TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024148945
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-18
出願番号2023062545
出願日2023-04-07
発明の名称対話システム、対話方法、および対話プログラム
出願人TIS株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G10L 15/22 20060101AFI20241010BHJP(楽器;音響)
要約【課題】ユーザとの対話が盛り上がる話題に関する情報を特定可能なシステムを提供する。
【解決手段】音声またはテキストを示す第1の出力情報を第1のユーザに送信する送信部と、前記第1の出力情報に対する前記第1のユーザの応答が特定された場合、複数の話題と、前記複数の話題のそれぞれに対する前記第1のユーザの感情に関する感情情報と、を関連づけて格納するデータベースから、前記第1のユーザの応答により特定される感情情報に対応する話題を特定する話題特定部と、特定された前記話題に基づいて、前記第1のユーザに送信される音声またはテキストを示す第2の出力情報を特定する出力情報特定部と、を備え、前記送信部は、特定された前記第2の出力情報を前記第1のユーザに送信する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
音声またはテキストを示す第1の出力情報を第1のユーザに送信する送信部と、
前記第1の出力情報に対する前記第1のユーザの応答が特定された場合、複数の話題と、前記複数の話題のそれぞれに対する前記第1のユーザの感情に関する感情情報と、を関連づけて格納するデータベースから、前記第1のユーザの応答により特定される感情情報に対応する話題を特定する話題特定部と、
特定された前記話題に基づいて、前記第1のユーザに送信される音声またはテキストを示す第2の出力情報を特定する出力情報特定部と、を備え、
前記送信部は、特定された前記第2の出力情報を前記第1のユーザに送信する、
対話システム。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記話題特定部は、前記送信部から前記第1の出力情報が送信されてから所定の時間以内に前記第1のユーザの回答である音声またはテキストを示す回答情報が取得されない場合、前記データベースから話題を特定する、
請求項1に記載の対話システム。
【請求項3】
前記話題特定部は、前記送信部から前記第1の出力情報が送信されてから所定の時間以内に前記第1のユーザの回答である音声またはテキストを示す回答情報が取得されない場合、前記第1の出力情報の直前に前記送信部から出力された直前出力情報が示す音声またはテキストに基づいて、前記データベースから話題を特定する、
請求項1に記載の対話システム。
【請求項4】
前記話題特定部は、前記第1の出力情報に対する前記第1のユーザの応答が特定された場合、前記データベースから、ユーザの声調を示すパラメータを含む前記感情情報に基づいて、話題を特定し、
前記出力情報特定部は、特定された前記話題に基づいて、前記第1のユーザに送信される音声を示す前記第2の出力情報を特定する、
請求項1に記載の対話システム。
【請求項5】
前記出力情報特定部は、
前記第1の出力情報における前記感情情報が示すユーザの感情の盛上り度合いに基づき前記声調を示すパラメータを特定し、
特定された前記声調を示すパラメータに対応する音声を示す前記第2の出力情報を特定する、
請求項4に記載の対話システム。
【請求項6】
前記出力情報特定部は、前記第1の出力情報における前記感情情報が示すユーザの感情の盛上り度合いに相当するレベルの前記声調を示すパラメータに対応する音声を示す前記第2の出力情報を特定する、
請求項5に記載の対話システム。
【請求項7】
前記出力情報特定部は、前記第1の出力情報における前記感情情報が示すユーザの感情の盛上り度合いよりも高いレベルの前記声調を示すパラメータに対応する音声を示す前記第2の出力情報を特定する、
請求項5に記載の対話システム。
【請求項8】
前記データベースは、前記複数の話題と、前記複数の話題のそれぞれに対する前記第1のユーザの感情に関する感情情報とを、ユーザを識別可能なユーザ識別情報と関連づけて格納し、
前記話題特定部は、前記第1の出力情報に対する前記第1のユーザの応答が特定された場合、前記データベースから、前記第1のユーザに関連する前記感情情報に基づいて、話題を特定する、
請求項1に記載の対話システム。
【請求項9】
コンピュータが、
音声またはテキストを示す第1の出力情報を第1のユーザに送信することと、
前記第1の出力情報に対する前記第1のユーザの応答が特定された場合、複数の話題と、前記複数の話題のそれぞれに対する前記第1のユーザの感情に関する感情情報と、を関連づけて格納するデータベースから、前記第1のユーザの応答により特定される感情情報に対応する話題を特定することと、
特定された前記話題に基づいて、前記第1のユーザに送信される音声またはテキストを示す第2の出力情報を特定することと、
特定された前記第2の出力情報を前記第1のユーザに送信することと、
を実行する対話方法。
【請求項10】
コンピュータに、
音声またはテキストを示す第1の出力情報を第1のユーザに送信することと、
前記第1の出力情報に対する前記第1のユーザの応答が特定された場合、複数の話題と、前記複数の話題のそれぞれに対する前記第1のユーザの感情に関する感情情報と、を関連づけて格納するデータベースから、前記第1のユーザの応答により特定される感情情報に対応する話題を特定することと、
特定された前記話題に基づいて、前記第1のユーザに送信される音声またはテキストを示す第2の出力情報を特定することと、を備え、
特定された前記第2の出力情報を前記第1のユーザに送信することと、
