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公開番号2024170136
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-06
出願番号2023087132
出願日2023-05-26
発明の名称充電器管理システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人アイテック国際特許事務所
主分類H02J 7/04 20060101AFI20241129BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】ユーザの利便性を向上させる。
【解決手段】電気自動車に搭載された蓄電装置の充電器による充電を管理する充電器管理システムであって、充電器の利用予約がなされた時間枠としての予約時間枠での充電器による蓄電装置の充電中において、蓄電装置の蓄電状態が目標状態に至ったとき、または、蓄電状態が予約時間枠の終了時に達すると推定される推定状態に至ったときには、蓄電状態と予約時間枠での充電器による蓄電装置の充電を継続するか否かの問い合わせとを報知する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
電気自動車に搭載された蓄電装置の充電器による充電を管理する充電器管理システムであって、
前記充電器の利用予約がなされた時間枠としての予約時間枠での前記充電器による前記蓄電装置の充電中において、前記蓄電装置の蓄電状態が目標状態に至ったとき、または、前記蓄電状態が前記予約時間枠の終了時に達すると推定される推定状態に至ったときには、前記蓄電状態と前記予約時間枠での前記充電器による前記蓄電装置の充電を継続するか否かの問い合わせとを報知する
充電器管理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、充電器管理システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種の充電器管理システムとしては、充電器の利用予約登録を受信すると共に利用開始日時および仮の利用終了日時を含む予約情報を管理する予約処理部と、ユーザが利用予約登録に基づいて充電器の利用を開始したら充電に要する所要時間を算出する充電所要時間算出部と、を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このシステムでは、予約処理部は、所要時間に基づいて新規の利用終了日時を算出し、仮の利用終了日時を新規の利用終了日時に更新する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2013/137071号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上述の充電器管理システムでは、充電器の利用予約を時間枠で行なう場合、予約時間枠が終了する前に、充電対象の蓄電装置の蓄電状態が目標状態に達したり、蓄電状態が予約時間枠の終了時に達すると推定される推定状態に達することがある。この場合、予約時間枠の終了まで蓄電装置の充電を継続すると、予約時間枠の終了を待たずに速やかに充電を終了して移動したいユーザにとっては、利便性が低下してしまう。
【0005】
本開示の充電器管理システムは、ユーザの利便性を向上させることを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の充電器管理システムは、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本開示の充電器管理システムは、
電気自動車に搭載された蓄電装置の充電器による充電を管理する充電器管理システムであって、
前記充電器の利用予約がなされた時間枠としての予約時間枠での前記充電器による前記蓄電装置の充電中において、前記蓄電装置の蓄電状態が目標状態に至ったとき、または、前記蓄電状態が前記予約時間枠の終了時に達すると推定される推定状態に至ったときには、前記蓄電状態と前記予約時間枠での前記充電器による前記蓄電装置の充電を継続するか否かの問い合わせとを報知する
ことを要旨とする。
【図面の簡単な説明】
【0008】
充電システム10の概略構成図。
電気自動車220の概略構成図。
処理ルーチンの一例を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態の充電器管理システムを備える充電システム10の概略構成図である。図2は、所定施設20の通常充電器22や急速充電器24を利用可能な車両の一例としての電気自動車220の概略構成図である。充電システム10は、図1に示すように、所定施設20と、有線または無線の通信網12と、通信網12に接続された管理サーバ30と、通信網12に接続されたユーザ端末120とを備える。
【0010】
所定施設20としては、例えば、ショッピングセンターやレジャー施設の駐車場などを挙げることができる。所定施設20には、充電器22が設けられている。充電器22は、商用電源などの電力供給源に接続されており、これらに接続された車両に搭載された蓄電装置を充電することができるように構成されている。なお、充電器22の数は、1つに限定されるものでなく、複数であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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