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公開番号2024151098
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-24
出願番号2023064233
出願日2023-04-11
発明の名称可撓性配線基板ユニット、および、調光ユニット
出願人TOPPANホールディングス株式会社
代理人個人,個人
主分類G02F 1/1345 20060101AFI20241017BHJP(光学)
要約【課題】可撓性配線基板の製造における歩留まりを高めることを可能とした可撓性配線基板ユニット、および、調光ユニットを提供する。
【解決手段】可撓性配線基板ユニット12は、第1方向D1に沿って延びる第1可撓性配線基板12Aと、第1方向D1に沿って延びる第2可撓性配線基板12Bと、第2方向D2に沿って延び、第2方向D2が第1方向D1と交差するように第1可撓性配線基板12Aと第2可撓性配線基板12Bとから離れて配置される第3可撓性配線基板12Cと、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1方向に沿って延びる第1可撓性配線基板と、
前記第1方向に沿って延びる第2可撓性配線基板と、
第2方向に沿って延び、前記第2方向が前記第1方向と交差するように前記第1可撓性配線基板と前記第2可撓性配線基板とから離れて配置される第3可撓性配線基板と、を備え、
前記第1可撓性配線基板は、第1接続対象に接着される第1接着端子を含み、
前記第2可撓性配線基板は、第2接続対象に接着される第2接着端子を含み、
前記第3可撓性配線基板は、
前記第2方向における第1端部に位置し、前記第1接続対象に接着される第1接続端子と、
前記第2方向における前記第1端部に位置し、前記第1接続端子から絶縁され、かつ、前記第2接続対象に接着される第2接続端子と、
前記第2方向における第2端部に位置し、前記第1接続端子に電気的に接続された第1電源端子と、
前記第2方向における前記第2端部に位置し、前記第1電源端子から絶縁され、かつ、前記第2接続端子に電気的に接続された第2電源端子と、を含む
可撓性配線基板ユニット。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記第1接着端子は、
前記第1方向に沿って延びる帯状を有した本体部と、
前記第2方向における前記本体部の第1端部に位置し、前記第2方向に沿って延びる櫛歯が複数連なった櫛歯状を有した第1櫛歯状電極部と、
前記第2方向における前記本体部の第2端部に位置し、前記第2方向に沿って延びる櫛歯が複数連なった櫛歯状を有した第2櫛歯状電極部と、を含む
請求項1に記載の可撓性配線基板ユニット。
【請求項3】
前記第2方向において、前記第1接着端子の幅が前記第1接続端子の幅よりも細い
請求項1または2に記載の可撓性配線基板ユニット。
【請求項4】
前記第1可撓性配線基板の形状が、前記第2可撓性配線基板の形状と同一である
請求項1または2に記載の可撓性配線基板ユニット。
【請求項5】
前記第3可撓性配線基板は、第1面と、前記第3可撓性配線基板の厚さ方向において前記第1面に対向する第2面とを含み、
前記第1接続端子、前記第1電源端子、および、前記第2電源端子は、前記第1面に面し、
前記第2接続端子は、前記第2面に面している
請求項1または2に記載の可撓性配線基板ユニット。
【請求項6】
前記第3可撓性配線基板の前記第1接続端子は、前記第2方向において、前記第1可撓性配線基板のうち、前記第1方向における前記第1可撓性配線基板の中央に対して前記第2可撓性配線基板寄りの部分に対向するように構成される
請求項1または2に記載の可撓性配線基板ユニット。
【請求項7】
請求項1または2に記載の可撓性配線基板ユニットと、
調光シートと、を備え、
前記調光シートは、
第1電極端子を備える第1透明電極層を含む第1透明導電シートと、
第2電極端子を備える第2透明電極層を含む第2透明導電シートと、
前記第1透明導電シートと前記第2透明導電シートとの間に位置する調光層とを備え、
前記第1電極端子と前記第2電極端子とは、前記第1方向に沿って延びる前記調光シートの縁部において前記第1方向に沿って並び、
前記第1接着端子は、前記第1電極端子との導通が可能であるように前記第1電極端子に接着され、
前記第2接着端子は、前記第2電極端子との導通が可能であるように前記第2電極端子に接着され、
前記第1接続端子は、前記第1接着端子から離れ、かつ、前記第2方向において、前記第1接着端子が前記調光層と前記第1接続端子との間に位置した状態で、前記第1電極端子との導通が可能であるように前記第1電極端子に接着され、
前記第2接続端子は、前記第2接着端子から離れ、かつ、前記第2方向において、前記第2接着端子が前記調光層と前記第2接続端子との間に位置した状態で、前記第2電極端子との導通が可能であるように前記第2電極端子に接着され、
前記第1接続端子および前記第2接続端子は、外部電源に接続される
調光ユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、可撓性配線基板ユニット、および、調光ユニットに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
