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公開番号
2024165829
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023082361
出願日
2023-05-18
発明の名称
測色装置
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01J
3/50 20060101AFI20241121BHJP(測定;試験)
要約
【課題】ユーザーが分光濃度計を直接把持して所望の方向に動かそうとすると、分光濃度計が設置台から意図せず外れ、分光濃度計や設置台等の破損を招く虞がある。
【解決手段】測色装置は、測定対象を支持する支持面を有する支持台と、支持面に沿った方向である第1方向、及び支持面に沿った方向であるとともに第1方向に交差する第2方向の少なくともいずれかを移動方向として移動可能なキャリッジユニットと、を備え、キャリッジユニットは、測定対象を測色する測色計が着脱可能に収容される収容部と、キャリッジユニットが移動方向に手動で動かされる際に外力が付与される部位である第1操作部と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
測定対象を支持する支持面を有する支持台と、
前記支持面に沿った方向である第1方向、及び前記支持面に沿った方向であるとともに前記第1方向に交差する第2方向の少なくともいずれかを移動方向として移動可能なキャリッジユニットと、
を備え、
前記キャリッジユニットは、
前記測定対象を測色する測色計が着脱可能に収容される収容部と、
前記キャリッジユニットが前記移動方向に手動で動かされる際に外力が付与される部位である第1操作部と、
を備える、
ことを特徴とする測色装置。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の測色装置において、
前記キャリッジユニットは、前記第1方向を前記移動方向として、第1モーターの動力によって前記第1方向に移動可能に設けられ、
更に前記キャリッジユニットは、前記第1方向に延びる第1ガイド部によって前記第1方向にガイドされる第1被ガイド部を備える、
ことを特徴とする測色装置。
【請求項3】
請求項2に記載の測色装置において、
前記第1操作部は、前記第1被ガイド部に設けられる、
ことを特徴とする測色装置。
【請求項4】
請求項3に記載の測色装置において、
前記第1被ガイド部が固定されるベルトであって、前記第1方向に沿って設けられる第1無端ベルトと、
前記第1無端ベルトが掛け回される第1駆動プーリーと、
前記第1駆動プーリーに対して前記第1方向に離れた位置に設けられるプーリーであって、前記第1無端ベルトが掛け回される第1従動プーリーと、
を備え、
前記第1方向において、前記第1操作部と、前記第1被ガイド部が前記第1無端ベルトに固定される部位とが重なる、
ことを特徴とする測色装置。
【請求項5】
請求項3に記載の測色装置において、
前記第1ガイド部は、前記第1方向に延びる第1ガイド面を備え、
前記第1被ガイド部は、
前記第1ガイド面に押し当たる押圧スライダーと、
前記押圧スライダーを前記第1ガイド面に向けて押圧する押圧部材と、
を備え、
前記キャリッジユニットは、前記押圧スライダーが前記第1ガイド面に押し当たる力を軽減させる手段を備える、
ことを特徴とする測色装置。
【請求項6】
請求項3に記載の測色装置において、
前記第1ガイド部及び前記第1被ガイド部を覆う第1カバー部材を備え、
前記第1操作部の平面視において、前記第1操作部の少なくとも一部が前記第1カバー部材と重なっており、
前記第1操作部の平面視において前記第1操作部が前記第1カバー部材と重なる部位の色の明度と、前記第1カバー部材の色の明度とが異なる、
ことを特徴とする測色装置。
【請求項7】
請求項1に記載の測色装置において、
前記第1操作部に、前記キャリッジユニットの移動方向を示す第1識別マークが設けられる、
ことを特徴とする測色装置。
【請求項8】
請求項1に記載の測色装置において、
前記収容部は、昇降モーターの動力によって前記支持面に対して進退する方向である第3方向に移動可能に設けられ、
前記昇降モーターを制御する制御部は、前記収容部に前記測色計が装着される際、前記第3方向において前記収容部を装着位置に位置決めし、
前記第3方向が鉛直方向に沿っているとともに前記収容部が前記装着位置にある場合、前記第1操作部の上端部は、前記収容部の上端部よりも低い位置にある、
ことを特徴とする測色装置。
【請求項9】
請求項2に記載の測色装置において、
前記キャリッジユニットは、前記第1方向に延びる形状を成す部位であって前記支持台に対して第2モーターの動力により前記第2方向に移動可能な第2方向移動部に設けられ、
前記第2方向移動部には、前記第2方向移動部が前記第2方向に手動で動かされる際に外力が付与される部位である第2操作部が設けられる、
ことを特徴とする測色装置。
【請求項10】
請求項9に記載の測色装置において、
前記第1方向は、装置奥行き方向に沿っており、
前記第2方向移動部は、
前記支持面に対して交差する第3方向に延びる第1支持部と、
前記第1支持部に対し前記第1方向に間隔を空けて配置され、前記第3方向に延びる第2支持部と、
前記第1方向に延び、前記第1支持部と前記第2支持部とによって支持される梁部と、
を備え、
前記第1支持部は、前記第2支持部に対し、装置の電源ボタンが配置される装置前方側に配置され、
