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公開番号
2024175674
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-18
出願番号
2024090061
出願日
2024-06-03
発明の名称
チューブマガジン
出願人
ザウラー スピニング ソリューションズ ゲー・エム・ベー・ハー ウント コー. カー・ゲー
,
Saurer Spinning Solutions GmbH & Co. KG
代理人
アインゼル・フェリックス=ラインハルト
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
弁理士法人NIP&SBPJ国際特許事務所
主分類
D01H
13/00 20060101AFI20241211BHJP(天然または人造の糸または繊維;紡績)
要約
【課題】本発明は、繊維機械、特に紡績機のためのチューブマガジンに関する。
【解決手段】繊維機械は、少なくとも1つのマーキング装置を有することができる。コストを削減し、資源を節約し、紡績プロセスフローを改善するために、少なくとも1つのマーキング装置を、少なくとも2つの保持装置がそれぞれ領域に割り当てられるように、少なくとも2つの保持装置の間の平面に割り当てられるように構成及び配置することが提供される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
-それぞれがボビンチューブを受容する、複数の保持装置(18)と、
-少なくとも1つのマーキング装置(16)と、
を備える、繊維機械(100)、特に紡績機のためのチューブマガジン(14)であって、
前記少なくとも1つのマーキング装置(16)は、少なくとも2つの保持装置(18)がそれぞれ領域(40)に割り当てられるように、前記少なくとも2つの保持装置(18)の間に配置された平面に割り当てられるように構成及び配置されていることを特徴とする、チューブマガジン(14)。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記少なくとも1つのマーキング装置(16)の、以下の配置の少なくとも1つが形成され、
前記少なくとも1つのマーキング装置(16)は、保持装置(18)の2つの列の間に延びる平面内に垂直方向に配置され、また、
前記少なくとも1つのマーキング装置(16)は、保持装置(18)の2つの列の間に延びる平面内において水平方向に配置されることを特徴とする、請求項1に記載のチューブマガジン(14)。
【請求項3】
前記少なくとも1つのマーキング装置(16)は、可撓性マーキング装置(11)として構成されているか、又は、
前記少なくとも1つのマーキング装置(16)は、剛性マーキング装置(17)として構成されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載のチューブマガジン(14)。
【請求項4】
前記少なくとも1つのマーキング装置(16)は、前記チューブマガジン(14)内のホルダ(36)に挿入可能に構成されていることを特徴とする、請求項1~3のいずれか一項に記載のチューブマガジン(14)。
【請求項5】
前記少なくとも1つのマーキング装置(16)は、前記領域(40)のうちの少なくとも1つに配置されるボビンチューブの種類のインジケータ、特に色分けに対応するインジケータ、特に色分けを有することを特徴とする、請求項1~4のいずれか一項に記載のチューブマガジン(14)。
【請求項6】
前記少なくとも1つのマーキング装置(16)は、
-バンド、特にエキスパンダ、
-バー、
-チェーン、
-ロッド、及び
-金属シート、特に仕切り壁、のうちの少なくとも1つを有することを特徴とする、請求項1~5のいずれか一項に記載のチューブマガジン(14)。
【請求項7】
前記少なくとも1つのマーキング装置(16)は、前記領域(40)のうちの少なくとも1つに配置されるボビンチューブの種類のインジケータ、特に色分けに対応するインジケータ、特に色分けを有し、前記対応するインジケータ、特に前記対応する色分けが、対応するインジケータを有する前記ボビンチューブが配置される前記チューブマガジン(14)の前記それぞれの領域(40)の方向を指すことを特徴とする、請求項1~6のいずれか一項、特に請求項5又は6に記載のチューブマガジン(14)。
【請求項8】
前記少なくとも1つのマーキング装置(16)が、特にオペレータの視野内に突出するように、配置高さ、特に取り付け高さに配置されるように構成されることを特徴とする、請求項1~7のいずれか一項に記載のチューブマガジン(14)。
【請求項9】
少なくとも1つの例示的なチューブが領域(40)に割り当てられることを特徴とする、請求項1~8のいずれか一項に記載のチューブマガジン(14)。
【請求項10】
請求項1~9のいずれか一項に記載のチューブマガジン(14)を有する繊維機械(100)。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、チューブマガジンに関する。本発明は、繊維機械に関する。本発明は、繊維機械のマシンヘッドに関する。本発明は、チューブマガジン、繊維機械及び/又はマシンヘッドの使用に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