を実行させる対話プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、対話システム、対話方法、および対話プログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、発話するロボットを用いて、当該ロボットとユーザとの会話を継続させるシステムが知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-020846号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のシステムは、発話内容や発話の動作を指示するスクリプトデータに基づきロボットが発話をすることでユーザとの会話を自然な脈絡で継続させることを可能とするシステムである。しかし、当該システムは、システムとの対話におけるユーザの反応を分析し、ユーザとの対話を盛り上げる仕組みを備えていない。そのため、システムとの対話においてユーザが盛り上がる話題を提供することによって、ユーザとの対話を継続させる仕組みの実現が求められている。
【0005】
そこで、本発明は、ユーザとの対話が盛り上がる話題に関する情報を特定可能なシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る対話システムは、音声またはテキストを示す第1の出力情報を第1のユーザに送信する送信部と、前記第1の出力情報に対する前記第1のユーザの応答が特定された場合、複数の話題と、前記複数の話題のそれぞれに対する前記第1のユーザの感情に関する感情情報と、を関連づけて格納するデータベースから、前記第1のユーザの応答により特定される感情情報に対応する話題を特定する話題特定部と、特定された前記話題に基づいて、前記第1のユーザに送信される音声またはテキストを示す第2の出力情報を特定する出力情報特定部と、を備え、前記送信部は、特定された前記第2の出力情報を前記第1のユーザに送信する。
【0007】
本発明の一態様に係る対話方法は、コンピュータが、音声またはテキストを示す第1の出力情報を第1のユーザに送信することと、前記第1の出力情報に対する前記第1のユーザの応答が特定された場合、複数の話題と、前記複数の話題のそれぞれに対する前記第1のユーザの感情に関する感情情報と、を関連づけて格納するデータベースから、前記第1のユーザの応答により特定される感情情報に対応する話題を特定することと、特定された前記話題に基づいて、前記第1のユーザに送信される音声またはテキストを示す第2の出力情報を特定することと、特定された前記第2の出力情報を前記第1のユーザに送信することと、を含む。
【0008】
本発明の一態様に係るプログラムは、コンピュータに、音声またはテキストを示す第1の出力情報を第1のユーザに送信することと、前記第1の出力情報に対する前記第1のユーザの応答が特定された場合、複数の話題と、前記複数の話題のそれぞれに対する前記第1のユーザの感情に関する感情情報と、を関連づけて格納するデータベースから、前記第1のユーザの応答により特定される感情情報に対応する話題を特定することと、特定された前記話題に基づいて、前記第1のユーザに送信される音声またはテキストを示す第2の出力情報を特定することと、特定された前記第2の出力情報を前記第1のユーザに送信することと、を実行させる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ユーザとの対話が盛り上がる話題に関する情報を特定可能なシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
対話システムの構成例を示す図である。
応答情報データベースD111を示す図である。
重み情報データベースD112を示す図である。
話題情報データベースD113を示す図である。
出力情報データベースD114を示す図である。
対話システムの処理手順の一例を示すフロー図である。
コンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

三井化学株式会社
防音構造体
7日前
三井化学株式会社
遮音構造体
8日前
ブラザー工業株式会社
カラオケ装置
7日前
ブラザー工業株式会社
カラオケ装置
7日前
株式会社第一興商
カラオケ装置
3日前
個人
楽器またはスピーカの支持具
今日
株式会社豊田自動織機
防音カバー
7日前
株式会社豊田自動織機
防音カバー
7日前
積水化学工業株式会社
遮音構造体
7日前
個人
弦楽器付属品
今日
TOA株式会社
評価システム及び評価プログラム
2日前
PACRAFT株式会社
容器処理システム
今日
株式会社レゾナック
吸音材及び車両部材
8日前
丸子警報器株式会社
警報器
8日前
ヤマハ株式会社
金管楽器
7日前
株式会社第一興商
カラオケシステム
8日前
日本信号株式会社
ノイズキャンセルシステム
8日前
ヤマハ株式会社
教習装置、教習方法および教習プログラム
9日前
株式会社 スマートエンジニアリング
情報処理システム、および情報処理プログラム
今日
TIS株式会社
対話システム、対話方法、および対話プログラム
今日
株式会社河合楽器製作所
ドロップアクションを有するピアノ
3日前
TOA株式会社
音響システム
3日前
株式会社JVCケンウッド
情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
今日
ローランド株式会社
電子楽器、自動操作方法および自動操作プログラム
3日前
カシオ計算機株式会社
表示方法、電子絵本システム及び情報処理装置
今日
カシオ計算機株式会社
電子機器、電子楽器、出力制御方法及びプログラム
2日前
本田技研工業株式会社
会議システム、情報処理装置、及びプログラム
8日前
AlphaTheta株式会社
音響装置、プログラム、および制御方法
今日
株式会社奥村組
対象音加工装置、対象音加工方法および対象音加工プログラム
8日前
株式会社奥村組
対象音加工装置、対象音加工方法および対象音加工プログラム
8日前
ローランド株式会社
電子機器、音声データ判別方法および音声データ判別プログラム
8日前
株式会社鷺宮製作所
ヘルムホルツ共鳴器およびこれを備えた吸音装置、振動発電装置
1日前
カシオ計算機株式会社
演奏操作表示システム、電子楽器、情報処理装置及びプログラム
2日前
カシオ計算機株式会社
楽曲データ処理装置、方法、及びプログラム
今日
株式会社JVCケンウッド
プログラム、演奏評価装置、及び演奏評価方法
7日前
ドルビー・インターナショナル・アーベー
パケット損失隠蔽
2日前
続きを見る