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公開番号
2024164417
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-27
出願番号
2023079872
出願日
2023-05-15
発明の名称
移動案内装置および移動案内方法
出願人
三菱電機モビリティ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G01C
21/36 20060101AFI20241120BHJP(測定;試験)
要約
【課題】本開示は、移動体の揺れの正確な予測に基づき、適切なタイミングで搭乗者に備え付けのトイレへの移動を案内することを目的とする。
【解決手段】移動案内装置101は、現在地から目的地まで運行予定経路に沿って運行する移動体の搭乗者の尿意レベルを算出する尿意レベル算出部12と、移動体のドライバーが過去に運行予定経路に沿って移動体を運転した際の移動体の加速度変化記録を含むドライバー情報に基づき、今回の運行における移動体の揺れの大きさの推定値である揺れ推定値を算出する揺れ推定部15と、搭乗者の属性に基づき、搭乗者が座席を立ってから移動体に備え付けられたトイレで用を済ませて座席に戻るまでの移動時間を算出する移動時間算出部14と、移動時間と揺れ推定値とに基づき、尿意レベルが予め定められた閾値以上となる対象搭乗者に、トイレへの移動案内の音声通知タイミングを決定する案内決定部16と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
現在地から目的地まで運行予定経路に沿って運行する移動体の搭乗者の尿意レベルを算出する尿意レベル算出部と、
前記移動体のドライバーが過去に前記運行予定経路に沿って前記移動体を運転した際の前記移動体の加速度変化記録を含むドライバー情報に基づき、今回の運行における前記移動体の揺れの大きさの推定値である揺れ推定値を算出する揺れ推定部と、
前記搭乗者の属性に基づき、前記搭乗者が座席を立ってから前記移動体に備え付けられたトイレで用を済ませて座席に戻るまでの移動時間を算出する移動時間算出部と、
前記移動時間と前記揺れ推定値とに基づき、前記尿意レベルが予め定められた閾値以上となる対象搭乗者に、前記トイレへの移動案内の音声通知タイミングを決定する案内決定部と、を備える、
移動案内装置。
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
前記ドライバー情報は、前記ドライバーの前記移動体の運転回数および運転時間の情報を含む、
請求項1に記載の移動案内装置。
【請求項3】
前記運行予定経路上の信号機の現在の灯火状態と前記移動体の位置情報とに基づき、前記信号機が前記移動体と遭遇する際に黄色を灯火する黄色信号機であるか否かを判断し、前記黄色信号機の灯火が黄色に変化する際の前記黄色信号機と前記移動体との距離を推定する信号特定部をさらに備え、
前記揺れ推定部は、前記黄色信号機の灯火が黄色に変化する際の前記黄色信号機と前記移動体との距離に基づき、前記揺れ推定値を算出する、
請求項1に記載の移動案内装置。
【請求項4】
前記移動体のダイヤと現在の位置情報とを比較して、前記移動体の前記ダイヤに対する遅延時間を算出する遅延時間算出部をさらに備え、
前記揺れ推定部は、前記遅延時間に基づき、前記揺れ推定値を算出する、
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の移動案内装置。
【請求項5】
尿意レベル算出部が、現在地から目的地まで運行予定経路に沿って運行する移動体の搭乗者の尿意レベルを算出し、
揺れ推定部が、前記移動体のドライバーが過去に前記運行予定経路に沿って前記移動体を運転した際の前記移動体の加速度変化記録を含むドライバー情報に基づき、今回の運行における前記移動体の揺れの大きさの推定値である揺れ推定値を算出し、
移動時間算出部が、前記搭乗者の属性に基づき、前記搭乗者が座席を立ってから前記移動体に備え付けられたトイレで用を済ませて座席に戻るまでの移動時間を算出し、
案内決定部が、前記移動時間と前記揺れ推定値とに基づき、前記尿意レベルが予め定められた閾値以上となる対象搭乗者に、前記トイレへの移動案内の音声通知タイミングを決定する、
移動案内方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、移動体の搭乗者を移動体に備え付けのトイレへ安全に移動させる技術に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
