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公開番号2024152822
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-25
出願番号2024131748,2023037562
出願日2024-08-08,2017-12-20
発明の名称作業機
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人R&C
主分類A01C 11/02 20060101AFI20241018BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】作業機において、農用資材の供給間隔や供給量を適切に設定することができるようにする。
【解決手段】入力軸45aを有し、入力軸45aに入力された作業伝動系の動力を変速する無段変速装置45と、機体の走行方向に沿って農用資材を圃場に供給する作業装置とが備えられ、作業伝動系の動力が無段変速装置45を通って作業装置に伝達され、無段変速装置45が、無段変速装置45を操作する操作部45cを有し、操作部45cが、入力軸45aに対して垂直状に設けられている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
入力軸を有し、前記入力軸に入力された作業伝動系の動力を変速する無段変速装置と、
機体の走行方向に沿って農用資材を圃場に供給する作業装置とが備えられ、
前記作業伝動系の動力が無段変速装置を通って前記作業装置に伝達され、
前記無段変速装置が、当該無段変速装置を操作する操作部を有し、前記操作部が、前記入力軸に対して垂直状に設けられている作業機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、苗(農用資材に相当)を圃場に植え付ける乗用型田植機や、種子(農用資材に相当)を圃場に供給する乗用型播種機、肥料や薬剤等(農用資材に相当)を圃場に供給する乗用型作業機等の作業機に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
作業機の一例である乗用型田植機において、特許文献1に開示されているような構成を備えたものがある。特許文献1では、エンジン(原動部に相当)の動力が変速装置に伝達され、変速装置の動力が並列的に分岐されて、走行用の車輪及び苗植付装置(作業装置に相当)に伝達されている。
【0003】
これにより、機体の走行方向に沿って事前に設定された株間(供給間隔に相当)で、苗植付装置により苗が田面に植え付けられるのであり、変速装置が操作されて機体の走行速度が変化しても、苗植付装置に伝達される動力が変速装置の動力であるので、苗植付装置による株間は一定間隔に維持される。
【0004】
特許文献1では、変速装置の動力が、株間変速装置を通って苗植付装置に伝達されており、株間変速装置を操作することによって、苗植付装置による株間を所望の間隔に設定することができる。株間を変更することにより、植え付けられる苗の供給量(一つの水田において植え付けられる苗の総量や、単位走行距離当たりの苗の使用量等)を変更することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2014-70653号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1では、株間変速装置が、ギヤ変速型式の複数段の変速位置を備えた変速装置である。近年では、圃場や農用資材の状態等に応じて、農用資材の供給間隔や供給量(一つの圃場において供給される農用資材の総量や、単位走行距離当たりの農用資材の使用量等)を適切に設定したいという要望が高まっている。
【0007】
本発明は、機体の走行方向に沿って農用資材を圃場に供給する作業装置を備えた作業機において、農用資材の供給間隔や供給量を適切に設定することができるようにすることを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の作業機は、入力軸を有し、前記入力軸に入力された作業伝動系の動力を変速する無段変速装置と、機体の走行方向に沿って農用資材を圃場に供給する作業装置とが備えられ、前記作業伝動系の動力が無段変速装置を通って前記作業装置に伝達され、前記無段変速装置が、当該無段変速装置を操作する操作部を有し、前記操作部が、前記入力軸に対して垂直状に設けられている。
また、本発明の作業機は、原動部の動力が伝達される変速装置と、機体の走行方向に沿って農用資材を圃場に供給する作業装置とが備えられ、前記変速装置の動力が走行伝動系及び作業伝動系に並列的に分岐されて、前記走行伝動系の動力が走行用の車輪に伝達され、前記作業伝動系の動力が無段変速装置を通って前記作業装置に伝達され、前記無段変速装置を操作する操作部が、平面視で、前記無段変速装置と重複する位置に備えられている。
また、本発明の作業機は、原動部の動力が伝達される変速装置と、機体の走行方向に沿って農用資材を圃場に供給する作業装置とが備えられ、前記変速装置の動力が走行伝動系及び作業伝動系に並列的に分岐されて、前記走行伝動系の動力が走行用の車輪に伝達され、前記作業伝動系の動力が無段変速装置を通って前記作業装置に伝達され、前記無段変速装置を操作する操作部が、前記無段変速装置の上面部に備えられて、前記操作部を操作する操作機構が、上下方向において前記無段変速装置よりも高い位置に備えられている。
【0009】
本発明によると、作業伝動系の動力が無段変速装置を通って作業装置に伝達されるのであり、無段変速装置を操作することにより、無段変速委装置の最高速位置と最低速位置との間において、多くの供給間隔や供給量(一つの圃場において供給される農用資材の総量や、単位走行距離当たりの農用資材の使用量等)を設定することができる。
これにより、圃場や農用資材の状態等に応じて、供給間隔や供給量を細かく適切に設定することができるようになって、作業機の作業精度を向上させることができる。
【0010】
前述の無段変速装置を操作する操作機構を備える場合、本発明によると、無段変速装置を操作する操作部が無段変速装置の上面部に備えられて、操作部を操作する操作機構が上下方向において無段変速装置よりも高い位置に備えられている。
これにより、操作機構及び無段変速装置の操作部が、圃場から高い位置に配置されるので、走行用の車輪等により圃場の泥等が飛ばされても、泥等が操作機構や無段変速装置の操作部に付着する可能性は低いものとなり、泥等の付着による操作機構の作動不良や無段変速装置の操作部の作動不良を少なくすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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