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公開番号2024141076
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-10
出願番号2023052528
出願日2023-03-29
発明の名称評価方法、及び評価装置
出願人TDK株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類C12Q 1/40 20060101AFI20241003BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約【課題】得られる評価結果と官能評価の結果との乖離を抑制することができる評価方法を提供する。
【解決手段】デンプンを分解する酵素により米への糖類分解処理を行う分解ステップと、分解ステップにより前記糖類分解処理が行われた後の前記米の甘味度を評価する評価ステップと、を有する評価方法。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
デンプンを分解する酵素により米への糖類分解処理を行う分解ステップと、
前記分解ステップにより前記糖類分解処理が行われた後の前記米の甘味度を評価する評価ステップと、
を有する評価方法。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記糖類分解処理は、前記酵素と前記米とを混合した検体を、前記酵素の至適温度の範囲内に含まれる保持温度で、前記酵素に応じた時間保持する処理を含む、
請求項1に記載の評価方法。
【請求項3】
前記米は、炊飯米であり、
前記保持温度は、前記至適温度の範囲内に含まれる温度のうち、前記米を食べた場合における人の口腔内の温度として予め決められた温度である、
請求項2に記載の評価方法。
【請求項4】
前記酵素は、αアミラーゼであり、
前記保持温度は、40℃である、
請求項3に記載の評価方法。
【請求項5】
請求項1に記載の評価方法を実行する、
評価装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、評価方法、及び評価装置に関する。
続きを表示(約 980 文字)【背景技術】
【0002】
米の甘味度を評価する評価方法についての研究、開発が行われている。
【0003】
これに関し、炊飯米からオリゴ糖の抽出を行い、抽出した糖類に基づいて炊飯米の甘味度を評価する評価方法が知られている(非特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
横野一歩、渡邉義之、高津地志、藤田明子、岡田芳治、野村正人、「米飯中のオリゴ糖含有量と食味との関係」、美味技術学会誌第15巻2号、2017年、p.15-20
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、非特許文献1に記載されたような評価方法は、得られる結果が、炊飯米の甘味度の官能評価と乖離することがあった。
【0006】
本開示は、このような事情を考慮してなされたもので、得られる評価結果と官能評価の結果との乖離を抑制することができる評価方法、及び評価装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様は、デンプンを分解する酵素により前記米への糖類分解処理を行う分解ステップと、前記分解ステップにより前記糖類分解処理が行われた後の前記米の甘味度を評価する評価ステップと、を有する評価方法である。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、得られる評価結果と官能評価の結果との乖離を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
評価装置1の構成の一例を示すブロック図である。
評価装置1が検体の甘味度を評価する処理の流れの一例を示す図である。
糖類分解処理の有無によって検体から検出される糖類の濃度の違いの一例を示す図である。
糖類分解処理の有無によって検体から検出される糖類の濃度の違いの他の例を示す図である。
評価装置1による検体の甘味度の評価の結果の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<実施形態>
以下、本開示の実施形態について、図面を参照して説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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