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公開番号2024150390
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-23
出願番号2023200432,2023063317
出願日2023-11-28,2023-04-10
発明の名称受信機及び無線給電システム
出願人エイターリンク株式会社
代理人IPTech弁理士法人
主分類H02J 50/20 20160101AFI20241016BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】ワイヤレス給電がされる受信機において、受信機の速やかな動作及び動作の安定的な継続の双方を図る。
【解決手段】 交流信号からなる送信電力を無線で受電する受信機200であって、受信機200は、送信電力を整流する整流部202と、整流部202からの整流電圧を管理する電力管理部203と、電力管理部203からの出力電圧により充電される充電部204と、充電部204からの供給電力により動作し、受信機200全体の制御を行う制御部205とを有し、充電部204は複数のキャパシタを有し、送信電力の受電開始から所定時間までは複数のキャパシタのうち一のキャパシタの充電を行い、所定時間後は一のキャパシタ以外の他のキャパシタの充電も行う。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
交流信号からなる送信電力を無線で受電する受信機であって、
前記受信機は、前記送信電力を整流する整流部と、整流部からの整流電圧を管理する電力管理部と、電力管理部からの出力電圧により充電される充電部と、前記充電部からの供給電力により動作し、前記受信機全体の制御を行う制御部とを有し、
前記充電部は複数のキャパシタを有し、前記送信電力の受電開始から所定時間までは前記複数のキャパシタのうち一の前記キャパシタの充電を行い、前記所定時間後は前記一のキャパシタ以外の他の前記キャパシタの充電も行う
受信機。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記一のキャパシタの容量が前記他のキャパシタの容量と同等または小さい、請求項1に記載の受信機。
【請求項3】
前記充電部は、前記他のキャパシタへの供給電流を調整する第1の電流制御部を有し、
前記第1の電流制御部は、前記他のキャパシタへの前記供給電流を調整することで、前記送信電力の受電開始から前記所定時間までは前記一のキャパシタの充電を行い、前記所定時間後は前記他のキャパシタの充電も行う
請求項2に記載の受信機。
【請求項4】
前記第1の電流制御部は電界効果トランジスタであり、この電界効果トランジスタのソース-ドレイン間の電流を制御することにより、前記他のキャパシタへの前記供給電流を制御する請求項3に記載の受信機。
【請求項5】
前記制御部は、前記電界効果トランジスタのゲート電圧を制御することで、前記電界効果トランジスタの前記ソース-ドレイン間の電流を制御する請求項4に記載の受信機。
【請求項6】
前記制御部は、前記他のキャパシタへの充電電圧を監視し、前記充電電圧に基づいて前記電界効果トランジスタの前記ソース-ドレイン間の電流を制御する請求項5に記載の受信機。
【請求項7】
交流信号からなる送信電力を無線で受電する受信機であって、
前記受信機は、前記送信電力を整流する整流部と、整流部からの整流電圧を管理する電力管理部と、電力管理部からの出力電圧により充電される充電部と、前記充電部からの供給電力により動作し、前記受信機全体の制御を行う制御部とを有し、
前記充電部は複数のキャパシタを有し、前記充電部は、前記送信電力の受電開始から前記所定時間までの間、前記複数のキャパシタのうち前記他のキャパシタの充電電流を前記一のキャパシタの充電電流よりも小さくする第2の電流制御部を有する
受信機。
【請求項8】
前記第2の電流制御部は、前記複数のキャパシタへの充電電力供給経路において、前記一のキャパシタと前記他のキャパシタとの間に介在された電流制限素子である、請求項7に記載の受信機。
【請求項9】
前記一のキャパシタの容量が前記他のキャパシタの容量と同等またはより小さい、請求項8に記載の受信機。
【請求項10】
交流信号からなる送信電力を無線で送電する送信機と、
前記送信電力を無線で受電する受信機であって、前記送信電力を整流する整流部と、整流部からの整流電圧を管理する電力管理部と、電力管理部からの出力電圧により充電される充電部と、前記充電部からの供給電力により動作し、前記受信機全体の制御を行う制御部とを有する前記受信機と
を有する無線給電システムであって、
前記充電部は複数のキャパシタを有し、前記送信電力の受電開始から所定時間までは前記複数のキャパシタのうち一の前記キャパシタの充電を行い、前記所定時間後は前記一のキャパシタ以外の他の前記キャパシタの充電も行う
無線給電システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、受信機及び無線給電システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
外部から供給された電圧により第1蓄電部を充電する電力取得手段と、第1蓄電部に蓄えられた電力を第1蓄電部より容量の大きい第2蓄電部に転送して蓄電させる電力転送手段とを備え、電力転送手段が、第1蓄電部から第2蓄電部へ電力を転送する際の第1蓄電部における一回当たりの電圧低下を抑制する電圧低下抑制部を備える充電装置に関する技術がある(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-226130号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
マイクロ波を用いて送信機から受信機に略継続的な電力を給電するワイヤレス給電システムが知られている。かかるワイヤレス給電システムの場合、送信機からのワイヤレス給電の開始当初において、受信機を制御するための制御回路の動作電圧を速やかに確保するニーズがある一方、送信機からのワイヤレス給電が途絶えても受信機の安定動作を継続させたいニーズがある。
【0005】
しかしながら、特許文献1に開示された技術は、RFID技術により外部から動作電力が供給される電子機器に関するものである。従って、特許文献1において外部機器から供給される動作電力は継続的なものではないので、上述したニーズに対応することは難しい。
【0006】
本開示の目的は、ワイヤレス給電がされる受信機において、受信機の速やかな動作及び動作の安定的な継続の双方を図る技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
交流信号からなる送信電力を無線で受電する受信機であって、受信機は、送信電力を整流する整流部と、整流部からの整流電圧を管理する電力管理部と、電力管理部からの出力電圧により充電される充電部と、充電部からの供給電力により動作し、受信機全体の制御を行う制御部とを有し、充電部は複数のキャパシタを有し、送信電力の受電開始から所定時間までは複数のキャパシタのうち一のキャパシタの充電を行い、所定時間後は一のキャパシタ以外の他のキャパシタの充電も行う。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、ワイヤレス給電がされる受信機において、受信機の速やかな動作及び動作の安定的な継続の双方を図る技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係るワイヤレス給電システム(WPTシステム)の全体の構成を示す図である。
図1に示す送信機と、受信機との構成例を表すブロック図である。
第1実施形態に係る受信機の回路構成の概略を示す図である。
第1実施形態に係る受信機における充電部の電源電圧の時間推移を示す図である。の機能的な構成を示す図である。
第2実施形態に係る受信機の回路構成の概略を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。実施形態を説明する全図において、共通の構成要素には同一の符号を付し、繰り返しの説明を省略する。なお、以下の実施形態は、特許請求の範囲に記載された本開示の内容を不当に限定するものではない。また、実施形態に示される構成要素のすべてが、本開示の必須の構成要素であるとは限らない。また、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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