前記第2操作部は、前記第1支持部に設けられる、
ことを特徴とする測色装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、測色計が着脱可能なキャリッジユニットを備えた測色装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、カラーチャートが載置される載置台と、測色計の一例である分光濃度計をX-Y方向およびZ方向に走査する駆動装置と、を備えた自動測色装置が開示されている。分光濃度計は、設置台に対して取り付け及び取り外しが可能に構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-212001号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1記載の自動測色装置において、分光濃度計の位置を手動で調整したい場合が生じると、ユーザーは分光濃度計を直接把持して調整したい方向に動かす虞がある。しかしながらユーザーが分光濃度計を直接把持して所望の方向に動かそうとすると、分光濃度計が設置台から意図せず外れ、分光濃度計や設置台等の破損を招く虞がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する為の、本発明の測色装置は、測定対象を支持する支持面を有する支持台と、前記支持面に沿った方向である第1方向、及び前記支持面に沿った方向であるとともに前記第1方向に交差する第2方向の少なくともいずれかを移動方向として移動可能なキャリッジユニットと、を備え、前記キャリッジユニットは、前記測定対象を測色する測色計が着脱可能に収容される収容部と、前記キャリッジユニットが前記移動方向に手動で動かされる際に外力が付与される部位である第1操作部と、を備えることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0006】
測色計の斜視図。
測色装置の斜視図。
測色装置の側面図。
測色計が装着されたキャリッジユニットの斜視図。
測色計が取り外されたキャリッジユニットの斜視図。
上部フレームを取り外した状態の測色装置の斜視図。
梁部フレームの断面図。
ガントリーの内部構造を示す斜視図。
測色計が装着されたキャリッジユニットとガントリーを上方から見た平面図。
測色計が装着されたキャリッジユニットとガントリーの内部構造を上方から見た平面図。
ガントリーの内部構造を示す斜視図。
ガントリーの断面図。
測色装置の断面図。
測色計が装着されたキャリッジユニットとガントリーを下方から見た平面図。
測色装置の一部を上方から見た平面図。
ガントリーの一部の斜視図。
キャリッジユニットを昇降させる機構の斜視図。
キャリッジユニットを昇降させる機構の斜視図。
キャリッジユニットと測色計との位置関係を模式的に示す図であって、キャリッジユニットに測色計を装着する際の図。
キャリッジと測色計との位置関係を模式的に示す図であって、測色対象に沿ってキャリッジユニットが移動する際の図。
キャリッジユニットと測色計との位置関係を模式的に示す図であって、測色対象に対して測色計の底面が接触した際の図。
キャリッジユニットと測色計との位置関係を模式的に示す図であって、測色対象を測色する際の図。
位置合わせ枠とカラーパッチの平面図。
他の実施形態に係る位置合わせ枠とカラーパッチの平面図。
第1操作部の他の実施形態を示す斜視図。
キャリッジユニットをホームポジションにロックするロック部材を備えたガントリー内部構造の斜視図。
第1操作部に操作力を軽減する為の押圧つまみを設けた構成の斜視図。
押圧つまみにより操作力を軽減する構造の状態遷移を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明を概略的に説明する。
第1の態様に係る測色装置は、測定対象を支持する支持面を有する支持台と、前記支持面に沿った方向である第1方向、及び前記支持面に沿った方向であるとともに前記第1方向に交差する第2方向の少なくともいずれかを移動方向として移動可能なキャリッジユニットと、を備え、前記キャリッジユニットは、前記測定対象を測色する測色計が着脱可能に収容される収容部と、前記キャリッジユニットが前記移動方向に手動で動かされる際に外力が付与される部位である第1操作部と、を備えることを特徴とする。
【0008】
本態様によれば、前記キャリッジユニットは、前記移動方向に手動で動かされる際に外力が付与される部位である第1操作部を備えることから、ユーザーが前記キャリッジユニットを前記移動方向に手動で動かそうとする際に、前記測色計が直接把持されることを抑制できる。その結果、前記測色計や前記キャリッジユニット等の破損を抑制することができる。
【0009】
第2の態様は、第1の態様に従属する態様であって、前記キャリッジユニットは、前記第1方向を前記移動方向として、第1モーターの動力によって前記第1方向に移動可能に設けられ、更に前記キャリッジユニットは、前記第1方向に延びる第1ガイド部によって前記第1方向にガイドされる第1被ガイド部を備えることを特徴とする。
【0010】
本態様によれば、前記キャリッジユニットが、前記第1方向を前記移動方向として、第1モーターの動力によって前記第1方向に移動可能である構成において、上述した第1の態様の作用効果を得られる。
(【0011】以降は省略されています)
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