チューブマガジンは従来技術から知られている。満巻きボビン(full bobbin)を生産する繊維機械、特にロータ紡績(spinning)機及びエアジェット紡績機においては、生産された糸を特に横方向に巻き取るために、ボビンチューブが個々のワークステーション(紡績ステーション)に供給する必要がある。そのようなボビンチューブ(空チューブとも呼ばれる)は、通常、ワークステーションへの自動供給のために、繊維機械のチューブマガジン内のいわゆるアタッチメントマンドレル上に保管される。これらのチューブマガジンは、通常、繊維機械の端部に配置される。
【0003】
今日、繊維機械は多数のロットを生産することができる。換言すれば、異なる糸ロットを単一の繊維機械で生産することができる。糸ロットは、決まった糸特性の糸を有することを特徴とし、異なる糸ロットの糸は互いに異なる糸特性を有する。
【0004】
ボビンチューブは、オペレータによってチューブマガジンのそれぞれの領域に手動で取り付けられることがあり、これは、不正確な取り付けをもたらす可能性があり、不正確に取り付けられたボビンチューブのワークステーションへの不正確な供給につながる。その結果、廃棄せざるを得ない欠陥のあるボビンが製造されるか、又は紡績プロセスを停止しなければならない。どちらも必要なリソースの増加につながり、したがってコストが増加する。
【0005】
本発明の目的は、コストを削減し、資源を節約することである。本発明の目的は、紡績プロセスのフローを改善することである。
【0006】
この目的は、請求項1の特徴を有するチューブマガジンによって達成される。この目的は、請求項10の特徴を有する繊維機械によって達成される。この目的は、請求項11の特徴を有するマシンヘッドによって達成される。この目的は、請求項12の特徴を有する使用によって達成される。
【0007】
本発明の有利な実施形態は、従属請求項の主題である。
【0008】
一態様によれば、この目的は、請求項1の特徴を有するチューブマガジンによって達成される。
【発明の概要】
【0009】
繊維機械、特に紡績機用のチューブマガジンは、チューブ用の複数の保持装置を有することができる。チューブマガジンは、少なくとも1つのマーキング装置を有することができる。マーキング装置は、少なくとも2つの保持装置がそれぞれ領域に割り当てられるように、少なくとも2つの保持装置の間に配置された平面に割り当てられるように構成及び配置することができる。その結果、ワークステーションへの自動供給のためのチューブマガジン内のボビンチューブを(手動により)割り当てるプロセスを改善することができる。その結果、コストを削減し、資源を節約することができる。紡績プロセスフローも改善することができる。
【0010】
異なる糸ロットを区別することができるように、ボビンチューブをマーキング、特に色分けすることができ、ボビンチューブマーキング、特にボビンチューブ色を糸ロットに割り当てることができる。ボビンチューブマーキング、特にボビンチューブ色を有するボビンチューブは、チューブマガジンを介して同じ糸ロットを生産するワークステーションに、特に自動的に供給される。自動供給は、繊維機械に割り当てられた制御パネル上の入力オプションを介して確保される。制御パネルは、好ましくはチューブマガジンに隣接して配置される。より好ましくは、制御パネルは、チューブマガジンを少なくとも区切るか又は収容するハウジングのハウジング要素上に配置される。これに代えて又はこれに加えて、好ましい実施形態では、制御パネルは、チューブマガジンから離れて、スマートウォッチ、ラップトップ、タブレット、コンピュータユニット又は制御ユニットなどの携帯端末内又は携帯端末上に配置することができ、この携帯端末は、繊維機械の定義された制御のために、繊維機械用の制御パネルを介した入力に基づいて、定義された制御コマンドを提供するように構成されている。本発明の目的のために、これは、少なくとも1つの制御装置と、制御装置が繊維機械を制御するための制御コマンドを生成するコマンドを入力するためにこの制御装置に結合された制御パネルとを有する制御システムを意味するものと理解することができる。制御装置は、好ましくは、入力に基づいて生成された制御コマンドを提供するために、中央制御装置又はワークステーション装置など、繊維機械とは別個の制御装置に接続することができる。制御パネルがチューブマガジンに隣接して配置される好ましい実施形態によれば、制御装置は、中央制御装置又はワークステーション制御装置を形成することができる。これらの好ましい実施形態によれば、チューブマガジンの画定された領域はそれぞれ、繊維機械で生産され得る糸ロットに割り当てることができるので、糸ロットに割り当てられたボビンチューブマーキング、特にボビンチューブ色のボビンチューブを、これらの画定された領域に取り付けることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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