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公開番号
2024166297
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2024155026,2021552221
出願日
2024-09-09,2020-03-03
発明の名称
R-1225ye(E)を含む熱伝達組成物
出願人
ザ ケマーズ カンパニー エフシー リミテッド ライアビリティ カンパニー
代理人
弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類
C09K
5/04 20060101AFI20241121BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】オゾン層破壊係数がなく、地球温暖化に対する影響が低いことを特徴とする冷媒が必要とされている。
【解決手段】本出願は、冷蔵、空調、又はヒートポンプシステムにおいて有用な(E)-1,2,3,3,3-ペンタフルオロ-1-プロペン(すなわち、R-1225ye(E)又はHFO-1225ye(E))を含む組成物に関する。冷蔵、空調、又はヒートポンプシステムにおけるR-1234ze(E)の代替方法も提供される。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
(E)-1,2,3,3,3-ペンタフルオロ-1-プロペンと、R-134aと、R-1234ze(E)と、を含む、組成物。
続きを表示(約 930 文字)
【請求項2】
前記組成物が、約1~約85重量パーセントの(E)-1,2,3,3,3-ペンタフルオロ-1-プロペンと、約5~約89重量パーセントのR-1234ze(E)と、約5~約10重量パーセントのR-134aと、を含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
約1~約85重量パーセントの(E)-1,2,3,3,3-ペンタフルオロ-1-プロペン、約5~約89重量パーセントのR-1234ze(E)、及び約5~約10重量パーセントのR-134aからなる、請求項1に記載の組成物。
【請求項4】
冷却を生成するためのプロセスであって、請求項1に記載の組成物を凝縮させることと、その後、冷却される物体の近傍で前記組成物を蒸発させることと、を含む、プロセス。
【請求項5】
加熱を生成するためのプロセスであって、請求項1に記載の組成物を蒸発させることと、その後、加熱される物体の近傍で前記組成物を凝縮させることと、を含む、プロセス。
【請求項6】
冷蔵、空調、又はヒートポンプシステムにおいて、R-1234ze(E)を代替する方法であって、前記R-1234ze(E)の代替物として、請求項1に記載の組成物を提供することを含む、方法。
【請求項7】
請求項1に記載の組成物を含む、空調システム、ヒートポンプシステム、又は冷蔵システム。
【請求項8】
前記システムが、蒸発器、圧縮機、凝縮器、及び膨張装置を備える、請求項7に記載の空調システム、ヒートポンプシステム、又は冷蔵システム。
【請求項9】
前記システムが、向流モード又は向流傾向を有する十字流(cross-current)モードで動作する、1つ以上の熱交換器を備える、請求項7に記載の空調システム、ヒートポンプシステム、又は冷蔵システム。
【請求項10】
冷蔵、空調、又はヒートポンプシステムにおいて、R-1234ze(E)を代替する方法であって、前記R-1234ze(E)の代替物として、(E)-1,2,3,3,3-ペンタフルオロ-1-プロペンを提供することを含む、方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本出願は、冷蔵、空調、又はヒートポンプシステムで使用するための(E)-1,2,3,3,3-ペンタフルオロ-1-プロペン(すなわち、R-1225ye(E)又はHFO-1225ye(E))を含む組成物に関する。本発明の組成物は、冷却及び加熱を生み出す方法及び冷媒と冷蔵を置換える方法、並びに冷蔵機器、空調機器及びヒートポンプ機器において有益である。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
多くの現在の市販の冷媒は、ヒドロクロロフルオロカーボン(hydrochlorofluorocarbon、「HCFC」)又はヒドロフルオロカーボン(hydrofluorocarbon、「HFC」)を用いる。HCFCは、オゾン層破壊の一因であり、モントリオール議定書の下で最終的な段階的廃止が予定されている。HFCは、オゾン層破壊の一因ではないが、地球温暖化の一因であり得、そのような化合物の使用は、環境規制機関による綿密な調査の対象となっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
したがって、オゾン層破壊係数(ozone depletion potential、ODP)がなく、地球温暖化に対する影響が低いことを特徴とする冷媒が必要とされている。本出願は、このニーズ及び他のニーズに対応する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本出願は、とりわけ、(E)-1,2,3,3,3-ペンタフルオロ-1-プロペンと、R-134a及びR-1234ze(E)、又はこれらの混合物から選択される化合物と、を含む、組成物を提供する。
【0005】
本出願は、本明細書で提供される組成物を凝縮させることと、その後、冷却される物体の近傍でかかる組成物を蒸発させることと、を含む、冷却を生成するためのプロセスを更に提供する。
【0006】
本出願は、本明細書で提供される組成物を蒸発させることと、その後、加熱される物体の近傍でかかる組成物を凝縮させることと、を含む、加熱を生成するためのプロセスを更に提供する。
【0007】
本出願は、かかるR-1234ze(E)の代替物として、本明細書で提供される組成物を提供することを含む、冷蔵、空調、又はヒートポンプシステムにおいて、R-1234ze(E)を代替する方法を更に提供する。
【0008】
本出願は、本明細書で提供される組成物を含む、空調システム、ヒートポンプシステム、及び冷蔵システムを更に提供する。
【0009】
特に定義しない限り、本明細書で使用される全ての技術的及び科学的用語は、本発明の属する当該技術分野の当業者によって一般的に理解されるものと同一の意味を有する。本発明で使用するための方法及び材料が本明細書に記載されており、また、当該技術分野において既知の他の好適な方法及び材料を使用してもよい。材料、方法、及び実施例は、単なる例証であり、限定することを意図するものではない。本明細書で言及される全ての刊行物、特許出願、特許、配列、データベースエントリ、及び他の参考文献は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。矛盾が生じた場合には、定義を含め、本明細書が優先される。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示は、(E)-1,2,3,3,3-ペンタフルオロ-1-プロペン(すなわち、R-1225ye(E)又はHFO-1225ye(E))と、任意選択的に、R-134a及びR-1234ze(E)又はこれらの混合物から選択される化合物と、を含む、組成物(例えば、熱伝達組成物及び/又は冷媒組成物)を提供する。本明細書で提供される組成物は、例えば、現用冷媒化合物(例えば、CFC、HFCなど)が以前に役に立っていた冷媒及び/又は熱伝達用途において有用であり得る。
(【0011】以降は省略されています)
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