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公開番号2024166972
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-29
出願番号2023083422
出願日2023-05-19
発明の名称特装車及びサブフレームの前後長調節方法
出願人極東開発工業株式会社
代理人弁理士法人はなぶさ特許商標事務所,弁理士法人落合特許事務所
主分類G01G 19/12 20060101AFI20241122BHJP(測定;試験)
要約【課題】積載物を積載可能な架装体と、シャシフレーム上に搭載されて架装体を下方より支持するサブフレームと、そのサブフレームの前部及び後部にそれぞれ連結される車載の前部付属品及び後部付属品とを備えた特装車において、車長に応じて決まるサブフレームの前後長を容易に変更可能とし、コスト節減に寄与する。
【解決手段】サブフレーム6は、シャシフレーム1の前部に支持されて車載の前部付属品L1,L2が連結可能な前フレーム6Fと、シャシフレーム1の後部に支持されて車載の後部付属品L3,L4が連結可能な後フレーム6Rと、前フレーム6Fに前端部が結合され且つ後フレーム6Rに後端部が結合される、サブフレーム6の前後長調節用の中フレーム6Mとを含む。
【選択図】 図8
特許請求の範囲【請求項1】
架装体(2)と、シャシフレーム(1)上に搭載されて前記架装体(2)を下方より支持するサブフレーム(6)と、そのサブフレーム(6)の前部及び後部にそれぞれ連結される車載の前部付属品(L1,L2)及び後部付属品(L3,L4)とを備えた特装車において、
前記サブフレーム(6)は、前記シャシフレーム(1)の前部に支持されて前記前部付属品(L1,L2)が連結可能な前フレーム(6F)と、前記シャシフレーム(1)の後部に支持されて前記後部付属品(L3,L4)が連結可能な後フレーム(6R)と、前記前フレーム(6F)に前端部が結合され且つ前記後フレーム(6R)に後端部が結合される、該サブフレーム(6)の前後長調節用の中フレーム(6M)とを含むことを特徴とする特装車。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記前部付属品は、前記前フレーム(6F)に連結され且つ前記架装体(2)の重量を受け止めて検出可能な前部ロードセル(L1,L2)であり、また前記後部付属品は、前記後フレーム(6R)に連結され且つ前記架装体(2)の重量を受け止めて検出可能な後部ロードセル(L3,L4)であることを特徴とする、請求項1に記載の特装車。
【請求項3】
前記前・後フレーム(6F,6R)のうちの少なくとも一方のフレーム(6F)は、前記中フレーム(6M)との結合部に連続して延びるフレーム部分(6)の上壁(7t)が、該中フレーム(6M)より離れるにつれて高さが漸増する上り傾斜部(7ts)を有していることを特徴とする、請求項2に記載の特装車。
【請求項4】
請求項1~3の何れか1項に記載の特装車において、車両全長に応じて決まる前記サブフレーム(6)の前後長を、前記前・後フレーム(6F,6R)の長さ変更無しで設定可能とする、サブフレーム(6)の前後長調節方法であって、
車両全長に応じて決まる前記サブフレーム(6)の前後長の前記設定を可能とする所望長さの前記中フレーム(6M)を用意する工程と、
その用意された前記中フレーム(6M)を介して前記前部フレーム(6F)及び前記後部フレーム(6R)間を結合する工程とを含むことを特徴とする、特装車におけるサブフレームの前後長調節方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、特装車、特に架装体と、シャシフレーム上に搭載されて架装体を下方より支持するサブフレームと、そのサブフレームの前部及び後部にそれぞれ連結される車載の前部付属品及び後部付属品とを備えた特装車、及びその特装車におけるサブフレームの前後長調節方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
上記した特装車、例えば架装体の積載重量を車載付属品としてのロードセルで計量可能な特装車は、下記の特許文献1に開示されるように従来公知である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-188238号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の特装車では、前・後部付属品を前部及び後部にそれぞれ連結支持するサブフレームが、その全長に亘り延びる長い左右の縦フレームと、その両縦フレーム間を一体に接続する複数のクロスメンバとを有して梯子状に形成され、サブフレーム全体として長尺の大型部品となっている。
【0005】
ところがサブフレームの長さは、これが搭載される車両の全長に応じて変更する必要があり、そのため、車長の異なる車両に対しては、その車長に応じて長さの異なる長尺のサブフレームを別々に製造する必要があり、全体としてコスト増となる問題がある。
【0006】
本発明は、上記に鑑み提案されたもので、従来構造の課題を解決可能とした特装車、及びその特装車におけるサブフレームの前後長調節方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するために、本発明は、架装体と、シャシフレーム上に搭載されて前記架装体を下方より支持するサブフレームと、そのサブフレームの前部及び後部にそれぞれ連結される車載の前部付属品及び後部付属品とを備えた特装車において、前記サブフレームは、前記シャシフレームの前部に支持されて前記前部付属品が連結可能な前フレームと、前記シャシフレームの後部に支持されて前記後部付属品が連結可能な後フレームと、前記前フレームに前端部が結合され且つ前記後フレームに後端部が結合される、該サブフレームの前後長調節用の中フレームとを含むことを第1の特徴とする。
【0008】
また本発明は、第1の特徴に加えて、前記前部付属品は、前記前フレームに連結され且つ前記架装体の重量を受け止めて検出可能な前部ロードセルであり、また前記後部付属品は、前記後フレームに連結され且つ前記架装体の重量を受け止めて検出可能な後部ロードセルであることを第2の特徴とする。
【0009】
また本発明は、第2の特徴に加えて、前記前・後フレームのうちの少なくとも一方のフレームは、前記中フレームとの結合部に連続して延びるフレーム部分の上壁が、該中フレームより離れるにつれて高さが漸増する上り傾斜部を有していることを第3の特徴としている。
【0010】
また本発明は、第1~第3の何れかの特徴を有した特装車において、車両全長に応じて決まる前記サブフレームの前後長を、前記前・後フレームの長さ変更無しで設定可能とする、サブフレームの前後長調節方法であって、車両全長に応じて決まる前記サブフレームの前後長の前記設定を可能とする所望長さの前記中フレームを用意する工程と、その用意された前記中フレームを介して前記前部フレーム及び前記後部フレーム間を結合する工程とを含むことを第4の特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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