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公開番号
2024172904
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023090953
出願日
2023-06-01
発明の名称
冷蔵庫
出願人
東芝ライフスタイル株式会社
代理人
弁理士法人サトー
主分類
F25D
11/00 20060101AFI20241205BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】食品の鮮度保持能力を向上した冷蔵庫を提供する。
【解決手段】冷蔵庫は、貯蔵室と、貯蔵室内に水分を供給する加湿装置と、加湿装置の駆動を制御する制御装置と、貯蔵室内の湿度を検知する検知部と、を備える。制御装置は、検知部の検知湿度を取得して、検知湿度に基づいて貯蔵室内の湿度が所定の目標湿度となるように加湿装置の駆動を制御する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
貯蔵室と、
前記貯蔵室内に水分を供給する加湿装置と、
前記加湿装置の駆動を制御する制御装置と、
前記貯蔵室内の湿度を検知する検知部と、を備え、
前記制御装置は、
前記検知部の検知湿度を取得して、前記検知湿度に基づいて前記貯蔵室内の湿度が所定の目標湿度となるように前記加湿装置の駆動を制御する、
冷蔵庫。
続きを表示(約 930 文字)
【請求項2】
前記制御装置は、前記検知部による前記検知湿度が高い場合は前記検知湿度が低い場合と比べて前記加湿装置の水分の供給能力を低下させる、
請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項3】
前記加湿装置は、前記貯蔵室内に水を噴霧する噴霧部を有し、
前記制御装置は、前記噴霧部から連続的又は周期的に水を噴霧させ、前記検知部の前記検知湿度が高い場合は前記検知湿度が低い場合と比べて噴霧間隔を長くする、
請求項2に記載の冷蔵庫。
【請求項4】
前記加湿装置は、前記貯蔵室内に水を噴霧する噴霧部を有し、
前記制御装置は、前記噴霧部から連続的又は周期的に水を噴霧させ、前記検知部の前記検知湿度が高い場合は前記検知湿度が低い場合と比べて1回あたりに噴霧する水の量を低下させる、
請求項2に記載の冷蔵庫。
【請求項5】
前記貯蔵室を含んで形成され内部を空気が循環する循環風路と、
前記循環風路に設けられて前記循環風路内の空気を冷却する冷却器と、
前記循環風路内に設けられて前記冷却器によって冷却された空気を前記貯蔵室に送る送風装置と、
を備え、
前記制御装置は、前記送風装置を駆動して前記冷却器を除霜する除霜処理を実行し、前記除霜処理の実行期間である除霜期間中において、前記加湿装置の駆動状態を制御する、
請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項6】
前記制御装置は、前記除霜期間中の少なくとも一部の期間において、前記加湿装置の水分の供給能力を低下させる、
請求項5に記載の冷蔵庫。
【請求項7】
前記除霜期間は、前記除霜処理の開始直後の期間を含む初期期間と、前記初期期間経過後の期間であって前記除霜処理の終了直前の期間を含む終期期間とを含み、
前記制御装置は、前記初期期間において前記加湿装置の水分の供給能力を所定能力未満とする処理と、前記終期期間において前記加湿装置の水分の供給能力を前記所定能力以上とする処理との、少なくともいずれか一方又は両方を実行する、
請求項5に記載の冷蔵庫。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、冷蔵庫に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
高湿度環境下で保存すると野菜は鮮度よく保存できることが知られている。従来、野菜室空間は吸込みダクトからの一部導入冷気を除いてほぼ密閉状態にすることで容器内部を外周面から間接的に冷却し、加湿装置により野菜室内を高湿度状態に保持した冷蔵庫が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-46768号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
貯蔵室内を略密閉状態として加湿すると、結露が発生し易くなる。結露の発生により、野菜等の食品が蒸れたりカビや細菌の繁殖が進んだりすることで、いわゆる水腐れが発生する虞がある。
【0005】
したがって、食品の鮮度保持機能を向上した冷蔵庫を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
冷蔵庫は、貯蔵室と、前記貯蔵室内に水分を供給する加湿装置と、前記加湿装置の駆動を制御する制御装置と、前記貯蔵室内の湿度を検知する検知部と、を備える。前記制御装置は、前記検知部の検知湿度を取得して、前記検知湿度に基づいて前記貯蔵室内の湿度が所定の目標湿度となるように前記加湿装置の駆動を制御する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態による冷蔵庫の構成の一例を示す斜視図
第1実施形態による冷蔵庫について冷蔵室周辺の構成の一例を右側面側から見た縦断面図
第1実施形態による冷蔵庫について冷凍サイクルの概略構成を示す図
第1実施形態による冷蔵庫について電気的構成の一例を示す図
加湿装置による水分供給ありとなしとの環境下で3日間野菜室に保存した野菜の重量残存率の実験結果を示す表
加湿装置の駆動条件を変えた場合の3日間野菜室に保存した野菜の結露量と重量残存率との実験結果を示す表
第1実施形態による冷蔵庫の湿度検知部の検知湿度に基づいて制御装置の行う加湿装置の駆動の制御例を示すチャート
第2実施形態による冷蔵庫の湿度検知部の検知湿度に基づいて制御装置の行う加湿装置の駆動の制御例を示すチャート
第3実施形態による冷蔵庫の除霜期間において制御装置の行う加湿装置の駆動の制御例を示すチャート
第3実施形態による冷蔵庫の除霜期間において加湿装置による水分供給能力と除霜運転による水分供給能力とのイメージ図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、複数の実施形態による冷蔵庫について、図面を参照して説明する。なお、各実施形態において実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
【0009】
(第1実施形態)
まず、第1実施形態による冷蔵庫について、図1~図7を参照して説明する。図1に示す冷蔵庫10は、前面が開口した縦長矩形箱状の冷蔵庫本体としての断熱箱体11内に複数の貯蔵室を有して構成されている。以下の説明では、断熱箱体11の開口側を、冷蔵庫10の前面側とし、開口とは反対側を、冷蔵庫10の背面側とする、また、冷蔵庫10を図1の姿勢で床面に設置した場合における重力方向に対する上下方向を、冷蔵庫10の上下方向とする。また、図1の冷蔵庫10を前側から見た場合における左右方向を、冷蔵庫10の左右方向とする。
【0010】
図1に示すように、冷蔵庫10は、断熱箱体11を主体として構成されている。断熱箱体11は前面が開口した箱体で構成されており、内部に複数の貯蔵室を有している。詳細は図示しないが、断熱箱体11は、例えば樹脂製の内箱と金属製の外箱との間に断熱性の高い部材である断熱部材を設けて構成されている。
(【0011】以降は省略されています)
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