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公開番号2024174110
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-13
出願番号2024170932,2022089846
出願日2024-09-30,2022-06-01
発明の名称建具
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E06B 3/26 20060101AFI20241206BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】製品の製造のための設備投資の増大や部品点数の増大によるコスト増を抑えることが可能な建具を提供すること。
【解決手段】枠体2と、枠体2内に配置される障子3とを有する金属と非金属材質の複合構造の建具1であって、枠体2と障子3とのうちの少なくとも一方は、室外側部材311,321,331,341と、室外側部材311,321,331,341に組み付けられる室内側部材312、322、332,342と、を有し、室外側部材は、室外側部材に対して、材質の異なる一の室内側部材と他の室内側部材とを着脱可能に係合可能な係合部、3111、3112を有している建具である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
枠体と、前記枠体内に配置される障子とを有する金属と非金属材質の複合構造の建具であって、
前記枠体と前記障子とのうちの少なくとも一方は、室外側部材と、前記室外側部材に組み付けられる室内側部材と、を有し、
前記室外側部材は、前記室外側部材に対して、材質の異なる一の前記室内側部材と他の前記室内側部材とを着脱可能に係合可能な係合部を有している建具。
続きを表示(約 74 文字)【請求項2】
前記室内側部材は、前記室外側部材に係合するアタッチメントを介して前記室外側部材に取り付けられる請求項1に記載の建具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、建具に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
アルミ製の屋外側部材と、屋外側部材に組付けられる木製の室内側部材とを有する框を備えるアルミと木の複合サッシが知られている(例えば、非特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
トステム株式会社、サッシ総合カタログ(カタログコード00_TY3600)、2000年1月、p.80-p.81
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
屋外側部材に組付けられる屋内側部材として材質の異なる屋内側部材を用いる場合には、材質の異なる屋内側部材を屋外側部材に組付けることができるように、形状等を構成する必要がある。この結果、製品の製造のための設備投資の増大や部品点数の増大によるコスト増となる。
【0005】
本開示は、製品の製造のための設備投資の増大や部品点数の増大によるコスト増を抑えることが可能な建具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、枠体と、前記枠体内に配置される障子とを有する金属と非金属材質の複合構造の建具であって、前記枠体と前記障子とのうちの少なくとも一方は、室外側部材と、前記室外側部材に組み付けられる室内側部材と、を有し、前記室外側部材は、前記室外側部材に対して、材質の異なる一の前記室内側部材と他の前記室内側部材とを着脱可能に係合可能な係合部を有している建具に関する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態の引き違い窓を室内側から見た正面図である。
図1中のA-A線に沿う縦断面図である。
図1中のB-B線に沿う横断面図である。
第2実施形態の引き違い窓の縦框を示す横断面図である。
第3実施形態の引き違い窓の縦框を示す横断面図である。
第4実施形態の引き違い窓の縦框を示す横断面図である。
第5実施形態の引き違い窓の内召し合わせ框及び外召し合わせ框を示す横断面図である。
第6実施形態の引き違い窓の内召し合わせ框を示す横断面図である。
第7実施形態の引き違い窓の縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。一実施形態の建具を構成する引き違い窓1について説明する。本明細書において、「見付方向」とは、建物の壁に形成された開口部に納められた引き違い窓1における面材35,45の面方向を意味し、「見込方向」とは、上記面材35,45の厚さ方向(即ち、奥行き方向)を意味する。「見込方向」は室内外方向でもある。「見付面」は、引き違い窓1における室外側及び室内側に面するそれぞれの面を意味し、「見込面」は、引き違い窓1において室内外方向に延びる面を意味する。図面において、引き違い窓1の室外側を室外側X1とし、引き違い窓1の室内側を室内側X2とする。
【0009】
引き違い窓1は、図1~図3に示すように、図示しない建物躯体の開口部に取り付けられる枠体2と、枠体2の内側に、室外側X1に配置される外障子3(障子)と、室内側X2に配置される内障子4(障子)との2枚の障子、及び外障子3の室外側X1に配置される1枚の網戸51をそれぞれ納めることによって構成される。外障子3及び内障子4は、枠体2内を見付方向の左右方向(横方向)にスライド移動可能である。
【0010】
枠体2は、上枠21、下枠22及び左右一対の縦枠23,24を矩形に枠組みすることによって構成される。図2に示すように、上枠21には、室外側レール211及び室内側レール212が設けられる。上枠21は、室外側レール211の室外側X1に、網戸レール213を有する。室外側レール211は、上枠21の室外側X1において上枠21から下方に突出して形成され、外障子3の上端部をガイドする。室内側レール212は、上枠21の室内側X2において上枠21から下方に突出して形成され、内障子4の上端部をガイドする。
(【0011】以降は省略されています)

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