TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024169602
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2024162485,2021012260
出願日
2024-09-19,2021-01-28
発明の名称
情報処理システム、情報処理方法およびプログラム
出願人
株式会社リコー
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G06F
3/12 20060101AFI20241128BHJP(計算;計数)
要約
【課題】印刷を注文した印刷データがどの印刷業者で行われるかを把握することができる情報処理システム、情報処理方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】情報端末から印刷データの印刷出力を要求するジョブを受け付ける受付部と、複数の印刷業者のうち、各印刷業者が保有する印刷機の状態、およびジョブの内容に基づいて、ジョブの実行が可能な印刷機を保有する1以上の印刷業者を判断する判断部と、判断部により判断された1以上の印刷業者の情報を、情報端末で表示させるために情報端末へ送信する提示部と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
情報端末から印刷データの印刷出力を要求するジョブを受け付ける受付部と、
複数の印刷業者について、前記ジョブが示す希望納期前までの、前記各印刷業者が保有する印刷機のスケジュール情報の空き時間を探索し、前記印刷機の現在の状態および前記スケジュール情報から、前記空き時間の開始時間における前記印刷機の状態を予測し、予測した状態、および前記ジョブの内容に基づいて、該ジョブの実行が可能な印刷機を保有する1以上の印刷業者を判断する判断部と、
前記判断部により判断された前記1以上の印刷業者の情報を、前記情報端末で表示させるために該情報端末へ送信する提示部と、
を備えた情報処理システム。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記判断部により判断された前記1以上の印刷業者のうち、前記情報端末により選択された印刷業者を、前記ジョブを実行させる印刷業者として確定する確定部と、
前記確定部により確定された印刷業者の印刷コントローラへ、前記ジョブを配信する配信部と、
をさらに備えた請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記複数の印刷業者がそれぞれ保有する各印刷機から、該各印刷機の動作および保守に関する統計的な情報である統計情報を取得する取得部を、さらに備え、
前記判断部は、さらに、前記取得部により取得された前記統計情報に基づいて、前記複数の印刷業者のうち、前記ジョブの実行が可能な印刷機を保有する1以上の印刷業者を判断する請求項1または2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記統計情報は、前記複数の印刷業者がそれぞれ保有する前記印刷機の稼働率、前記複数の印刷業者がそれぞれ保有する前記印刷機においてメンテナンスが行われたか否かを示すメンテナンス状況、および、前記複数の印刷業者がそれぞれ保有する前記印刷機で実行したジョブの印刷時間に対する、準備時間の長さを示す準備の効率、のうちのいずれかを含む請求項3に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記判断部は、さらに、前記複数の印刷業者の特性を示す特性情報に基づいて、前記複数の印刷業者のうち、前記ジョブの実行が可能な印刷機を保有する1以上の印刷業者を判断する請求項1~4のいずれか一項に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記情報端末からの要求に応じて、前記受付部により受け付けられた前記ジョブの進捗状態を示す情報を、該情報端末へ通知する通知部を、さらに備えた請求項1~5のいずれか一項に記載の情報処理システム。
【請求項7】
前記受付部は、前記情報端末からAPI(Application Programming Interface)を用いて前記ジョブを受け付け、
前記提示部は、前記APIに対するレスポンスとして、前記判断部により判断された前記1以上の印刷業者の情報を前記情報端末へ送信する請求項1~6のいずれか一項に記載の情報処理システム。
【請求項8】
前記情報端末から、過去にジョブの実行を依頼した印刷業者に対する評価値を受信する受信部と、
前記受信部により受信された前記評価値と、前記依頼した印刷業者の現在の評価値とに基づいて新たな評価値を算出して、前記新たな評価値を前記依頼した印刷業者と関連付けて記憶部に記憶させる算出部と、
をさらに備えた請求項1~7のいずれか一項に記載の情報処理システム。
【請求項9】
前記提示部は、前記判断部により判断された前記1以上の印刷業者の情報に、該1以上の印刷業者に対応する前記評価値を含めて前記情報端末へ送信する請求項8に記載の情報処理システム。
【請求項10】
情報端末から印刷データの印刷出力を要求するジョブを受け付ける受付ステップと、
複数の印刷業者について、前記ジョブが示す希望納期前までの、前記各印刷業者が保有する印刷機のスケジュール情報の空き時間を探索し、前記印刷機の現在の状態および前記スケジュール情報から、前記空き時間の開始時間における前記印刷機の状態を予測し、予測した状態、および前記ジョブの内容に基づいて、該ジョブの実行が可能な印刷機を保有する1以上の印刷業者を判断する判断ステップと、
判断した前記1以上の印刷業者の情報を、前記情報端末で表示させるために該情報端末へ送信する提示ステップと、
を有する情報処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、情報処理方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
デジタル商用印刷機器の中でも、ロール紙を用いる大型の高速連帳機等においては、クレーン操作を必要とする用紙交換、周辺機器のつなぎ換え、用紙ごとの前処理および画質の設定等、印刷の準備に要する時間が大きい。印刷業においても、様々なニーズに応えるための多品種少量生産が求められており、準備時間を短縮して、印刷の生産性を向上させることが課題となっている。また、印刷業者は、保有する機器および準備にかかるコスト等を考慮して、収益性の高い案件を効率的に受注する必要があり、適当な案件が見つからずに機器を遊休させてしまう状況に陥るケースも多い。
【0003】
このような状況で、機器の稼働率を上げて印刷業者の収益を向上させるには、営業コストなし(自動受注)、印刷前の編集コストなし(そのまま印刷可能)で、安定した件数の注文を供給できる仕組みが望まれる。一方、インターネット上でサービスを展開しているアプリケーションベンダにとって、印刷機能を売りにしてユーザ数を伸ばしたい、および印刷で収益を上げたい等の要求がある。したがって、アプリケーションベンダと印刷業者とを結びつけるエコシステムを構築できれば、双方の課題を解決することができる。
