目について仕様値の入力がなされた場合に、入力済みの項目の入力値と、未入力の項目の推定値とに基づいて、前記製品を構成するモジュールを特定する特定部と、
前記仕様値と前記所有情報としての前記利用者の利用者IDとを関連付けた設計プランを前記データベースに記録する記録部と
を備え、
前記更新部は、前記入力部に入力された前記仕様値に基づいて、前記設計プランを更新する
請求項1に記載の設計支援システム。
【請求項3】
前記データベースは、前記入力部に入力された前記仕様値に係る設計プランである標準プランと、入力不可能な仕様値に係る設計プランである非標準プランとを記憶し、
前記提示部は、前記標準プランおよび前記非標準プランを提示する
請求項2に記載の設計支援システム。
【請求項4】
前記仕様値に基づいて前記設計プランを検索する検索部を備え、
前記非標準プランに関連付けられた前記複数の項目の仕様値は、前記入力部が受付可能な選択肢にない値を含み、
前記検索部は、前記仕様値の選択肢として、前記入力部が受付可能な選択肢に加え、前記非標準プランに関連付けられる仕様値を含む
請求項3に記載の設計支援システム。
【請求項5】
前記データベースは、前記設計プランに関連付けて進捗状況を記憶し、
前記更新部は、前記進捗状況に基づいて前記仕様値の入力画面を決定する
請求項2から請求項4の何れか1項に記載の設計支援システム。
【請求項6】
前記提示部は、前記利用者と同じグループに属する他の利用者に係る利用者IDを示す前記設計プランの前記利用者への提示を許可する
請求項1に記載の設計支援システム。
【請求項7】
前記利用者に係る利用者IDに関連付けられていない設計プランを複製し、前記利用者に関連付けてデータベースに記録する複製部を備える
請求項1に記載の設計支援システム。
【請求項8】
前記提示部は、
前記利用者の利用者IDと前記所有情報とが一致しない設計プランを含む、複数の設計プランを表す第1提示画面と、前記利用者の利用者IDに関連付けられた設計プランを表す第2提示画面との何れかを前記利用者に提示し、
前記複製部は、前記第1提示画面に表された設計プランを複製し、
前記更新部は、前記第2提示画面に表された設計プランを更新する
請求項7に記載の設計支援システム。
【請求項9】
前記検索部は、用途に基づいて前記設計プランを検索可能であって、
前記データベースは、前記用途に関連付けられた前記標準プランを予め記憶する
請求項4に記載の設計支援システム。
【請求項10】
提示された前記非標準プランに関する情報の問合せを送信する問合せ部を備える
請求項3に記載の設計支援システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は設計支援システム、設計支援方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
電気設備などの大規模なシステムを設計する場合、システムの設計者は顧客の要求仕様に基づいて製品の設計仕様を策定する。設計においては、設計仕様から、当該設計仕様を満たすモジュールを特定するコンフィグレータを用いる開発が進められている。コンフィグレータは、特定したモジュールに基づいて書類(見積書、モジュール表など)を生成する。設計者は、顧客との打ち合わせによって要求仕様をヒアリングして設計仕様を策定し、設計仕様をコンフィグレータに入力する。コンフィグレータは、入力された設計仕様に基づいて計算することで、設計に係る書類を作成する。
【0003】
ところで、システムの設計において、他のシステムの設計仕様を参考にしたい場面がある。一方で、他のシステムの設計仕様を権限のない設計者に編集させることは適切でない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-207791号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、権限のないユーザによる設計仕様の変更を防ぎながら、様々なシステムの設計仕様を閲覧することができる設計支援システム、設計支援方法およびプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の設計支援システムは、データベースと、更新部と、提示部とを持つ。更新部は、データベースは、製品に係る複数の設計プランを、利用者の識別情報である利用者IDを示す所有情報に関連付けて記憶する。更新部は、利用者の操作に基づいてデータベースに記憶された設計プランを更新する。提示部は、利用者の操作に基づいてデータベースに記憶された設計プランを提示する。更新部は、データベースに記憶された複数の設計プランのうち、利用者の利用者IDと一致する所有情報に関連付けられた設計プランについて、利用者による更新を許可する。提示部は、利用者の利用者IDと所有情報とが一致するか否かによらず、データベースに記録された複数の設計プランの利用者への提示を許可する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1の実施形態に係る設計支援システムの構成を示す概略図。
第1の実施形態に係る画面例を示す第1の図。
第1の実施形態に係る画面例を示す第2の図。
第1の実施形態に係る画面例を示す第3の図。
第1の実施形態に係る画面例を示す第4の図。
第1の実施形態に係る画面例を示す第5の図。