複数人が乗車する高速バスなどの大型車両の中には、長時間の移動を目的とするため、車両内にトイレを備えつけているものがある。また、高速バスは、時刻表通りの運行を実施するため、緊急時を除けば数時間に一度のサービスエリアでの休憩以外で停車することはない。走行中に搭乗者がトイレに行くためには、揺れる車内を移動する必要があるため、その際の安全を確保する技術が求められる。
【0003】
なお、車両の揺れを考慮して搭乗者を支援する技術として、特許文献1には、閾値以上の加速度の発生が予測された場合に、アラーム音を出力することで搭乗者に化粧を中断させる、車両用搭乗者支援装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-043762号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の車両用搭乗者支援装置は、地図情報に含まれる路面の凹凸に関する情報、MMS(Mobile Mapping System)計測システム搭載車両で計測した加速度の経時測定データ、または外部センサから取得した周辺情報に基づいて、車両で発生する加速度を予測している(段落0059,0060)。しかし、加速度の予測において、ドライバーの運転技量または運転傾向が考慮されていないため、ドライバーの特性に応じた正確な加速度予測は行われていない。
【0006】
高速バスなどの大型車両に採用される空気ブレーキは、一般車両に採用される油圧ブレーキに比べて制動力が高く、ペダルの踏み込みを誤ると急制動が起こる。また、空気は油に比べて圧縮性が高いため、空気ブレーキは油圧ブレーキに比べてブレーキ動作のレスポンスが遅い。さらに、空気ブレーキは操作の度にエアタンク内の空気を消費するため、過度なブレーキ操作により空気圧が低下し、ブレーキ力が低下しやすい。これらの理由から、大型車両においてブレーキ時の制動加速度の変化は、ドライバーの運転技量または運転傾向に依存するところが大きい。
【0007】
本開示は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、移動体の揺れの正確な予測に基づき、適切なタイミングで搭乗者に備え付けのトイレへの移動を案内することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の移動案内装置は、現在地から目的地まで運行予定経路に沿って運行する移動体の搭乗者の尿意レベルを算出する尿意レベル算出部と、移動体のドライバーが過去に運行予定経路に沿って移動体を運転した際の移動体の加速度変化記録を含むドライバー情報に基づき、今回の運行における移動体の揺れの大きさの推定値である揺れ推定値を算出する揺れ推定部と、搭乗者の属性に基づき、搭乗者が座席を立ってから移動体に備え付けられたトイレで用を済ませて座席に戻るまでの移動時間を算出する移動時間算出部と、移動時間と揺れ推定値とに基づき、尿意レベルが予め定められた閾値以上となる対象搭乗者に、トイレへの移動案内の音声通知タイミングを決定する案内決定部と、を備える。
【発明の効果】
【0009】
本開示の移動案内装置は、ドライバーが過去に同一経路を運転した際の移動体の加速度変化記録に基づき、移動体の揺れ推定値を算出するため、ドライバー自身の運転特性を考慮して正確に揺れ推定値を算出することができる。従って、適切なタイミングで搭乗者にトイレへの移動を案内することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態1に係る移動案内装置およびその周辺装置の構成図である。
車両1における移動案内の周辺装置の配置例を示す図である。
実施の形態1に係る移動案内装置の動作を示すフローチャートである。
加速度変化記録を運行予定経路に沿って表した図である。
図4の加速度変化記録から得られる揺れ推定値を示す図である。
運転技量に応じて異なる揺れ推定値を示す図である。
揺れ推定値の閾値を示す図である。
実施の形態2に係る移動案内システムの構成図である。
実施の形態3に係る移動案内システムの構成図である。
移動案内装置のハードウェア構成を示す図である。
移動案内装置のハードウェア構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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