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公開番号
2024160503
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-14
出願番号
2023075570
出願日
2023-05-01
発明の名称
保管ロッカー及び保管システム
出願人
株式会社東京精密
代理人
スプリング弁理士法人
主分類
E05B
49/00 20060101AFI20241107BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】設置スペースを増やすこと無く、利用者に応じた利便性を向上し、円滑に利用できる保管ロッカー及び保管システムを得る。
【解決手段】 前方に開口する複数の収容室となるボックスと、前記ボックスのそれぞれを開閉する扉と、カードリーダを有するモジュールコントローラとを備え、前記モジュールコントローラは、識別情報を有するカードを前記カードリーダで読み取ることにより前記識別情報を取得して複数の前記ボックスの内の割り当てられていない前記ボックスから前記識別情報に前記ボックスを割り当てる割り当て手段と、前記識別情報と割り当てた前記ボックスとを紐づけて記憶する記憶手段と、前記割り当てたボックスを解錠する解錠手段と、前記割り当てたボックスを解錠した後に前記割り当てたボックスの前記扉が閉められたことを検出して施錠する施錠手段と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
前方に開口する複数の収容室となるボックスと、前記ボックスのそれぞれを開閉する扉とを有し、前記扉の施錠及び解錠は前記ボックス毎に配置される電子錠により行われる保管ロッカーにおいて、
カードリーダを有するモジュールコントローラを備え、
前記モジュールコントローラは、
識別情報を有するカードを前記カードリーダで読み取ることにより前記識別情報を取得して複数の前記ボックスの内の割り当てられていない前記ボックスから前記識別情報に前記ボックスを割り当てる割り当て手段と、
前記識別情報と割り当てた前記ボックスとを紐づけて記憶する記憶手段と、
前記割り当てたボックスを解錠する解錠手段と、
前記割り当てたボックスを解錠した後に前記割り当てたボックスの前記扉が閉められたことを検出して施錠する施錠手段と、を有する、ことを特徴とする保管ロッカー。
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【請求項2】
前記ボックスは左右に隣り合って並んで一組とされ、複数段積み重ねて一つのユニットとされ、複数の前記ユニットが一つのモジュールとして構成され、前記モジュールコントローラは前記モジュール毎に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の保管ロッカー。
【請求項3】
前記モジュールコントローラは、前記カードの情報から利用者のデータとして、身長、性別、車いす利用の有無、部署、個人の希望、利用履歴の情報から少なくとも一つを取得し、取得した結果に関連して前記ボックスを選定することを特徴とする請求項1に記載の保管ロッカー。
【請求項4】
前記モジュールコントローラは、ランダムに前記ボックスを選定することを特徴とする請求項1に記載の保管ロッカー。
【請求項5】
前記ボックスは荷物有無の検知を行う在荷センサと、LED表示部と、を有し、前記モジュールコントローラは、施錠後の経過時間をカウントして貸出限界時間となり、前記在荷センサにより荷物有と判断した場合、前記LED表示部で滞留状態であることが分かるよう明示することを特徴とする請求項1に記載の保管ロッカー。
【請求項6】
前記モジュールコントローラは、施錠後の前記経過時間をカウントして前記貸出限界時間となった場合、貸出状態をリセットすることを特徴とする請求項5に記載の保管ロッカー。
【請求項7】
前記モジュールコントローラは、施錠後の前記経過時間をカウントして前記貸出限界時間となり、前記在荷センサにより荷物が無いと判断した場合、貸出状態をリセットすることを特徴とする請求項5に記載の保管ロッカー。
【請求項8】
前記ボックスは左右に隣り合って並んで一組とされ、前記扉は観音開き方式とされることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の保管ロッカー。
【請求項9】
前方に開口する複数の収容室となるボックスと、前記ボックスのそれぞれを開閉する扉とを有し、前記扉の施錠及び解錠は前記ボックス毎に配置される電子錠により行われる保管ロッカーにおいて、
生体認証機能を実現する生体認証手段を有するモジュールコントローラを備え、
前記モジュールコントローラは、
前記生体認証機能により認識した個人に紐づけた識別情報を取得して複数の前記ボックスの内の割り当てていない前記ボックスから前記識別情報に前記ボックスを割り当てる割り当て手段と、
前記識別情報と割り当てた前記ボックスとを紐づけて記憶する記憶手段と、
前記割り当てたボックスを解錠する解錠手段と、
前記割り当てたボックスを解錠した後に前記割り当てたボックスの扉が閉められたことを検出して施錠する施錠手段と、を有する、ことを特徴とする保管ロッカー。
【請求項10】
