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公開番号2024156410
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-06
出願番号2023070849
出願日2023-04-24
発明の名称照明制御システムおよびコントローラ
出願人三菱電機株式会社,三菱電機照明株式会社
代理人弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類H05B 47/125 20200101AFI20241029BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】本開示は、消費電力を低減できる照明制御システムおよびコントローラを得ることを目的とする。
【解決手段】本開示に係る照明制御システムは、人の滞在、移動または不在を検出状態として検出するセンサと、複数の照明器具と、第1エリアに存在する人の視界に入る範囲を含む第2エリアで前記検出状態が変化したとき、前記複数の照明器具のうち前記第2エリアに対応する照明器具に対して、前記第1エリアに人が存在している場合と不在の場合とで異なる制御を行うコントローラと、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
人の滞在、移動または不在を検出状態として検出するセンサと、
複数の照明器具と、
第１エリアに存在する人の視界に入る範囲を含む第２エリアで前記検出状態が変化したとき、前記複数の照明器具のうち前記第２エリアに対応する照明器具に対して、前記第１エリアに人が存在している場合と不在の場合とで異なる制御を行うコントローラと、
を備えることを特徴とする照明制御システム。
続きを表示（約 1,400 文字）【請求項２】
前記第２エリアで人が滞在している状態から不在または移動の状態となったとき、前記コントローラは、前記第１エリアに人が存在している場合は不在の場合よりも、前記第２エリアに対応する照明器具が予め定められた明るさに到達するまでの時間を長くすることを特徴とする請求項１に記載の照明制御システム。
【請求項３】
前記第２エリアで人が滞在している状態から不在または移動の状態となったとき、前記コントローラは、前記第１エリアに人が存在している場合は不在の場合よりも、前記第２エリアに対応する照明器具の調光率を高く設定することを特徴とする請求項１または２に記載の照明制御システム。
【請求項４】
前記コントローラは、
前記第１エリアに人が不在の場合に、前記第２エリアに対応する照明器具に対して、前記第２エリアに人が滞在している状態では第１制御を行い、前記第２エリアで人が移動している状態では前記第１制御と異なる第２制御を行い、
前記第１エリアに人が存在している場合に、前記第２エリアに対応する照明器具に対して、前記第２エリアに人が滞在している状態および人が移動している状態で、前記第１制御を行うことを特徴とする請求項１または２に記載の照明制御システム。
【請求項５】
前記コントローラは、
前記第１エリアに人が不在の場合に、前記第２エリアに対応する照明器具に対して、前記第２エリアに人が滞在している状態では第１制御を行い、前記第２エリアで人が移動している状態では前記第１制御と異なる第２制御を行い、
前記第１エリアに人が存在している場合に、前記第２エリアに対応する照明器具に対して、前記第２エリアに人が滞在している状態および人が移動している状態で、前記第１制御を行うことを特徴とする請求項３に記載の照明制御システム。
【請求項６】
前記第２エリアで人が滞在している状態から移動の状態となったとき、前記コントローラは、前記第１エリアに人が不在の場合は前記第２エリアに対応する照明器具の点灯状態を変化させ、前記第１エリアに人が存在している場合は前記第２エリアに対応する照明器具の点灯状態を変化させないことを特徴とする請求項１または２に記載の照明制御システム。
【請求項７】
前記第２エリアで人が滞在している状態から移動の状態となったとき、前記コントローラは、前記第１エリアに人が不在の場合は前記第２エリアに対応する照明器具の点灯状態を変化させ、前記第１エリアに人が存在している場合は前記第２エリアに対応する照明器具の点灯状態を変化させないことを特徴とする請求項３に記載の照明制御システム。
【請求項８】
前記コントローラは、前記第２エリアの情報と関連付けて前記第１エリアの情報を保持していることを特徴とする請求項１または２に記載の照明制御システム。
【請求項９】
前記第１エリアと前記第２エリアは任意に設定可能であることを特徴とする請求項１または２に記載の照明制御システム。
【請求項１０】
前記第２エリアは、前記第１エリアについての人が滞在している位置、移動経路および滞在時間のうち少なくとも１つのデータの学習結果から推論される、前記第１エリアに存在する人の視界に入る範囲に基づき、自動で設定されることを特徴とする請求項１または２に記載の照明制御システム。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、照明制御システムおよびコントローラに関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、複数の画素で構成され、所定空間の人の在／不在を検出する撮像素子を備えた照明制御システムが開示されている。この照明制御システムにおいて、画像読込制御手段は、撮像素子の画素を選択し、選択した範囲の画素から画像信号を取り出す。在／不在判定手段は、画像読込制御手段による画像信号に基づいて人の在／不在を判定し、判定結果に基づき照明機器の点灯・消灯・調光の制御を行う。
【０００３】
在／不在判定手段による判定が在から不在へ変化した場合には、画像読込制御手段は撮像素子の画素の選択範囲を拡大し、所定空間における人の在／不在の検知範囲を拡大する。在／不在判定手段は、拡大した検知範囲における画像信号に基づいて、人の在／不在を再度判定し、人の存在が検知された場合には、照明機器に調光信号を送出し、ゆっくり調光して照度を落とす。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特許第３８５８５０２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
特許文献１によれば、急な照度変化を抑制して作業者が違和感を覚えることを防止することができる。しかし、人の在／不在を検出した際に全方向に検出エリアが広がる場合、拡大後の検出エリア内の滞在者の視界に入らない位置においても、一様にゆっくり調光が行われることとなる。従って、不要な点灯箇所が発生し、省エネ効果が低下するおそれがある。
【０００６】
本開示は、消費電力を低減できる照明制御システムおよびコントローラを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本開示に係る照明制御システムは、人の滞在、移動または不在を検出状態として検出するセンサと、複数の照明器具と、第１エリアに存在する人の視界に入る範囲を含む第２エリアで前記検出状態が変化したとき、前記複数の照明器具のうち前記第２エリアに対応する照明器具に対して、前記第１エリアに人が存在している場合と不在の場合とで異なる制御を行うコントローラと、を備える。
【０００８】
本開示に係るコントローラは、第１エリアに存在する人の視界に入る範囲を含む第２エリアで、人の滞在、移動または不在の検出状態が変化したとき、前記第２エリアに対応する照明器具に対して、前記第１エリアに人が存在している場合と不在の場合とで異なる制御を行う。
【発明の効果】
【０００９】
本開示に係る照明制御システムおよびコントローラによれば、人の視界を考慮して照明器具を制御する。このため、不要な点灯箇所を抑制して消費電力を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
実施の形態１に係る照明制御システムの構成を示すブロック図である。
実施の形態１に係る照明制御システムの各機器の内部構成を示すブロック図である。
実施の形態１に係る画像センサの検出エリアを示す平面図である。
実施の形態１に係る画像センサと照明器具の配置を示す平面図である。
実施の形態１に係る第１エリアと第２エリアの例を説明する図である。
実施の形態１に係るパラメータの設定例を示す図である。
実施の形態２に係る照明制御システムの構成を示すブロック図である。
実施の形態３に係る照明制御システムの構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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