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公開番号2024155486
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-31
出願番号2023070245
出願日2023-04-21
発明の名称信号処理装置及び信号処理方法
出願人富士通株式会社
代理人個人
主分類H04L 69/08 20220101AFI20241024BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 複数種類のクライアント信号をイーサネット信号に収容して送信することができる低コストの信号処理装置及び信号処理方法を提供する。
【解決手段】 信号処理装置は、データ信号に基づく光変調によりイーサネット信号を送信する光送信器に接続される信号処理装置において、複数のクライアント信号をフレーム信号にマッピングするマッピング部と、前記フレーム信号に対し、前記イーサネット信号に対応するビット数ごとのブロックを生成する符号化を行う符号化部と、前記ブロックから前記データ信号を生成して前記光送信器に出力する信号出力部とを有する。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
データ信号に基づく光変調によりイーサネット信号を送信する光送信器に接続される信号処理装置において、
複数のクライアント信号をフレーム信号にマッピングするマッピング部と、
前記フレーム信号に対し、前記イーサネット信号に対応するビット数ごとのブロックを生成する符号化を行う符号化部と、
前記ブロックから前記データ信号を生成して前記光送信器に出力する信号出力部とを有することを特徴とする信号処理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記マッピング部は、前記フレーム信号のデータレートと、前記イーサネット信号の送信レートとの差分に応じて、前記フレーム信号にダミーデータを付加することを特徴とする請求項1に記載の信号処理装置。
【請求項3】
前記ブロックは、前記ダミーデータ及び前記フレーム信号をそれぞれ識別する同期ヘッダを含むことを特徴とする請求項2に記載の信号処理装置。
【請求項4】
前記マッピング部は、前記イーサネット信号の送信レートに応じて前記フレーム信号のデータレートを調整することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の信号処理装置。
【請求項5】
前記マッピング部は、前記フレーム信号のデータレートと、前記イーサネット信号の送信レートとの差分に応じて、前記フレーム信号にダミーデータをマッピングすることを特徴とする請求項1に記載の信号処理装置。
【請求項6】
前記ブロックは、前記ダミーデータ及び前記クライアント信号をそれぞれ識別する同期ヘッダを含むことを特徴とする請求項5に記載の信号処理装置。
【請求項7】
前記マッピング部は、前記フレーム信号内の前記ダミーデータの位置を特定するための情報を含むオーバーヘッドを前記フレーム信号に挿入することを特徴とする請求項5または6に記載の信号処理装置。
【請求項8】
所定のビット数ごとのブロックに符号化されたデータ信号に基づき光変調されたイーサネット信号を受信する光受信器に接続される信号処理装置において、
前記光受信器が出力した前記データ信号を復号化する復号化部と、
前記データ信号を復号化したフレーム信号から、複数のクライアント信号をデマッピングするデマッピング部とを有することを特徴とする信号処理装置。
【請求項9】
データ信号に基づく光変調によりイーサネット信号を送信する光送信器に入力される前記データ信号の信号処理方法において、
複数のクライアント信号を共通のフレーム信号にマッピングし、
前記フレーム信号に対し、前記イーサネット信号に対応するビット数ごとのブロックを生成する符号化を行い、
前記ブロックから前記データ信号を生成することを特徴とする信号処理方法。
【請求項10】
所定のビット数ごとのブロックに符号化されたデータ信号に基づき光変調されたイーサネット信号を光受信器により受信し、
前記光受信器から出力された前記データ信号を復号化し、
前記データ信号から復号化されたフレーム信号から、複数のクライアント信号をデマッピングすることを特徴とする信号処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本件は、信号処理装置及び信号処理方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1には、複数回線のクライアント信号をFlexEグループに束ね、OTN(Optical Transport Network)フレームに多重化し光トランスポートネットワークに伝送する技術が記載されている。このようなOTNフレームの光信号を送信可能な光モジュールとしては、例えば着脱型のCFP(Centum gigabit Form-factor Pluggable)2-DCO(Digital Coherent Optics)やオンボード型のDCOなどが挙げられる。
【0003】
しかし、例えばテレコムキャリアやデータセンタオペレータは、上記の光モジュールより性能が低くても、安価な光モジュールを好む場合がある。このような光モジュールとしては、例えば、イーサネット(登録商標、以下同様)信号を送信可能なQSFP(Quad Small Form-factor Pluggable)-DD(Double Density)が挙げられる。なお、OTNは、ITU-T(International Telecommunication Union Telecommunication Standardization Sector)勧告G.709に規定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-85653号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
QSFP-DDの仕様は、出力側の光インターフェースだけでなく、入力側の電気インターフェースもイーサネットに準拠しているため、例えばOTNフレームのような他の種類のクライアント信号を光側のイーサネット信号に収容して伝送することが難しい。これに対し、例えばクライアント信号をイーサネット仕様のパケットにカプセル化すれば、クライアント信号をイーサネット信号に収容して伝送することができる。
【0006】
しかし、パケット内の宛先アドレス、送信元アドレス、及びFCS(Frame Check Sequence)の生成などの複雑で高負荷な処理を適切に実行するためには、例えばサーキットエミュレータなどの大規模な回路を伝送装置に実装する必要がある。
【0007】
本発明は、複数種類のクライアント信号をイーサネット信号に収容して送信することができる低コストの信号処理装置及び信号処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
1つの態様では、信号処理装置は、データ信号に基づく光変調によりイーサネット信号を送信する光送信器に接続される信号処理装置において、複数のクライアント信号をフレーム信号にマッピングするマッピング部と、前記フレーム信号に対し、前記イーサネット信号に対応するビット数ごとのブロックを生成する符号化を行う符号化部と、前記ブロックから前記データ信号を生成して前記光送信器に出力する信号出力部とを有する。
【0009】
1つの態様では、信号処理装置は、所定のビット数ごとのブロックに符号化されたデータ信号に基づき光変調されたイーサネット信号を受信する光受信器に接続される信号処理装置において、前記光受信器が出力した前記データ信号を復号化する復号化部と、前記データ信号を復号化したフレーム信号から、複数のクライアント信号をデマッピングするデマッピング部とを有する。
【0010】
1つの態様では、信号処理方法は、データ信号に基づく光変調によりイーサネット信号を送信する光送信器に入力される前記データ信号の信号処理方法において、複数のクライアント信号を共通のフレーム信号にマッピングし、前記フレーム信号に対し、前記イーサネット信号に対応するビット数ごとのブロックを生成する符号化を行い、前記ブロックから前記データ信号を生成する方法である。
(【0011】以降は省略されています)

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