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公開番号
2024162468
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-21
出願番号
2023078001
出願日
2023-05-10
発明の名称
蛇行度算出装置、蛇行度算出方法、及び蛇行度算出プログラム
出願人
カナデビア株式会社
,
国立大学法人山口大学
,
個人
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
G06T
7/60 20170101AFI20241114BHJP(計算;計数)
要約
【課題】対象物の蛇行度をより高い精度で算出する蛇行度算出装置を実現する。
【解決手段】蛇行度算出装置(1)は、対象物の像を含む画像が示す像の蛇行状態を反映した線上の異なる点を第1検出点P1、第2検出点P2としたときに、線を構成する複数のピクセルにおける互いに隣り合う2つのピクセルを結ぶ第1ベクトルと、第1検出点P1と第2検出点P2とを結ぶ第2ベクトルとのなす角度を、第1検出点P1から第2検出点P2に至るまでの複数の隣り合うピクセルの組のうちの少なくとも一部についてそれぞれ算出する第1算出部(134)と、第1検出点P1と第2検出点P2との間の蛇行度として、第1算出部により算出された複数の角度の特徴を示す統計量を算出する第2算出部(135)と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
蛇行状に延びる対象物の蛇行度を算出する蛇行度算出装置であって、
前記対象物の像を含む画像が示す前記像の蛇行状態を反映した線上の異なる点を第1検出点、第2検出点としたときに、
前記線を構成する複数のピクセルにおける互いに隣り合う2つのピクセルを結ぶ第1ベクトルと、前記第1検出点と前記第2検出点とを結ぶ第2ベクトルとのなす角度を、前記第1検出点から前記第2検出点に至るまでの複数の隣り合うピクセルの組のうちの少なくとも一部についてそれぞれ算出する第1算出部と、
前記第1検出点と前記第2検出点との間の蛇行度として、前記第1算出部により算出された複数の前記角度の特徴を示す統計量を算出する第2算出部と、
を備える蛇行度算出装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第1算出部は、以下の式(1)に基づき前記角度を算出し、
TIFF
2024162468000006.tif
14
170
P:第2ベクトル
V
i
:前記第1検出点からi番目のピクセルとi+1番目のピクセルとを結ぶ前記第1ベクトル
前記第2算出部は、以下の式(2)に基づき前記統計量としての角度分散を算出する、請求項1に記載の蛇行度算出装置。
TIFF
2024162468000007.tif
30
170
V:角度分散
R:平均合成ベクトル長
n:前記第1ベクトルの数
【請求項3】
前記統計量に基づいて前記対象物の異常の有無を示す指標値を算出する第3算出部を備える、請求項1または2に記載の蛇行度算出装置。
【請求項4】
前記対象物は、眼底画像に含まれる血管である、請求項3に記載の蛇行度算出装置。
【請求項5】
前記第3算出部は、特定の個人に係る複数の経時的な眼底画像から得られる複数の前記画像を用いて前記第2算出部が算出した前記統計量の経時的な変化に基づいて、前記指標値を算出する、請求項4に記載の蛇行度算出装置。
【請求項6】
蛇行状に延びる対象物の蛇行度を算出する蛇行度算出方法であって、
前記対象物の像を含む画像が示す前記像の蛇行状態を反映した線上の異なる点を第1検出点、第2検出点としたときに、
前記線を構成する複数のピクセルにおける互いに隣り合う2つのピクセルを結ぶ第1ベクトルと、前記第1検出点と前記第2検出点とを結ぶ第2ベクトルとのなす角度を、前記第1検出点から前記第2検出点に至るまでの複数の隣り合うピクセルの組のうちの少なくとも一部についてそれぞれ算出する第1ステップと、
前記第1検出点と前記第2検出点との間の蛇行度として、前記第1ステップにて算出された複数の前記角度の特徴を示す統計量を算出する第2ステップと、
を含む蛇行度算出方法。
【請求項7】
請求項1に記載の蛇行度算出装置としてコンピュータを機能させるための蛇行度算出プログラムであって、上記第1算出部及び上記第2算出部としてコンピュータを機能させるための蛇行度算出プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、蛇行度算出装置、蛇行度算出方法、及び蛇行度算出プログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
血管の蛇行度を評価する技術が知られている(特許文献1、2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平4-288124号公報
特開平5-123296号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1、2の技術は、実際の医師の所見とズレを生じる場合があり、検査精度への影響が懸念される。血管の蛇行度に係る定量的な評価方法の更なる改良が望まれている。
【0005】
本開示の一態様は、上記課題を鑑み、対象物の蛇行度をより高い精度で算出する蛇行度算出装置等を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本開示の一態様に係る蛇行度算出装置は、蛇行状に延びる対象物の蛇行度を算出する蛇行度算出装置であって、前記対象物の像を含む画像が示す前記像の蛇行状態を反映した線上の異なる点を第1検出点、第2検出点としたときに、前記線を構成する複数のピクセルにおける互いに隣り合う2つのピクセルを結ぶ第1ベクトルと、前記第1検出点と前記第2検出点とを結ぶ第2ベクトルとのなす角度を、前記第1検出点から前記第2検出点に至るまでの複数の隣り合うピクセルの組のうちの少なくとも一部についてそれぞれ算出する第1算出部と、前記第1検出点と前記第2検出点との間の蛇行度として、前記第1算出部により算出された複数の前記角度の特徴を示す統計量を算出する第2算出部と、を備える。
【0007】
上記の課題を解決するために、本開示の一態様に係る蛇行度算出方法は、蛇行状に延びる対象物の蛇行度を算出する蛇行度算出方法であって、前記対象物の像を含む画像が示す前記像の蛇行状態を反映した線上の異なる点を第1検出点、第2検出点としたときに、前記線を構成する複数のピクセルにおける互いに隣り合う2つのピクセルを結ぶ第1ベクトルと、前記第1検出点と前記第2検出点とを結ぶ第2ベクトルとのなす角度を、前記第1検出点から前記第2検出点に至るまでの複数の隣り合うピクセルの組のうちの少なくとも一部についてそれぞれ算出する第1ステップと、前記第1検出点と前第2検出点との間の蛇行度として、前記第1ステップにて算出された複数の前記角度の特徴を示す統計量を算出する第2ステップと、を含む。
【発明の効果】
【0008】
本開示の一態様によれば、対象物の蛇行度をより高い精度で算出する蛇行度算出装置等を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示に係る蛇行度算出装置の実施の形態を示す機能ブロック図である。
本開示に係る蛇行度算出装置の処理の流れを示すフローチャートである。
第1算出部の動作を説明するための図である。
従来方法に従う蛇行度の判定の一例を説明するための図である。
比較試験に供した3つの写真を示す。
比較試験の結果を示す図である。
7つの血管画像について、医師による所見と評価値との関係を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しながら、本開示に係る蛇行度算出装置1、蛇行度算出方法、及び蛇行度算出プログラムについて説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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