第1の実施形態に係る画面例を示す第6の図。
第1の実施形態に係る画面例を示す第7の図。
第1の実施形態に係る画面例を示す第8の図。
第1の実施形態に係る画面例を示す第9の図。
第1の実施形態に係る画面例を示す第10の図。
第1の実施形態に係る画面例を示す第11の図。
第1の実施形態に係る画面例を示す第12の図。
第1の実施形態に係る画面例を示す第13の図。
第1の実施形態に係る画面例を示す第14の図。
第1の実施形態に係る画面例を示す第15の図。
第1の実施形態に係る画面例を示す第16の図。
第1の実施形態に係る設計支援システムの概略ソフトウェア構成図。
第1の実施形態に係る初期値テーブルの例を示す図。
第1の実施形態に係る禁則ルールテーブルの例を示す図。
第1の実施形態に係る設計支援システムにおける新規案件の作成処理を示すフローチャート。
第1の実施形態に係る設計支援システムにおける詳細項目の編集処理を示すフローチャート。
他の実施形態に係る設計支援システムの概略ソフトウェア構成図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、実施形態の設計支援システム、設計支援方法およびプログラムを、図面を参照して説明する。
【0009】
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る設計支援システム1の構成を示す概略図である。
設計支援システム1は、製品である電源設備の設計を支援する。電源設備は、特別高圧スイッチギヤ、特別高圧変圧器、高圧スイッチギヤ、高圧変圧器、非常用発電機、無停電電源装置などの複数の装置の組み合わせによって構成される。電源設備は、前述した装置を含めた複数のモジュールから構成され、様々な特性を有する。モジュールは、装置自体や、その装置を構成する複数の部品の組み合わせであり、電源設備の構成単位である。電源設備の具体的な仕様は、相互に関連している。仕様は、電源設備が備える機能、性能、形状、部品構成、規格などである。一例として、あるモジュールを電源設備に使用すれば、そのモジュールのサイズ、出力、又は機能によって生じる制約により、別のモジュールを使用できなくなる。別の一例として、あるモジュールを電源設備に使用すれば、そのモジュールとの組み合わせによって悪影響が生じる別のモジュールの使用が制限される。電源設備を設計する際には、このような仕様の相関関係を考慮する必要があり、各モジュールは、電源設備に要求される仕様を満たすように選択され特定される。
設計支援システム1は、詳細設計装置10と、設計支援装置30とを備える。詳細設計装置10は、電源設備の設計仕様の仕様値の入力を受け付け、入力された仕様値を満たすように、電源設備を構成するモジュールを特定する。なお、詳細設計装置10が要求する設計仕様の項目数は膨大である(例えば1000項目を超える)ため、設計に不慣れな顧客が設計仕様を策定することは困難である。また詳細設計装置10は、特定したモジュールに基づいて設計に係る書類を生成する。詳細設計装置10が生成する書類の例としては、使用モジュール表、仕様明細書、単線接続図、配置単結図、外形図、側面図、NET見積書などが挙げられる。
【0010】
設計支援装置30は、顧客による設計仕様の仕様値の決定を支援し、決定された設計仕様の仕様値を詳細設計装置10に入力する。なお、設計支援装置30に入力すべき要求仕様の項目数は詳細設計装置10と比較して少ない(例えば、100項目以下)ため、設計に不慣れな顧客であっても電源設備の概略設計が可能となる。詳細設計装置10および設計支援装置30はインターネットなどの通信網Nに接続され、それぞれ通信網Nを介して端末Tからのアクセスを受け付ける。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社東芝
台車
21日前
株式会社東芝
固定子
20日前
株式会社東芝
センサ
今日
株式会社東芝
センサ
7日前
株式会社東芝
除去装置
1か月前
株式会社東芝
計画装置
1か月前
株式会社東芝
搬送装置
21日前
株式会社東芝
回転電機
21日前
株式会社東芝
開閉装置
14日前
株式会社東芝
半導体装置
2か月前
株式会社東芝
真空バルブ
1か月前
株式会社東芝
光デバイス
28日前
株式会社東芝
直流遮断器
21日前
株式会社東芝
半導体装置
2か月前
株式会社東芝
半導体装置
2か月前
株式会社東芝
半導体装置
2か月前
株式会社東芝
半導体回路
2か月前
株式会社東芝
半導体装置
2か月前
株式会社東芝
光スイッチ
今日
株式会社東芝
静電保護回路
2か月前
株式会社東芝
駆動システム
27日前
株式会社東芝
アイソレータ
2か月前
株式会社東芝
合成ユニット
2か月前
株式会社東芝
駅務システム
1か月前
株式会社東芝
蓋の開閉装置
2日前
株式会社東芝
電力変換装置
1か月前
株式会社東芝
電力変換装置
14日前
株式会社東芝
開閉器駆動装置
1か月前
株式会社東芝
オゾン発生装置
1か月前
株式会社東芝
有価物回収方法
14日前
株式会社東芝
靴用絶縁カバー
2か月前
株式会社東芝
電気車制御装置
14日前
株式会社東芝
潤滑油供給装置
14日前
株式会社東芝
レーザ溶接方法
2か月前
株式会社東芝
電動機制御装置
21日前
株式会社東芝
磁気ディスク装置
今日
続きを見る
他の特許を見る