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公開番号2024162424
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-21
出願番号2023077912
出願日2023-05-10
発明の名称回転機及びドローン
出願人株式会社明電舎
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H02K 9/06 20060101AFI20241114BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】回転機の冷却構造を改善することである。
【解決手段】ロータコアは、軸方向一方側の面にマグネットを固定され、前記ロータコアは、軸方向他方側の面にインペラを有し、ステータケース内と、前記ロータコアとケースとによって囲まれた空間とを、軸方向と直交する所定方向の一方側で繋ぐ第1流路、及び前記所定方向の他方側で繋ぐ第2流路を有し、前記インペラは、前記ロータが回転することによって回転して前記空間内の冷媒に流れを生じさせ、前記ステータケース内と前記第1流路と前記空間と前記第2流路とによって形成される循環流路に冷媒を循環させる。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
ステータと、前記ステータとギャップを介して軸方向に対向するロータと、前記ステータ及び前記ロータを収容するケースと、を有する回転機であって、
前記ステータは、ステータコアと、ステータコイルと、前記ステータコア及び前記ステータコイルを収容するステータケースと、を有し、
前記ロータは、軸方向一方側に前記ステータと対向するマグネットを有し、
前記ロータは、軸方向他方側に前記ケースと対向するロータコアを有し、
前記ロータコアは、軸方向一方側の面に前記マグネットを固定され、
前記ロータコアは、軸方向他方側の面にインペラを有し、
前記ステータケース内と、前記ロータコアと前記ケースとによって囲まれた空間とを、軸方向と直交する所定方向の一方側で繋ぐ第1流路、及び前記所定方向の他方側で繋ぐ第2流路を有し、
前記インペラは、前記ロータが回転することによって回転して前記空間内の冷媒に流れを生じさせ、前記ステータケース内と前記第1流路と前記空間と前記第2流路とによって形成される循環流路に冷媒を循環させる、
ことを特徴とする回転機。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
前記第1流路の近傍、及び前記第2流路の近傍にフィンを有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の回転機。
【請求項3】
前記インペラは、渦巻状のインペラであり、
前記第1流路の前記空間に対する開口は、前記ケースの径方向外側に配置され、
前記第2流路の前記空間に対する開口は、前記ケースの径方向内側に配置される、
ことを特徴とする請求項1に記載の回転機。
【請求項4】
前記インペラは、カスケードインペラであり、
前記第1流路の前記空間に対する開口は、前記ケースの径方向外側に配置され、
前記第2流路の前記空間に対する開口は、前記ケースの径方向外側に配置される、
ことを特徴とする請求項1に記載の回転機。
【請求項5】
前記ロータは、ベアリングを介して前記ステータに固定され、
前記ベアリングは、前記マグネットよりも径方向外側に配置される、
ことを特徴とする請求項1に記載の回転機。
【請求項6】
請求項1から5のいずれか1項に記載の回転機と、前記ロータの回転により回転する回転翼とを有する、
ことを特徴とするドローン。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、回転機及びドローンに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、一般にドローンと呼ばれる回転翼を有する飛行体が知られている。このドローンの回転翼を回転させるためにはモータが用いられる。モータは回転機の一例である。このようなモータにおいては、ステータなどにおける発熱を冷却することが重要な課題である。
【0003】
特許文献1では、ロータとステータとを軸方向にギャップを介して配置したアキシャルギャップモータにおいて、ステータ内に冷媒を供給して冷却する構造を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-99191号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に開示されたモータの冷却構造では、冷媒をステータ内に供給するために冷媒を循環させるポンプをモータの外部に設ける必要があった。この場合、冷却構造のために全体が大型化してしまう。ところが、例えばドローン用のモータでは、特に小型軽量化が求められ、冷却構造がその妨げになってしまうという問題があった。
【0006】
このため、従来は、回転機の冷却構造に改善の余地があった。
【0007】
本発明は、回転機の冷却構造を改善することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様に係るモータユニットは、ステータと、前記ステータとギャップを介して軸方向に対向するロータと、前記ステータ及び前記ロータを収容するケースと、を有する回転機であって、前記ステータは、ステータコアと、ステータコイルと、前記ステータコア及び前記ステータコイルを収容するステータケースと、を有し、前記ロータは、軸方向一方側に前記ステータと対向するマグネットを有し、前記ロータは、軸方向他方側に前記ケースと対向するロータコアを有し、前記ロータコアは、軸方向一方側の面に前記マグネットを固定され、前記ロータコアは、軸方向他方側の面にインペラを有し、前記ステータケース内と、前記ロータコアと前記ケースとによって囲まれた空間とを、軸方向と直交する所定方向の一方側で繋ぐ第1流路、及び前記所定方向の他方側で繋ぐ第2流路を有し、前記インペラは、前記ロータが回転することによって回転して前記空間内の冷媒に流れを生じさせ、前記ステータケース内と前記第1流路と前記空間と前記第2流路とによって形成される循環流路に冷媒を循環させる、ことを特徴とする。
【0009】
上記の一態様の回転機において、前記第1流路の近傍、及び前記第2流路の近傍にフィンを有する、ことを特徴とする。
【0010】
上記の一態様の回転機において、前記インペラは、渦巻状のインペラであり、前記第1流路の前記空間に対する開口は、前記ケースの径方向外側に配置され、前記第2流路の前記空間に対する開口は、前記ケースの径方向内側に配置される、ことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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