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公開番号2024154146
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-30
出願番号2023067808
出願日2023-04-18
発明の名称電装機器接続装置
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H02G 3/16 20060101AFI20241023BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】電装機器の追加に対する電線の接続を、簡易な構成で柔軟に対応することが可能な電装機器接続装置を提供する。
【解決手段】電装機器接続装置100は、基板110と、複数の入力端子140と、複数の出力端子150と、第1リレー回路120aと、第2リレー回路120bと、を備える。また、電装機器接続装置100は、第1ヒューズ回路130aと、第2ヒューズ回路130bと、第3ヒューズ回路130cと、を備える。電装機器接続装置100は、使用される複数の入力端子140及び複数の出力端子150の組み合わせに応じて、異なる電装機器300に対して、電気接続箱200からの信号線を中継させることを可能とする。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
車両に設けられ前記車両の内部に設けられた電装機器の配線を中継する電装機器接続装置であって、
基板と、
第1入力端子、第2入力端子、第3入力端子、第4入力端子、第5入力端子、及び第6入力端子を含み、電気接続箱と接続される複数の入力端子と、
第1出力端子、第2出力端子、第3出力端子、第4出力端子、第5出力端子、及び第6出力端子を含み、前記電装機器と接続される複数の出力端子と、
前記基板に設けられ、前記第2入力端子、前記第3入力端子、前記第3出力端子、及び前記第4出力端子と接続された第1リレー回路と、
前記基板に設けられ、前記第5入力端子、前記第6入力端子、前記第5出力端子、及び前記第6出力端子と接続された第2リレー回路と、
前記基板に設けられ、一端が前記第1入力端子と接続され、他端が前記第1出力端子と接続された第1ヒューズ回路と、
前記基板に設けられ、一端が前記第1入力端子と接続され、他端が前記第2出力端子及び前記第1リレー回路と接続された第2ヒューズ回路と、
前記基板に設けられ、一端が前記第4入力端子と接続され、他端が前記第2リレー回路と接続された第3ヒューズ回路と、を備え、
使用される複数の前記入力端子及び複数の前記出力端子の組み合わせに応じて、異なる前記電装機器に対して、前記電気接続箱からの信号線を中継させることを可能とする、
電装機器接続装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記第1入力端子が、前記電気接続箱と接続され、
前記第1出力端子が、前記電装機器である第1パワースライドドアと接続され、
前記第2出力端子が、前記電装機器である第2パワースライドドアと接続されることで、前記電気接続箱から前記第1パワースライドドア及び前記第2パワースライドドアへの信号線を中継することを可能とする、請求項1に記載の電装機器接続装置。
【請求項3】
前記第1入力端子又は前記第2入力端子が、前記電気接続箱と接続され、
前記第3入力端子が、他の前記電気接続箱と接続され、
前記第3出力端子が、前記電装機器であるサーキュレーターと接続され、
前記第4出力端子が、グランドと接続されることで、前記電気接続箱から前記サーキュレーターへの信号線を中継することを可能とする、請求項1に記載の電装機器接続装置。
【請求項4】
前記第2入力端子が、前記電気接続箱と接続され、
前記第3入力端子が、他の前記電気接続箱と接続され、
前記第3出力端子が、前記電装機器である急速充電インレットと接続され、
前記第4出力端子が、グランドと接続されることで、前記電気接続箱から前記急速充電インレットへの信号線を中継することを可能とする、請求項1に記載の電装機器接続装置。
【請求項5】
前記第1入力端子が、前記電気接続箱と接続され、
前記第2出力端子が、前記電装機器であるリアインバーターと接続されることで、前記電気接続箱から前記リアインバーターへの信号線を中継することを可能とする、請求項1に記載の電装機器接続装置。
【請求項6】
前記第2入力端子及び前記第5入力端子が、前記電気接続箱と接続され、
前記第3出力端子が、前記電装機器である第1バッテリーヒーターに接続され、
前記第5出力端子が、前記電装機器である第2バッテリーヒーターに接続され、
前記第4出力端子及び前記第6出力端子が、第1バッテリーパックと接続され、
前記第3入力端子及び前記第6入力端子が、第2バッテリーパックと接続されることで、前記電気接続箱から前記第1バッテリーヒーター及び前記第2バッテリーヒーターへの信号線を中継することを可能とする、請求項1に記載の電装機器接続装置。
【請求項7】
前記第2入力端子が、前記電気接続箱と接続され、
前記第3入力端子が、ボディコントロールモジュールと接続され、
前記第3出力端子が、前記電装機器である運転者監視システムに接続され、
