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公開番号2024168067
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-05
出願番号2023084462
出願日2023-05-23
発明の名称モーターカバー
出願人住友化学株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H02K 5/08 20060101AFI20241128BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】外部からの応力が加わった際の変形が抑制された樹脂製のモーターカバーの提供。
【解決手段】熱可塑性樹脂を含有するモーターカバー10であって、平面視円環状の本体部12と、本体部12の軸方向に沿って本体部12から突出するとともに、本体部12の中央部から本体部12の外周部に延びる単リブ13とを有し、単リブ13は、一部で互いに交差するリブ片13A、リブ片13B及びリブ片13Cを有する、モーターカバー10。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
熱可塑性樹脂を含有するモーターカバーであって、
前記モーターカバーは、平面視で円環状を有する本体部と、単リブとを有し、
前記単リブは、前記本体部の軸方向に沿って前記本体部から突出するとともに、前記本体部の中央部から前記本体部の外周部にかけて存在しており、
前記単リブは、互いに交差する複数のリブ片を有する、モーターカバー。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
前記単リブの突出高さの最大値は、前記本体部の軸方向の高さの最大値に対して、13%以上56%以下である、請求項1に記載のモーターカバー。
【請求項3】
モーターカバーが有する全ての前記単リブを軸方向から投影した面積の合計面積は、前記本体部を軸方向から投影した面積100%に対して、7%以上18%以下である、請求項1又は2に記載のモーターカバー。
【請求項4】
前記モーターカバーは、さらに、複数の前記単リブと交差する円形リブを有する、請求項1又は2に記載のモーターカバー。
【請求項5】
前記単リブの本数は、18本以上52本以下である、請求項1又は2に記載のモーターカバー。
【請求項6】
径方向から見て平板状である、請求項1又は2に記載のモーターカバー。
【請求項7】
前記熱可塑性樹脂の含有量は、前記モーターカバー全量に対して、15質量%以上である、請求項1又は2に記載のモーターカバー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、モーターカバーに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
電気自動車や電動バイク用の駆動源として、モーターが挙げられる(例えば、特許文献1参照)。モーターを保護する役割を担う部品として、モーターカバーが挙げられる。モーターカバーの形成材料として、アルミニウムが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-30818号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
部品の軽量化を図るため、モーター部品の材料として、金属材料の代わりに樹脂材料を用いることが検討されている。モーターカバーが軽いと、モーターカバーが重い場合と比べて、モーターに投入される電力が同量であっても駆動源としての出力がより高くなるため、モーターカバーが軽量であることが好ましい。
しかしながら、樹脂材料を用いたモーターカバーは、金属材料を用いたモーターカバーに比べて、外部からの応力が加わった際の変形が大きくなる傾向がある。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、外部からの応力が加わった際の変形が抑制された樹脂製のモーターカバーを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するため、本発明は以下の態様を包含する。
[1]熱可塑性樹脂を含有するモーターカバーであって、前記モーターカバーは、平面視で円環状を有する本体部と、単リブとを有し、前記単リブは、前記本体部の軸方向に沿って前記本体部から突出するとともに、前記本体部の中央部から前記本体部の外周部にかけて存在しており、前記単リブは、互いに交差する複数のリブ片を有する、モーターカバー。
[2]前記単リブの突出高さの最大値は、前記本体部の軸方向の高さの最大値に対して、13%以上56%以下である、[1]に記載のモーターカバー。
[3]モーターカバーが有する全ての前記単リブを軸方向から投影した面積の合計面積は、前記本体部を軸方向から投影した面積100%に対して、6%以上16%以下である、[1]又は[2]に記載のモーターカバー。
[4]前記モーターカバーは、さらに、複数の前記単リブと交差する円形リブを有する、[1]~[3]のいずれか一項に記載のモーターカバー。
[5]前記単リブの本数は、18本以上52本以下である、[1]~[4]のいずれか一項に記載のモーターカバー。
[6]径方向から見て平板状である、[1]~[5]のいずれか一項に記載のモーターカバー。
[7]前記熱可塑性樹脂の含有量は、前記モーターカバー全量に対して、50質量%以上である、[1]~[6]のいずれか一項に記載のモーターカバー。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、外部からの応力が加わった際の変形が抑制された樹脂製のモーターカバーを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
モーターカバーの一実施形態を示す概略図である。
モーターカバーの一実施形態を示す概略図である。
モーターカバーの一実施形態を示す概略図である。
モーターカバーの一実施形態を示す概略図である。
比較例のモーターカバーを示す概略図である。
比較例のモーターカバーを示す概略図である。
比較例のモーターカバーを示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しながら、本実施形態のモーターカバーについて説明する。なお、以下の全ての図面においては、各構成要素の寸法や比率、角度は、実物に対して異なる場合がある。
【0010】
本実施形態のモーターカバーは、熱可塑性樹脂を含有する。
熱可塑性樹脂として、具体的には、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブタジエン、ポリメチルペンテン等のポリオレフィン樹脂;塩化ビニル、塩化ビニリデン酢酸ビニル、ポリビニルアルコール等のビニル系樹脂;ポリスチレン、アクリロニトリル-スチレン樹脂(AS樹脂)、アクリロニトリル-ブタジエン-スチレン樹脂(ABS樹脂)等のポリスチレン系樹脂;ポリアミド6(ナイロン6)、ポリアミド66(ナイロン66)、ポリアミド11(ナイロン11)、ポリアミド12(ナイロン12)、ポリアミド46(ナイロン46)、ポリアミド610(ナイロン610)、ポリテトラメチレンテレフタルアミド(ナイロン4T)、ポリヘキサメチレンテレフタルアミド(ナイロン6T)、ポリメタキシリレンアジパミド(ナイロンMXD6)、ポリノナメチレンテレフタルアミド(ナイロン9T)、ポリデカメチレンテレフタルアミド(ナイロン10T)等のポリアミド系樹脂;ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート、液晶ポリエステル等のポリエステル系樹脂;変性ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリスルホン、ポリフェニルスルホン等のポリスルホン系樹脂;直鎖型ポリフェニレンスルフィド、架橋型ポリフェニレンスルフィド、半架橋型ポリフェニレンスルフィドなどのポリフェニレンスルフィド、ポリエーテルケトン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルケトンケトン等のポリエーテルケトン;ポリカーボネート;ポリフェニレンエーテル;熱可塑性ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリエーテルイミド等のポリイミド系樹脂などが挙げられる。
(【0011】以降は省略されています)

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