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公開番号2024145439
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-15
出願番号2023057786
出願日2023-03-31
発明の名称交通安全支援システム
出願人本田技研工業株式会社
代理人弁理士法人大島特許事務所
主分類G08G 1/16 20060101AFI20241004BHJP(信号)
要約【課題】実際の空間上における第2の交通参加者と周辺領域画像における外観画像との対応関係を容易に判別することが可能な表示装置を備えた交通安全支援システムを提供する。
【解決手段】交通安全支援システムは、複数の交通参加者に関する情報に基づいて、複数の交通参加者の将来の挙動を予測するサーバ装置と、サーバ装置の予測結果に基づいて、複数の交通参加者に対する通知を行う通知装置と、を備える。サーバ装置は、第2の交通参加者の外観に対応した第2の交通参加者の外観画像92~94を第1の交通参加者に送信する。通知装置は、第1の交通参加者に設けられた表示装置84を含む。表示装置84は、第1の交通参加者の周辺領域を示す周辺領域画像91を表示し、周辺領域画像91における第2の交通参加者と対応する位置に、サーバ装置から第1の交通参加者に送信された第2の交通参加者の外観画像92~94を表示する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
対象交通エリアに存在する複数の交通参加者に関する情報を取得する取得装置と、
前記取得装置が取得した前記複数の交通参加者に関する情報に基づいて、前記複数の交通参加者の将来の挙動を予測するサーバ装置と、
前記サーバ装置の予測結果に基づいて、前記複数の交通参加者に対する通知を行う通知装置と、を備えた交通安全支援システムであって、
前記複数の交通参加者は、第1の交通参加者及び第2の交通参加者を含み、
前記サーバ装置は、前記第2の交通参加者の外観に対応した前記第2の交通参加者の外観画像を前記第1の交通参加者に送信し、
前記通知装置は、前記第1の交通参加者に設けられた表示装置を含み、
前記表示装置は、
前記第1の交通参加者の周辺領域を示す周辺領域画像を表示し、
前記周辺領域画像における前記第2の交通参加者と対応する位置に、前記サーバ装置から前記第1の交通参加者に送信された前記第2の交通参加者の前記外観画像を表示する交通安全支援システム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記サーバ装置は、前記第2の交通参加者の前記外観画像と共に、前記第2の交通参加者が発生させる音のデータを前記第1の交通参加者に送信し、
前記通知装置は、前記第1の交通参加者に設けられた音声出力装置を含み、
前記表示装置が前記第2の交通参加者の前記外観画像を表示しているときに、前記音声出力装置は、前記第2の交通参加者が発生させる音のデータに対応する音を出力する請求項1に記載の交通安全支援システム。
【請求項3】
前記サーバ装置が前記第2の交通参加者の前記外観画像を前記第1の交通参加者に送信できない場合に、前記表示装置は、前記周辺領域画像における前記第2の交通参加者と対応する位置に、所定のシンボル画像を表示する請求項1又は2に記載の交通安全支援システム。
【請求項4】
前記サーバ装置は、前記複数の交通参加者の前記外観画像を記憶する記憶部を備え、
前記記憶部が前記第2の交通参加者の前記外観画像を記憶している場合に、前記サーバ装置は、前記記憶部から読み出した前記第2の交通参加者の前記外観画像を前記第1の交通参加者に送信する請求項1又は2に記載の交通安全支援システム。
【請求項5】
前記記憶部が前記第2の交通参加者の前記外観画像を記憶しておらず、且つ、前記第2の交通参加者が前記第2の交通参加者の前記外観画像を保持している場合に、前記サーバ装置は、前記第2の交通参加者から取得した前記第2の交通参加者の前記外観画像を前記第1の交通参加者に送信する請求項4に記載の交通安全支援システム。
【請求項6】
前記記憶部が前記第2の交通参加者の前記外観画像を記憶しておらず、且つ、前記第2の交通参加者が前記第2の交通参加者の前記外観画像を保持していない場合に、前記サーバ装置は、外部の通信網を介して取得した前記第2の交通参加者の前記外観画像を前記第1の交通参加者に送信する請求項5に記載の交通安全支援システム。
【請求項7】
前記サーバ装置は、前記複数の交通参加者の間にリスクが発生するか否かを判定し、
前記表示装置は、
前記リスクの当事者に含まれている前記第2の交通参加者と対応する位置に、前記第2の交通参加者ごとに異なる前記第2の交通参加者の前記外観画像を表示し、
前記リスクの当事者に含まれていない前記第2の交通参加者と対応する位置に、所定のシンボル画像を表示する請求項1又は2に記載の交通安全支援システム。
【請求項8】
前記第1の交通参加者は、第1の車両であり、
前記第2の交通参加者は、第2の車両であり、
前記表示装置は、前記第2の車両の方向指示器が作動している場合に、前記第2の車両の前記外観画像の少なくとも一部を点滅させる請求項1又は2に記載の交通安全支援システム。
