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公開番号2024148854
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-18
出願番号2023062347
出願日2023-04-06
発明の名称男性用ボディメイクインナーシャツ
出願人株式会社ベルフィーネ
代理人個人
主分類A41B 9/06 20060101AFI20241010BHJP(衣類)
要約【課題】胸部の上側にパッドを配することができ、さらにパッドの位置の微調整が可能であり、さらには衣類製造に際して最小限の縫製でこれを実現することができる男性用ボディメイクインナーシャツを提供する。
【解決手段】ボディメイクインナーシャツ1は、前身頃2及び後身頃3を縫合している肩口縫い部7と、前身頃及び後身頃にそれぞれ縫い目として形成されている袖口縫い部8と、前身頃2に縫い目として形成されている襟口縫い部9と、前身頃2に対して各縫い部7、8、9で用いられている縫合糸にて取り付けられている袋布10と、袖口縫い部8よりも下側にて前身頃2と袋布10とを縫合している下側縫い部11と、前身頃2と袋布10との間で空間として形成されているポケット部12と、ポケット部12に収容されている左右のパッド13とを備えている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
衣類本体を形成する前身頃及び後身頃と、
肩口部分にて前記前身頃及び後身頃を縫合している肩口縫い部と、
左右の袖部分にて前記前身頃及び後身頃にそれぞれ縫い目として形成されている袖口縫い部と、
前記前身頃の襟口部分にて前記前身頃に縫い目として形成されている襟口縫い部と、
前記前身頃に対して前記肩口縫い部、前記袖口縫い部、前記襟口縫い部で用いられている縫合糸にて取り付けられている袋布と、
前記袖口縫い部よりも下側にて前記前身頃と前記袋布とを縫合している下側縫い部と、
前記前身頃と前記袋布との間で空間として形成されているポケット部と、
該ポケット部に収容されていて前記前身頃側から視たときに前記ポケット部の外縁よりも小さい外縁からなる左右のパッドとを備えたことを特徴とする男性用ボディメイクインナーシャツ。
続きを表示(約 210 文字)【請求項2】
前記パッドは、その下端を前記下側縫い部に当接させた際に、前記パッドの上端は前記袖口縫い部の下端よりも上側に位置していることを特徴とする請求項1に記載の男性用ボディメイクインナーシャツ。
【請求項3】
前記下側縫い部と前記袖口縫い部の下端との間で前記前身頃と前記袋布とで形成されている開口した開口部をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の男性用ボディメイクインナーシャツ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、体型をたくましく見せることができる男性用ボディメイクインナーシャツに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
肥満傾向の昨今に鑑み、胸部を筋肉に見せられるような衣類が求められていて、衣類の前身頃に胸部パッドを配してこれに対応したものがある(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-179681号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、男性の場合は胸部であっても上側(肩に近い側)が膨らんでいた方が筋肉を伴ったたくましい体型に見られる傾向がある。そして、人によってその身長や体型も異なるため、パッドの位置を微調整して所望の位置に移動させたい場合がある。さらに、このようなパッドを衣類に備えるにしても、これを備えるために衣類の様々な場所に縫製を施すのは、衣類としての製造に際して手間がかかり面倒である。このため、限りなく最小限の縫製のみでパッドを備えられるような工夫も必要である。また、縫製が多いことは、人体に触れた際は縫製糸の違和感を与えることになり、また衣類の形状にも多少の変化が加えられてしまうので、衣類としての見た目も損なってしまう。
【0005】
本発明は、上記従来技術を考慮したものであり、胸部の上側にパッドを配することができ、さらにパッドの位置の微調整が可能であり、さらには衣類製造に際して最小限の縫製でこれを実現することができる男性用ボディメイクインナーシャツを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的を達成するため、本発明では、衣類本体を形成する前身頃及び後身頃と、肩口部分にて前記前身頃及び後身頃を縫合している肩口縫い部と、左右の袖部分にて前記前身頃及び後身頃にそれぞれ縫い目として形成されている袖口縫い部と、前記前身頃の襟口部分にて前記前身頃に縫い目として形成されている襟口縫い部と、前記前身頃に対して前記肩口縫い部、前記袖口縫い部、前記襟口縫い部で用いられている縫合糸にて取り付けられている袋布と、前記袖口縫い部よりも下側にて前記前身頃と前記袋布とを縫合している下側縫い部と、前記前身頃と前記袋布との間で空間として形成されているポケット部と、該ポケット部に収容されていて前記前身頃側から視たときに前記ポケット部の外縁よりも小さい外縁からなる左右のパッドとを備えたことを特徴とする男性用ボディメイクインナーシャツを提供する。
【0007】
好ましくは、前記パッドは、その下端を前記下側縫い部に当接させた際に、前記パッドの上端は前記袖口縫い部の下端よりも上側に位置している。
【0008】
好ましくは、前記下側縫い部と前記袖口縫い部の下端との間で前記前身頃と前記袋布とで形成されている開口した開口部をさらに備えている。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、左右のパッドを収容するための袋布を前身頃に取り付けるに際し、前身頃と後身頃とを縫合するための縫合糸を利用して袋布を取り付けているため、通常のシャツを形成する工程に対して追加する工程は下側縫い部のみとなる。このため、袋布の取り付けやパッドを衣類に取り付けるに際して最小限の縫製でこれを実現することができる。また、肩口縫い部を利用して袋布は前身頃に取り付けられているため、ポケット部内に収容された左右のパッドは肩口付近まで移動させることができる。このため、胸部の上側にパッドを配することができる。また、左右のパッドはポケット部の外縁よりも小さいため、ポケット部内を容易に移動でき、したがって人の体型に応じてパッドの位置の微調整が可能となる。
【0010】
さらに、パッドの下端を下側縫い部に当接させた際に、パッドの上端が袖口縫い部の下端よりも上側に位置しているため、パッドがポケット部内でどのように移動したとしても、パッドの一部は必ず袖口縫い部の下端よりも上側にすることになる。このため、男性が特に所望する胸部の上側に常にパッドを配することができるようになり、よりたくましい外見を使用者に与えることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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