前方に開口する複数の収容室となるボックスと、前記ボックスのそれぞれを開閉する扉とを有し、前記扉の施錠及び解錠は前記ボックス毎に配置される電子錠により行われる保管ロッカーを含む保管システムにおいて、
識別手段を有するモジュールコントローラと、
前記モジュールコントローラとネットワークを介して接続された管理処理装置と、を備え、
前記管理処理装置は、
前記識別手段により識別情報を取得して、前記識別情報と、割り当てに関連する項目と、が対応付けされたデータベースを照合して利用者の特徴情報を取得する手段と、
前記特徴情報に基づいて、前記保管ロッカーの複数の前記ボックスの内の割り当てられていない前記ボックスから前記識別情報に前記ボックスを割り当てる割り当て手段と、
前記識別情報と割り当てた前記ボックスとを紐づけて記憶する記憶手段と、
前記割り当てたボックスを解錠する解錠手段と、
前記割り当てたボックスを解錠した後に前記割り当てたボックスの扉が閉められたことを検出して施錠する施錠手段と、を有する、ことを特徴とする保管システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数人数が利用する貴重品等を保管する保管ロッカー及び保管システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特定企業の製造現場などは、情報漏洩等の観点から私物の持ち込みが厳しく制限されることが多く、特に、半導体製造におけるクリーンルームは、不純物発生の観点から所有物の持ち込みが制限されている。そのため、利用者はクリーンルームへの入室前、前室に所有物や貴重品を一時的にロッカーに保管することが行われている。
【0003】
保管ロッカーは、集合住宅のエントランス、駅、公共施設及び会社内等に設置され、荷物、レンタル物及び郵便物等の受け渡し等に使われるものが知られている。保管ロッカーは、被収容物を収容するためのボックスであるボックスを複数備え、ボックスの大きさ及び形状は、被収容物の種類及び大きさ等に応じて調整される。
【0004】
また、ゴルフ場やスポーツジムのように不特定多数の利用者が来場し、利用者が施設滞在中に貴重品を身から離さざるを得ない状況が生じる場所では、暗証番号を入力して施錠・解錠を行う集合型の貴重品保管装置が設置されている。特許文献1は、暗証番号を使用しないでRFIDタグを内蔵するICカードをスコアカードホルダーなどに組み込み、このRFIDタグに格納されているIDデータと、生体確認センサで収集した生体認証データとに基づいて、収納ボックスの扉の電磁錠を、施錠・解錠を行うことを記載している。
【0005】
特許文献2は、複数ある収納部の中から使用する収納部を利用者が選択できるようにするため、受付で受け取ったICカードを使って、利用者が複数ある収容部の中から空いている収容部を選択し、収納部に設けられている電気錠の施解錠をICカードによって行うことを記載している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許4393438号公報
特許4720045号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記従来の保管ロッカーは、いずれも不特定多数の利用者を想定しているため、想定される利用者は多人数とせざるを得ず、多人数に応じて多数のボックスを用意する必要が有った。クリーンルーム前室などはスペースが狭いため、フロアスペースの点から従来の保管ロッカーをそのまま適用することは困難であった。また、従来技術は、複数ある収納部の中から使用する収納部を探し、認証を得るものであり、認証データの作成、読込に時間を要する場合が多かった。
【0008】
また、工場の生産現場は、全員が毎日出社するわけではなく、3交代などで正社員や派遣社員などが入れ替わり出社することになる。このような出社形態では、全社員数の貴重品を預けるボックスを準備することは極めて効率が悪かった。
【0009】
上記事情に鑑み、本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、不特定多数を対象とするのではなく、利用者数がある程度制限されている状況において、設置スペースを増やすこと無く、利用者に応じた利便性を向上させ、円滑に利用できる貴重品保管ロッカー及び貴重品保管システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成する本発明は、前方に開口する複数の収容室となるボックスと、前記ボックスのそれぞれを開閉する扉とを有し、前記扉の施錠及び解錠は前記ボックス毎に配置される電子錠により行われる保管ロッカーにおいて、カードリーダを有するモジュールコントローラを備え、前記モジュールコントローラは、識別情報を有するカードを前記カードリーダで読み取ることにより前記識別情報を取得して複数の前記ボックスの内の割り当てられていない前記ボックスから前記識別情報に前記ボックスを割り当てる割り当て手段と、前記識別情報と割り当てた前記ボックスとを紐づけて記憶する記憶手段と、前記割り当てたボックスを解錠する解錠手段と、前記割り当てたボックスを解錠した後に前記割り当てたボックスの前記扉が閉められたことを検出して施錠する施錠手段と、を有するものである。
(【0011】以降は省略されています)
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