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公開番号2024149785
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-18
出願番号2024135321,2019106566
出願日2024-08-14,2019-06-06
発明の名称歯ブラシ
出願人小林製薬株式会社
代理人個人
主分類A46B 9/04 20060101AFI20241010BHJP(ブラシ製品)
要約【課題】歯茎への優しい当たり心地を確保しつつ、清掃力も清掃実感も損なわない歯ブラシを提供する。
【解決手段】歯ブラシは、植毛面に植毛された複数の毛束を備える。複数の毛束は、植毛面上において、軸方向及び軸方向に直交する幅方向に配列される。植毛面は、中央領域と、幅方向に沿って中央領域の一方の側に配置される第1外側領域と、幅方向に沿って中央領域の他方の側に配置される第2外側領域とを含む。複数の毛束には、より硬い毛からなる第1毛束と、より柔らかい毛からなる第2毛束とが含まれる。第1外側領域及び第2外側領域では、いずれにおいても、第1毛束及び第2毛束の合計に対する第2毛束の割合が、中央領域においてよりも高い。第1外側領域及び第2外側領域では、いずれにおいても、第1毛束が少なくとも1つ配置され、軸方向の両端部には、第2毛束が配置される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
棒状のハンドル部と、
前記ハンドル部の軸方向の先端部に連結され、植毛面を有するヘッド部と、
前記植毛面に植毛された複数の毛束と、
を備え、
前記複数の毛束は、前記植毛面上において、前記軸方向及び前記軸方向に直交する幅方向に配列され、
前記植毛面は、略矩形状の第1中央領域と、前記第1中央領域の前側に隣接する略台形状の前側領域と、前記第1中央領域の後側に隣接する略逆台形状の後側領域とを有し、
前記第1中央領域は、
前記幅方向に沿って前記略矩形状の第2中央領域と、
前記幅方向に沿って前記第2中央領域の一方の側に配置される第1外側領域と、
前記幅方向に沿って前記第2中央領域の他方の側に配置される第2外側領域とを含み、
前記複数の毛束には、硬い毛からなる第1毛束と、柔らかい毛からなる第2毛束とが含まれ、
前記第1外側領域及び前記第2外側領域では、いずれにおいても、前記第1毛束及び前記第2毛束の合計に対する前記第2毛束の割合が、前記第2中央領域においてよりも高く、
前記第1外側領域及び前記第2外側領域では、いずれにおいても、前記第1毛束が少なくとも1つ配置され、
前記前側領域及び前記後側領域には、前記第2毛束が配置される、
歯ブラシ。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記第1外側領域及び前記第2外側領域では、いずれにおいても、前記第1毛束及び前記第2毛束の合計に対する前記第1毛束の割合は、50%以下である、
請求項1に記載の歯ブラシ。
【請求項3】
前記第1外側領域及び前記第2外側領域では、いずれにおいても、前記第1毛束が、前記軸方向の中央部に配置される、
請求項1又は2に記載の歯ブラシ。
【請求項4】
前記第1外側領域及び前記第2外側領域では、いずれにおいても、少なくとも2列の毛束列が配置され、当該少なくとも2列の毛束列は、前記幅方向に並び、各々、前記軸方向に並ぶ複数の毛束から構成される、
請求項1から3のいずれかに記載の歯ブラシ。
【請求項5】
前記第1外側領域及び前記第2外側領域では、いずれにおいても、前記幅方向に最も外側の前記毛束列には、前記第1毛束が含まれない、
請求項4に記載の歯ブラシ。
【請求項6】
前記第1外側領域及び前記第2外側領域では、いずれにおいても、毛束列が2列のみ配置され、当該2列の毛束列は、前記幅方向に並び、各々、前記軸方向に並ぶ複数の毛束から構成される、
請求項1から5のいずれかに記載の歯ブラシ。
【請求項7】
前記第1外側領域及び前記第2外側領域では、いずれにおいても、前記第1毛束が1つのみ配置される、
請求項1から6のいずれかに記載の歯ブラシ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、歯ブラシに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
歯槽膿漏等により歯茎が炎症を起こしている場合等には、歯茎の損傷を避けるため、柔らかい毛を有する歯ブラシが好ましく使用される。しかし、このような歯ブラシでは、毛腰が弱いため、歯垢を除去する清掃力が不十分となり、さらには清掃実感も十分に得られない。
【0003】
特許文献1は、歯ブラシのヘッド部の植毛面の中央領域に、より硬い毛からなる毛束を配列するとともに、中央領域よりも左右方向に外側の領域に、柔らかい毛からなる毛束を配列した歯ブラシを開示している。この歯ブラシによれば、外側の毛束列で歯面や歯茎のマッサージ効果を確保しつつ、内側の毛束列で清掃力を確保している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-10498号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の歯ブラシでは、外側の毛束列を歯面や歯茎に沿ってスライドさせるように動かしたとき、外側の毛束列は柔らかいため、スライド方向に沿って倒れてしまう。これでは、外側の毛束列により、歯茎への優しい当たり心地を確保できたとしても、歯面や歯茎に毛束がしっかりと接触せずに清掃力が低下し、さらには清掃実感も損なわれ得る。
【0006】
本発明は、歯茎への優しい当たり心地を確保しつつ、清掃力も清掃実感も損なわない歯ブラシを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1観点に係る歯ブラシは、棒状のハンドル部と、前記ハンドル部の軸方向の先端部に連結され、植毛面を有するヘッド部と、前記植毛面に植毛された複数の毛束と、を備える。前記複数の毛束は、前記植毛面上において、前記軸方向及び前記軸方向に直交する幅方向に配列される。前記植毛面は、中央領域と、前記幅方向に沿って前記中央領域の一方の側に配置される第1外側領域と、前記幅方向に沿って前記中央領域の他方の側に配置される第2外側領域とを含む。前記複数の毛束には、より硬い毛からなる第1毛束と、より柔らかい毛からなる第2毛束とが含まれる。前記第1外側領域及び前記第2外側領域では、いずれにおいても、前記第1毛束及び前記第2毛束の合計に対する前記第2毛束の割合が、前記中央領域においてよりも高い。前記第1外側領域及び前記第2外側領域では、いずれにおいても、前記第1毛束が少なくとも1つ配置され、前記軸方向の両端部には、前記第2毛束が配置される。
【0008】
本発明の第2観点に係る歯ブラシは、第1観点に係る歯ブラシであって、前記第1外側領域及び前記第2外側領域では、いずれにおいても、前記第1毛束及び前記第2毛束の合計に対する前記第1毛束の割合は、50%以下である。
【0009】
本発明の第3観点に係る歯ブラシは、第1観点又は第2観点に係る歯ブラシであって、前記第1外側領域及び前記第2外側領域では、いずれにおいても、前記第1毛束が、前記軸方向の中央部に配置される。
【0010】
本発明の第4観点に係る歯ブラシは、第1観点から第3観点のいずれかに係る歯ブラシであって、前記第1外側領域及び前記第2外側領域では、いずれにおいても、少なくとも2列の毛束列が配置され、当該少なくとも2列の毛束列は、前記幅方向に並び、各々、前記軸方向に並ぶ複数の毛束から構成される。
(【0011】以降は省略されています)

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