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公開番号
2024148057
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-17
出願番号
2023060945
出願日
2023-04-04
発明の名称
靴用絶縁カバー
出願人
株式会社東芝
,
東芝インフラシステムズ株式会社
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
A43B
3/24 20060101AFI20241009BHJP(履物)
要約
【課題】嵩張らずに持ち運びあるいは収納可能であって作業者の靴のサイズに合うように容易に組み立てて使用することが可能な靴用絶縁カバーを提供する。
【解決手段】靴の表面を構成する各部の表面形状に対応した形状であって、その表面を被う平面状の絶縁性のゴム材料からなる複数の部材(足底部材11、踵部材12、左右側面部材13a,13b(爪先左右被い部14a,14b含む)、甲前方左右被い部材15a,15b、甲後方左右被い部材16a,16b、爪先縦巻込み被い部材17、爪先横巻込み被い部材18)を有する。非組み立て状態では、足底部材11を中央にしてその前後左右に表面が隣接する各部材が連続して展開される平面シート状に構成される。組み立て時は、その表面を下にして床に置いた状態で、足底部材11の裏面に靴を載せ、足底部材11の前後左右に連続する平面状の各部材を、靴の各部の表面に沿わせて折り曲げて組み立てる。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
靴の表面を構成する各部の表面形状に対応した形状であって、平面状で柔軟性のある絶縁材料からなる複数の部材を有し、
非組み立て時は、前記複数の部材は、このうちの足底に対応する第1部材を中央にして前記第1部材の前後左右に表面が隣接する各部材が連続して展開されるように構成され、
組み立て時は、表面を下にした前記第1部材の裏面にユーザの靴を載せ、前記第1部材の前後左右に表面を下にして連続する各部材を、前記載せた靴の各部の表面に沿わせて折り曲げて組み立てる、
靴用絶縁カバー。
続きを表示(約 800 文字)
【請求項2】
前記組み立てに応じて隣接するまたは重なる一方の部材と他方の部材それぞれ設けられ、前記一方の部材と前記他方の部材とを繋いで留める接続部材を備える、
請求項1に記載の靴用絶縁カバー。
【請求項3】
前記複数の部材は、前記ユーザが使用する最大の靴の各部の表面形状に対応する大きさを有する、
請求項1または請求項2に記載の靴用絶縁カバー。
【請求項4】
前記複数の部材の表面は、前記複数の部材を組み立てる順番を表記する組立て順番号を有する、
請求項1または請求項2に記載の靴用絶縁カバー。
【請求項5】
前記組み立てに応じて隣接する一方の部材と他方の部材に設けられる接続部材は、一方が複数の突起を所定の間隔で配列した雄バンドで、他方が前記突起に嵌合する複数の嵌合孔を配列した雌バンドであり、
前記組み立てに応じて重なる一方の部材と他方の部材に設けられる接続部材は、一方が雄面ファスナで、他方が雌ファスナである、
請求項2に記載の靴用絶縁カバー。
【請求項6】
前記複数の部材は、少なくとも、前記第1部材である足底部材と、靴の踵を被う踵部材と、靴の側面を被う側面部材と、靴の甲を被う甲部材と、靴の爪先を被う爪先部材と、を含む、
請求項1または請求項2に記載の靴用絶縁カバー。
【請求項7】
前記踵部材は、前記足底部材の後方に連続して設けられ、
前記側面部材は、前記足底部材の左側と右側にそれぞれ左側面部材と右側面部材として連続して設けられ、
前記甲部材は、前記左側面部材と前記右側面部材の両方または一方をさらに延長するように連続して設けられ、
前記爪先部材は、前記足底部材の前方に連続して設けられる、
請求項6に記載の靴用絶縁カバー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、靴用絶縁カバーに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、感電を避けるべき高圧の電気設備を有する工場などの現場では、現場作業者に対して帯電靴の使用が求められる。
【0003】
帯電靴は、通常、作業者毎にその足のサイズに合ったものが使用されるが、例えば、電気安全装備品の点検に伴い持参できない場合や現場への持参を忘れた場合など、絶縁性に乏しく感電リスクの高い通常の靴のまま作業を行なうことが考えられる。
【0004】
従来、通常履く靴の踝付近に折り畳み式のオーバシューズを収納する収納部を設け、収納部から引き出して袋状に広げて履くことのできるオーバシューズに絶縁性を持たせることで、帯電靴への履き替えを要することなく、帯電靴としても使用可能な靴(特許文献1参照)、あるいは、靴を履いた状態で作業者の足の絶縁性を確保できるオーバシューズ(特許文献2参照)、あるいは、使用目的に応じて添加剤を選択して電気的絶縁性を高めることができるフリーサイズオーバシューズ(特許文献3参照)などが考えられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-000293号公報
特開2014-200300号公報
特開2011-167435号公報
特開2003-038202号公報
実開昭53-013452号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来のオーバシューズでは、帯電靴を持参できない場合に通常の靴のまま履くことで感電リスクのない作業を行なうことができるものの、結果として、収納部を設けた専用の靴の着用を要したり、靴の形をした靴同様に嵩張る立体形状のオーバシューズを要したりしてしまう。
【0007】
本発明が解決しようとする課題は、嵩張らずに持ち運びあるいは収納可能であって作業者の靴のサイズに合うように容易に組み立てて使用することが可能になる靴用絶縁カバーを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
実施形態の靴用絶縁カバーは、
靴の表面を構成する各部の表面形状に対応した形状であって、平面状で柔軟性のある絶縁材料からなる複数の部材を有し、
非組み立て時は、前記複数の部材は、このうちの足底に対応する第1部材を中央にして前記第1部材の前後左右に表面が隣接する各部材が連続して展開されるように構成され、
組み立て時は、表面を下にした前記第1部材の裏面にユーザの靴を載せ、前記第1部材の前後左右に表面を下にして連続する各部材を、前記載せた靴の各部の表面に沿わせて折り曲げて組み立てるものである。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る組み立て式靴用絶縁カバー10の組み立て前の外観構成を示す平面展開図。
図1の組み立て式靴用絶縁カバー10の爪先縦巻込み被い部材17に爪先横巻込み被い部材18を組み合わせた状態での外観構成を示す平面展開図。
組み立て式靴用絶縁カバー10の組み立て時に各部材間を繋いで締めて留めるための雄バンド24と雌バンド25(接続部材)の構成を示す正面図。
組み立て式靴用絶縁カバー10の組立て順番号19(1,2,3a,3b)に従って靴用絶縁カバー10を組み立てる過程(その1)の状態を示す右後方斜視図。
組み立て式靴用絶縁カバー10の組立て順番号19(4a,4b,5a,5b)に従って靴用絶縁カバー10を組み立てる過程(その2)の状態を示す右後方斜視図。
組み立て式靴用絶縁カバー10の組立て順番号19(6,7)に従って靴用絶縁カバー10を組み立て終わった状態を示す右後方斜視図。
組み立て式靴用絶縁カバー10の組み立て終わった状態を示す左後方斜視図。
組み立て式靴用絶縁カバー10の組み立て終わった状態を示す左前方斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、実施形態の靴用絶縁カバーについて、図面を参照して説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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