【0004】
このようなアプリケーションベンダに印刷機能を提供する技術として、API(Application Programming Interface)を利用して印刷機能を提供しているものがある(例えば非特許文献1)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、非特許文献1に記載された技術では、印刷をどこの印刷業者が行わっているかが開示されることがなく、注文した印刷業者が分からないことにより、例えば、注文者が不安を抱いたり、または希望納期通りの印刷物が届かないというような問題が発生する可能性がある。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、印刷を注文した印刷データがどの印刷業者で行われるかを把握することができる情報処理システム、情報処理方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、情報端末から印刷データの印刷出力を要求するジョブを受け付ける受付部と、複数の印刷業者について、前記ジョブが示す希望納期前までの、前記各印刷業者が保有する印刷機のスケジュール情報の空き時間を探索し、前記印刷機の現在の状態および前記スケジュール情報から、前記空き時間の開始時間における前記印刷機の状態を予測し、予測した状態、および前記ジョブの内容に基づいて、該ジョブの実行が可能な印刷機を保有する1以上の印刷業者を判断する判断部と、前記判断部により判断された前記1以上の印刷業者の情報を、前記情報端末で表示させるために該情報端末へ送信する提示部と、を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、印刷を注文した印刷データがどの印刷業者で行われるかを把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態に係る機器システムの概略構成を示す図である。
図2は、印刷コントローラおよびクラウドシステムのハードウェア構成の一例を示す図である。
図3は、印刷機のハードウェア構成の一例を示す図である。
図4は、情報端末のハードウェア構成の一例を示す図である。
図5は、実施形態に係る機器システムの機能ブロックの構成の一例を示す図である。
図6は、ジョブ情報登録APIの一例を示す図である。
図7は、ジョブ情報登録APIのレスポンスの一例を示す図である。
図8は、ジョブ情報登録APIの別のレスポンスの一例を示す図である。
図9は、確定通知APIの一例を示す図である。
図10は、確定通知APIのレスポンスの一例を示す図である。
図11は、別の確定通知APIの一例を示す図である。
図12は、別の確定通知APIのレスポンスの一例を示す図である。
図13は、ジョブ状態通知APIの一例を示す図である。
図14は、ジョブ状態通知APIのレスポンスの一例を示す図である。
図15は、ジョブについての状態遷移の一例を示す図である。
図16は、実施形態に係る機器システムで用いられるデータモデルの一例を示す図である。
図17は、実施形態に係る機器システムの全体的な処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
図18は、フォトブック注文の具体的な動作を説明する図である。
図19は、注文後の業者評価を行う具体的な動作を説明する図である。
図20は、ジョブの印刷準備と印刷を矢印線で示す図である。
図21は、ジョブ実行判断処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図22は、空き時間の開始時刻における機器状態の予測を説明する図である。
図23は、機器状態の予測処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図24は、準備時間および実行時間の予測動作を説明する図である。
図25は、機械学習に使用されるニューラルネットワークの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、図面を参照しながら、本発明に係る情報処理システム、情報処理方法およびプログラムの実施形態を詳細に説明する。また、以下の実施形態によって本発明が限定されるものではなく、以下の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想到できるもの、実質的に同一のもの、およびいわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、以下の実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換、変更および組み合わせを行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社リコー
箔押し装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
24日前
株式会社リコー
画像形成装置
22日前
株式会社リコー
画像読取装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
今日
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
薬包綴じ装置
8日前
株式会社リコー
液体吐出装置
1か月前
株式会社リコー
シート収納装置
9日前
株式会社リコー
液体を吐出する装置
8日前
株式会社リコー
コネクタ、及び、機器
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置及び検査台
22日前
株式会社リコー
乾燥装置及び液体吐出装置
29日前
株式会社リコー
転写装置及び画像形成装置
24日前
株式会社リコー
移動体および履帯式走行体
1日前
株式会社リコー
画像形成装置、画像形成方法
今日
株式会社リコー
光照射装置及び画像投射装置
29日前
株式会社リコー
搬送装置、及び、前処理装置
8日前
株式会社リコー
媒体処理装置及び画像形成装置
10日前
株式会社リコー
媒体搬送装置及び画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像読取装置および画像読取方法
1か月前
株式会社リコー
画像読取装置および画像形成装置
29日前
株式会社リコー
画像形成装置及びトナー回収方法
1か月前
株式会社リコー
画像処理装置およびエッジ検出方法
29日前
株式会社リコー
蓄電システム及び電池管理システム
1か月前
株式会社リコー
媒体処理装置及び画像形成システム
1か月前
株式会社リコー
ドラム式搬送機構及び画像形成装置
10日前
株式会社リコー
液体吐出装置、および液体吐出方法
1か月前
株式会社リコー
移動体、プログラム、位置推定方法
9日前
株式会社リコー
画像形成装置及び画像形成システム
8日前
株式会社リコー
レーザー照射装置、レーザー照射方法
1か月前
株式会社リコー
機器システム、プログラム、表示方法
29日前
株式会社リコー
シート給送装置、及び、画像形成装置
22日前
続きを見る
他の特許を見る