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公開番号
2024169555
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2024160596,2020140733
出願日
2024-09-18,2020-08-24
発明の名称
画像形成装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
弁理士法人ネクスト
主分類
H04N
1/00 20060101AFI20241128BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】画像形成装置に表示されている操作画面を、遠隔の情報処理装置に表示する場合に、セキュリティレベルの低下を抑制する。
【解決手段】MFP10のコントローラ11は、通信IF16を介して、リモートデータをPC40に送信するリモート表示制御を実行し、リモートデータは、ユーザIF17に表示される操作画面を再現したリモート画面をPC40が備えるブラウザで表示させるためのデータである。コントローラ11は、リモート画面における表示内容の制限を定める制限パラメータを取得し、リモート表示制御において、制限パラメータに応じたリモートデータをPC40に送信することにより、表示内容が制限されたリモート画面をブラウザに表示させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
通信インタフェースと、ユーザインタフェースと、コントローラと、を備え、
前記コントローラは、
前記通信インタフェースを介して、リモートデータを情報処理装置に送信するリモート表示制御を実行し、前記リモートデータは、前記ユーザインタフェースに表示される操作画面を再現したリモート画面を前記情報処理装置が備えるブラウザで表示させるためのデータであり、
前記コントローラは、
前記リモート画面における表示内容の制限を定める制限パラメータを取得する取得処理、
を実行し、
前記リモート表示制御において、前記制限パラメータに応じた前記リモートデータを前記情報処理装置に送信することにより、表示内容が制限された前記リモート画面を前記ブラウザに表示させる画像形成装置。
続きを表示(約 2,100 文字)
【請求項2】
前記コントローラは、前記リモート表示制御において、
前記リモート画面を、前記ブラウザで表示させるためのラスタデータであって、複数の操作アイコンを含むラスタデータを作成し、
前記リモートデータとして前記ラスタデータを含むWebページデータを、前記情報処理装置に送信し、
前記通信インタフェースを介して、前記Webページデータを受信した前記情報処理装置から、前記操作アイコンを操作したことを示す情報を受信した場合に、受信した情報に応じて、前記ユーザインタフェースに表示されている前記操作画面を更新し、
更新後の前記操作画面に対応するラスタデータを作成し、
作成された前記ラスタデータを含む前記Webページデータを、前記情報処理装置に送信し、
前記Webページデータには、前記制限パラメータに応じて前記ラスタデータの表示内容を制限する情報、又は前記制限パラメータに応じて表示内容が制限された前記ラスタデータを含む請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記コントローラは、
前記取得処理において、前記画像形成装置の管理者から前記制限パラメータの入力を受付け、前記管理者以外から前記制限パラメータの入力を受付けず、
前記リモート表示制御では、前記入力を受付けた前記制限パラメータに応じた前記リモートデータを、前記情報処理装置に送信する請求項1又は2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記制限パラメータは、前記情報処理装置の所定ユーザを識別する識別情報に対応づけて設定されており、
前記コントローラは、前記リモート表示制御において、
前記情報処理装置から、前記リモート表示制御の要求とともに、前記識別情報を取得し、
取得された前記識別情報に前記制限パラメータが設定されている場合に、設定されている前記制限パラメータに応じた前記リモートデータを、前記情報処理装置に送信する請求項1~3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記コントローラは、
前記ユーザインタフェースを介して受付けた操作に応じてログイン状態となり、
前記リモート表示制御において、前記識別情報が、前記画像形成装置のログインユーザであることを示している場合に、表示内容を制限しない前記リモート画面を前記ブラウザ
で表示させるための前記リモートデータを、前記情報処理装置に送信する請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記制限パラメータは、前記リモート表示制御の目的を示す目的情報に対応づけて設定されており、
前記コントローラは、前記リモート表示制御において、前記情報処理装置から、前記リモート表示制御の要求とともに前記目的情報を取得し、取得された前記目的情報に前記制限パラメータが設定されている場合に、設定されている前記制限パラメータに応じた前記リモートデータを、前記情報処理装置に送信する請求項1~3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記目的情報には、前記画像形成装置の操作を、前記リモート画面を介してサポートすることを示す前記目的情報を含み、
前記制限パラメータは、前記サポートすることを示す前記目的情報に対応付けて設定されている請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記コントローラは、前記リモート表示制御において、