【請求項9】
前記第1の交通参加者は、第1の車両であり、
前記第2の交通参加者は、第2の車両であり、
前記サーバ装置は、前記第2の車両の車種及び色に対応した前記第2の車両の三次元画像を前記第1の車両に送信する請求項1又は2に記載の交通安全支援システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、交通安全支援システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
近年、交通参加者の中の脆弱な立場にある人々に配慮し、このような人々に持続可能な輸送システムへのアクセスを提供する取り組みが活発化している。その実現に向けて、予防安全技術に関する開発を通して、交通の安全性や利便性をより一層改善する研究開発が注目されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、第1の交通参加者(自車両)の表示装置に、第1の交通参加者の周辺領域を示す周辺領域画像を表示すると共に、この周辺領域画像における第2の交通参加者(他車両)と対応する位置に、第2の交通参加者を示すシンボル画像を表示する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-165938号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1では、複数の第2の交通参加者が同一のシンボル画像によって表示されている(特許文献1の図4参照)。そのため、実際の空間上におけるどの第2の交通参加者が周辺領域画像におけるどのシンボル画像に対応しているのかを判別することが困難であった。また、実際の空間上において死角に隠れている第2の交通参加者(例えば、対向車線において右折車両の陰に隠れている車両)が存在する場合に、この第2の交通参加者が周辺領域画像におけるどのシンボル画像に対応しているのかを判別することが困難であった。
【0006】
本発明は、以上の背景に鑑み、実際の空間上における第2の交通参加者と周辺領域画像における外観画像との対応関係を容易に判別することが可能な表示装置を備えた交通安全支援システムを提供することを課題とする。延いては、持続可能な輸送システムの発展に寄与することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために本発明のある態様は、対象交通エリア(A)に存在する複数の交通参加者(2~5)に関する情報を取得する取得装置(12~15)と、前記取得装置が取得した前記複数の交通参加者に関する情報に基づいて、前記複数の交通参加者の将来の挙動を予測するサーバ装置(18)と、前記サーバ装置の予測結果に基づいて、前記複数の交通参加者に対する通知を行う通知装置(12~15)と、を備えた交通安全支援システム(1)であって、前記複数の交通参加者は、第1の交通参加者(71)及び第2の交通参加者(72~74)を含み、前記サーバ装置は、前記第2の交通参加者の外観に対応した前記第2の交通参加者の外観画像(92~94)を前記第1の交通参加者に送信し、前記通知装置は、前記第1の交通参加者に設けられた表示装置(84)を含み、前記表示装置は、前記第1の交通参加者の周辺領域を示す周辺領域画像(91)を表示し、前記周辺領域画像における前記第2の交通参加者と対応する位置に、前記サーバ装置から前記第1の交通参加者に送信された前記第2の交通参加者の前記外観画像を表示する。
【0008】
この態様によれば、周辺領域画像における第2の交通参加者と対応する位置に、第2の交通参加者の外観に対応した外観画像が表示される。これにより、周辺領域画像における第2の交通参加者の外観画像を、第2の交通参加者の現実の姿に近づけることができる。そのため、実際の空間上における第2の交通参加者と周辺領域画像における外観画像との対応関係を容易に判別することが可能となる。延いては、持続可能な輸送システムの発展に寄与することができる。
【0009】
上記の態様において、前記サーバ装置は、前記第2の交通参加者の前記外観画像と共に、前記第2の交通参加者が発生させる音のデータを前記第1の交通参加者に送信し、前記通知装置は、前記第1の交通参加者に設けられた音声出力装置(85)を含み、前記表示装置が前記第2の交通参加者の前記外観画像を表示しているときに、前記音声出力装置は、前記第2の交通参加者が発生させる音のデータに対応する音を出力しても良い。
【0010】
この態様によれば、表示装置によって第2の交通参加者の外観に対応する外観画像が表示されるのと同時に、音声出力装置によって第2の交通参加者が発生させる音のデータに対応する音が出力される。そのため、実際の空間上における第2の交通参加者と周辺領域画像における外観画像との対応関係を一層容易に判別することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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