調光シートは、2つの透明導電シートと、2つの透明導電シートの間に挟まれた調光層とを備えている。第1透明導電シートは、調光層および第2透明導電シートから露出した第1電極端子を備えている。第2透明導電シートは、調光層および第1透明導電シートから露出した第2電極端子を備えている。各透明導電シートが備える電極端子は、調光シートが備える縁部に位置している。各電極端子には、可撓性配線基板が備える被接着端子が1つずつ接着される(例えば、特許文献1を参照)。可撓性配線基板を通じて2つの透明導電シート間に電圧が印加されることによって、電圧の印加前に対して調光層の拡散透過率が変わる。
【0003】
例えば、図11が示すように、調光シート100は、第1透明導電シート110と、第2透明導電シート120と、第1透明導電シート110と第2透明導電シート120との間に位置する調光層とを備えている。図11では、第1透明導電シート110が第2透明導電シート120に対して紙面の手前側に位置している。図11では、各透明導電シートの形状を説明する便宜上、第1透明導電シート110が太線によって示され、かつ、第2透明導電シート120が細線によって示されている。
【0004】
図11において破線で示すように、第1透明導電シート110は、第2透明導電シート120と調光層とから露出した第1端子110Pを備えている。第1端子110Pは、図11において、紙面の奥から手前に向かう方向から見て、調光シート100の外部に露出している。第2透明導電シート120は、図11においてドットが付された部分であって、第1透明導電シート110と調光層とから露出した第2端子120Pを備えている。第2端子120Pは、図11において紙面の手前から奥に向かう方向から見て調光シート100の外部に露出している。
【0005】
調光シート100は、第1方向D1に沿って延びる1つの縁部100Eを備えている。第1端子110Pと第2端子120Pとは、縁部100Eにおいて、第1方向D1に沿って並んでいる。第1端子110Pと第2端子120Pとの間には、縁部100Eの一部が切り欠かれた切欠き100E1が位置している。
【0006】
調光シート100は、可撓性配線基板130を通じて外部電源140に接続される。可撓性配線基板130は、フレキシブルプリント基板(FPC: Flexible Printed Circuit)である。可撓性配線基板130は、第1部分131と、第2部分132とを備えている。第1部分131は、第1方向D1に沿って延びている。第2部分132は、第1部分131における第1方向D1の中央から、第1方向D1と直交する第2方向D2に沿って調光シート100とは反対側に向けて延びている。可撓性配線基板130の外形は略T字状を有している。
【0007】
第1部分131は、第1被接着端子131P1と、第2被接着端子131P2とを備えている。第1被接着端子131P1は、第1部分131における第1方向D1での第1の端部に位置し、かつ、第2被接着端子131P2は、第1部分131における第1方向D1での第2の端部に位置している。第1被接着端子131P1は、図11において紙面の手前から奥に向かう方向から見て、可撓性配線基板130の外部に露出している。第1被接着端子131P1は、第1端子110Pに電気的に接続されている。第2被接着端子131P2は、図11において紙面の奥から手前に向かう方向から見て、可撓性配線基板130の外部に露出している。第2被接着端子131P2は、第2端子120Pに電気的に接続されている。
【0008】
第2部分132は、第1電源端子132P1と、第2電源端子132P2とを備えている。第1電源端子132P1および第2電源端子132P2は、第2方向D2における第2部分132の先端部に位置している。第1電源端子132P1および第2電源端子132P2は、図11において紙面の手前から奥に向かう方向から見て、可撓性配線基板130の外部に露出している。第1電源端子132P1は、可撓性配線基板130の内部で第1被接着端子131P1に電気的に接続されている。第2電源端子132P2は、可撓性配線基板130の内部で第2被接着端子131P2に電気的に接続されている。第1電源端子132P1および第2電源端子132P2は、外部電源140に電気的に接続される。外部電源140は、可撓性配線基板130を介して第1透明導電シート110と第2透明導電シート120との間に電圧を印加する。これにより、電圧の印加前に対して調光層が拡散透過率を変える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2020-38265号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
図12が示すように、可撓性配線基板130を製造する際には、積層シート200のなかに、複数の可撓性配線基板130が面付けされる。積層シート200は、例えば2層の樹脂シートと、2層の樹脂シートの間に挟まれる導体とを備えている。図12が示す例では、第2方向D2において隣り合う2つの可撓性配線基板130が互いに180度反転された状態で、複数の可撓性配線基板130が第2方向D2に沿って並んでいる。
(【0011】以降は省略されています)

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