前記第4入力端子が、グランドと接続されることで、前記電気接続箱から前記運転者監視システムへの信号線を中継することを可能とする、請求項1に記載の電装機器接続装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電装機器接続装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両に設けられる電装機器を接続するための電源分配ボックスが提案されている。特許文献1には、電装機器の後付けに対応しつつ、電源分配ボックスの小型を図るための車両用電装機器接続システムが開示されている。特許文献1に開示された車両用電装機器接続システムは、追加接続部材を用いて拡張系電装機器を接続する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-147558号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、EV(Electric Vehicle)車両の増加に伴い、ジャンクションボックス(JB)等の電気接続箱や電源分配ボックスを用いる構成においても、EV車両に対応した様々な電装機器を、柔軟に追加することが可能となる構成が求められている。特許文献1で開示された車両用電装機器接続システムに設けられた追加接続部材や制御機能部は、電装機器に応じて専用の構成を用いる必要があり、電装機器を簡易な構成で柔軟に接続することが可能な装置が必要とされている。
【0005】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、電装機器の追加に対する電線の接続を、簡易な構成で柔軟に対応することが可能な電装機器接続装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様に係る電装機器接続装置は、車両に設けられ車両の内部に設けられた電装機器の配線を中継する電装機器接続装置であって、基板と、第1入力端子、第2入力端子、第3入力端子、第4入力端子、第5入力端子、及び第6入力端子を含み、電気接続箱と接続される複数の入力端子と、第1出力端子、第2出力端子、第3出力端子、第4出力端子、第5出力端子、及び第6出力端子を含み、電装機器と接続される複数の出力端子と、基板に設けられ、第2入力端子、第3入力端子、第3出力端子、及び第4出力端子と接続された第1リレー回路と、基板に設けられ、第5入力端子、第6入力端子、第5出力端子、及び第6出力端子と接続された第2リレー回路と、基板に設けられ、一端が第1入力端子と接続され、他端が第1出力端子と接続された第1ヒューズ回路と、基板に設けられ、一端が第1入力端子と接続され、他端が第2出力端子及び第1リレー回路と接続された第2ヒューズ回路と、基板に設けられ、一端が第4入力端子と接続され、他端が第2リレー回路と接続された第3ヒューズ回路と、を備え、使用される複数の入力端子及び複数の出力端子の組み合わせに応じて、異なる電装機器に対して、電気接続箱からの信号線を中継させることを可能とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、電装機器の追加に対する電線の接続を、簡易な構成で柔軟に対応することが可能な電装機器接続装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係る電装機器接続装置が適用されるシステムの構成を示す図である。
本実施形態に係る電装機器接続装置の接続について説明するための図である。
本実施形態に係る電装機器接続装置の接続について説明するための図である。
図2Aに示す電装機器接続装置のIIIA-IIIA方向の側面図である。
図2Bに示す電装機器接続装置のIIIB-IIIB方向の側面図である。
本実施形態に係る電装機器接続装置の上面図である。
本実施形態に係る電装機器接続装置の底面図である。
本実施形態に係る電装機器接続装置の構成を示す図である。
本実施形態に係る電装機器接続装置が適用される電装機器について説明するための図である。
本実施形態に係る電装機器接続装置が、パワースライドドアに接続される場合の構成例について説明するための図である。
本実施形態に係る電装機器接続装置が、サーキュレーターに接続される場合の構成例について説明するための図である。
本実施形態に係る電装機器接続装置が、サーキュレーターに接続される場合の構成例について説明するための図である。
本実施形態に係る電装機器接続装置が、急速充電機器に接続される場合の構成例について説明するための図である。
本実施形態に係る電装機器接続装置が、パワーコントロールに接続される場合の構成例について説明するための図である。
本実施形態に係る電装機器接続装置が、バッテリーヒーターに接続される場合の構成例について説明するための図である。
本実施形態に係る電装機器接続装置が、運転者監視システムに接続される場合の構成例について説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて本実施形態に係る電装機器接続装置100について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。また、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
【0010】
図1は、本実施形態に係る電装機器接続装置100の接続について説明するための図である。電装機器接続装置100は、車両の内部に構成された車載接続システム10に設けられ、車両の内部に設けられた電装機器300の配線を中継する装置である。
(【0011】以降は省略されています)

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