前記情報処理装置に、前記通信インタフェースを介してサポート要求を送信し、
前記情報処理装置から、前記サポート要求に伴う前記リモート表示制御の要求を受信した場合に、現在表示されている前記操作画面を再現した前記リモート画面であって、前記制限パラメータに応じた前記リモートデータを、前記情報処理装置に送信する請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記制限パラメータは、前記操作画面に対応づけて設定されており、
前記コントローラは、
前記操作画面を、前記ユーザインタフェースを介した操作に応じて切換え可能であり、
前記リモート表示制御において、切換後の前記操作画面に前記制限パラメータが設定されている場合に、設定された前記制限パラメータに応じた前記リモートデータを、前記情報処理装置に送信する請求項1~3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記コントローラは、
前記操作画面を切換えるための指定操作を受付けるショートカット画像を前記操作画面上に設定可能であり、
前記制限パラメータは、前記ショートカット画像に対応づけて設定されており、
前記リモート表示制御において、指定された前記ショートカット画像に前記制限パラメータが設定されている場合に、設定された前記制限パラメータに応じた前記リモートデータを、前記情報処理装置に送信する請求項9に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に表示されている操作画面を、遠隔の情報処理装置に表示する技術に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、画像形成装置において、読取り後の画像のプレビュー画面を表示部に表示させる画像形成装置が記載されている。また、特許文献1に記載の画像形成装置では、セキュリティレベルが高い原稿に対しては、プレビュー画面を劣化させた状態で表示させることにより、セキュリティの強度を高めている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-258771号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、画像形成装置に表示される操作画面を、遠隔の情報処理装置に表示させる機能が知られている。このような機能において、セキュリティレベルが高い画像を含む操作画面を、情報処理装置に遠隔表示させる場合、所望とするセキュリティレベルを維持できなくなることが懸念される。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みたものであり、画像形成装置に表示されている操作画面を、遠隔の情報処理装置に表示する場合に、セキュリティレベルの低下を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために本発明は、通信インタフェースと、ユーザインタフェースと、コントローラと、を備える画像形成装置に関する。画像形成装置のコントローラは、通信インタフェースを介して、リモートデータを情報処理装置に送信するリモート表示制御を実行し、リモートデータは、ユーザインタフェースに表示される操作画面を再現したリモート画面を情報処理装置が備えるブラウザで表示させるためのデータであり、コントローラは、リモート画面における表示内容の制限を定める制限パラメータを取得する取得処理、を実行し、リモート表示制御において、制限パラメータに応じたリモートデータを情報処理装置に送信することにより、表示内容が制限されたリモート画面をブラウザに表示させる。
【0007】
上記構成では、コントローラは、リモートデータを、通信インタフェースを介して情報処理装置に送信することで、ユーザインタフェースに表示される操作画面を再現したリモート画面を、情報処理装置のブラウザに表示させるリモート表示制御を実行する。そして、コントローラが実行するリモート表示制御では、取得された制限パラメータに応じたリモートデータを情報処理装置に送信することで、ブラウザに表示されるリモート画面の表示内容が制限される。これにより、画像形成装置に表示されている操作画面を、遠隔の情報処理装置で表示する場面においても、リモート画面の表示内容が制限されるため、セキュリティレベルの低下を抑制することができる。
【0008】
本発明は、種々の形態により実現することが可能であり、画像形成装置の発明以外にも、コントローラが実行する制御プログラムの発明としても実現することができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、画像形成装置に表示されている操作画面を、遠隔の情報処理装置で表示する場面においても、セキュリティレベルの低下を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
画像形成システムの構成図。
MFPのコントローラにより実行される処理の手順を説明するフローチャート。
SFLリストを説明する図。
図2のS16で実行される処理の手順を説明するフローチャート。
EWS画面を説明する図。
リモート画面を説明する図。
図2のS18で実行される処理の手順を説明するフローチャート。
表示制限がされたリモート画面を説明する図。
表示制限がされたリモート画面を説明する図。
第2実施形態に係るリモート画面を説明する図。
図2のS18で実行される処理の手順を説明するフローチャート。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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