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公開番号2024136434
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023047550
出願日2023-03-24
発明の名称ラインを制御するためのレシピを管理する装置、システム、方法及びプログラム
出願人オムロン株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類G05B 23/02 20060101AFI20240927BHJP(制御;調整)
要約【課題】レシピ及びワークを容易に切り替える技術を提供する。
【解決手段】装置210は、生産プロセスのプロジェクトを格納するストレージを備える。プロジェクトは、1つ以上のレシピと、1つ以上のレシピの各々と1つ以上のワークの各々とを関連付ける1つ以上の生産情報とを含む。装置210は、1つ以上の生産情報のいずれかの選択を受け付けるための入力部と、シミュレーションを実行するための制御部と、シミュレーションの実行画面を出力するための出力部とをさらに備える。制御部は、1つ以上の生産情報の中から第1生産情報が選択されたことに基づいて、第1生産情報に関連付けられる第1レシピ及び第1ワークに基づいてシミュレーションを実行する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ラインを制御するための1つ以上のレシピを管理する装置であって、
生産プロセスのプロジェクトを格納するストレージを備え、
前記プロジェクトは、
前記1つ以上のレシピと、
前記1つ以上のレシピの各々と1つ以上のワークの各々とを関連付ける1つ以上の生産情報とを含み、
前記装置は、
前記1つ以上の生産情報のいずれかの選択を受け付けるための入力部と、
シミュレーションを実行するための制御部と、
前記シミュレーションの実行画面を出力するための出力部とをさらに備え、
前記制御部は、前記1つ以上の生産情報の中から第1生産情報が選択されたことに基づいて、前記第1生産情報に関連付けられる第1レシピ及び第1ワークに基づいて前記シミュレーションを実行する、装置。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
現実のラインを構成する1つ以上の機器に関する情報及び現実のワークに関する情報を受信するための通信部をさらに備え、
前記シミュレーションは、前記1つ以上の機器に関する情報に基づく前記現実のラインの動作を再現したシミュレーションであり、
前記制御部は、前記現実のワークに関する情報を参照し、前記シミュレーション内のワークの形状と、前記現実のワークの形状とが異なるか否かを判定し、
前記出力部は、前記シミュレーション内のワークの形状と、前記現実のワークの形状とが異なることに基づいて、警告を出力する、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記プロジェクトは、ワークの情報を含み、
前記制御部は、前記ワークの情報を選択された前記第1生産情報に関連付けられる前記第1ワークを示すように変更する、請求項1または2に記載の装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記第1生産情報が選択されている状態で第2生産情報が選択されたことに基づいて、前記第2生産情報に関連付けられる第2レシピ及び第2ワークに基づいて前記シミュレーションを実行する、請求項1または2に記載の装置。
【請求項5】
前記1つ以上の生産情報の設定入力のためのUI(User Interface)をさらに備え、
前記入力部は、前記UIを介して、
前記1つ以上の生産情報の各々に関連付けられるレシピの入力と、
前記1つ以上の生産情報の各々に関連付けられるワークの入力とを受け付け可能に構成される、請求項1または2に記載の装置。
【請求項6】
ラインを制御するための1つ以上のレシピを管理するシステムであって、
生産プロセスのプロジェクトを管理する第1装置と、
シミュレーションを実行する第2装置とを備え、
前記第1装置は、前記プロジェクトを格納するストレージを備え、
前記プロジェクトは、
前記1つ以上のレシピと、
前記1つ以上のレシピの各々と1つ以上のワークの各々とを関連付ける1つ以上の生産情報とを含み、
前記第1装置は、
前記1つ以上の生産情報のいずれかの選択を受け付けるための入力部と、
前記1つ以上の生産情報の中から第1生産情報が選択されたことに基づいて、前記第1生産情報に関連付けられる第1レシピ及び第1ワークを前記第2装置に送信するための第1通信部を備え、
前記第2装置は、
受信した前記第1レシピ及び前記第1ワークに基づいて前記シミュレーションを実行するための制御部と、
前記シミュレーションの実行画面を出力するための出力部とを備える、システム。
【請求項7】
前記第2装置は、現実のラインを構成する1つ以上の機器に関する情報及び現実のワークに関する情報を受信するための第2通信部をさらに備え、
前記シミュレーションは、前記1つ以上の機器に関する情報に基づく前記現実のラインの動作を再現したシミュレーションであり、
前記制御部は、前記現実のワークに関する情報を参照し、前記シミュレーション内のワークの形状と、前記現実のワークの形状とが異なるか否かを判定し、
前記出力部は、前記シミュレーション内のワークの形状と、前記現実のワークの形状とが異なることに基づいて、警告を出力する、請求項6に記載のシステム。
【請求項8】
前記プロジェクトは、ワークの情報を含み、
前記第1装置は、前記ワークの情報を選択された前記第1生産情報に関連付けられる前記第1ワークを示すように変更する、請求項6または7に記載のシステム。
【請求項9】
前記第1通信部は、前記第1生産情報が選択されている状態で第2生産情報が選択されたことに基づいて、前記第2生産情報に関連付けられる第2レシピ及び第2ワークの情報を前記第2装置に送信する、請求項6または7に記載のシステム。
【請求項10】
前記第1装置は、前記1つ以上の生産情報の設定入力のためのUIをさらに備え、
前記入力部は、前記UIを介して、
前記1つ以上の生産情報の各々に関連付けられるレシピの入力と、
前記1つ以上の生産情報の各々に関連付けられるワークの入力とを受け付け可能に構成される、請求項6または7に記載のシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ラインを制御するためのレシピを管理する技術に関し、より特定的には、レシピ及びワークの3Dデータの管理技術に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
工場等では製造ラインによって製品又はその部品(「ワーク」と呼ばれる)が加工される。ラインは、複数の機器からなる生産設備等である。ライン上の各機器は、PLC(Programmable Logic Controller)等の制御装置によって制御される。同一のラインが、異なるワークを加工することがある。これに対応するために、レシピと呼ばれる設定情報が使用されることがある。レシピは、制御装置の設定情報として使用される。ユーザは、制御装置に設定するレシピを切り替えることで、同一のラインを用いて異なるワークを加工し得る。
【0003】
また、制御装置により実行される制御プログラムの動作確認のために、シミュレーション技術が使用されることがある。さらに、現実のライン等の動作を3D空間内(シミュレーション)で再現する技術が知られている。レシピは、これらのシミュレーションの設定情報としても使用される。
【0004】
ユーザは、端末のディスプレイに表示されるシミュレーション画面を見ることで、制御プログラムの動作、又は、自身から離れた位置にある実際のラインの動作を確認し得る。このようなシミュレーション技術は、制御プログラムの開発支援、及び、制御装置によって制御されるラインの動作確認に使用され得る。
【0005】
制御プログラムの開発支援技術に関し、例えば、特開2016-091066号公報(特許文献1)は、「データが分類され、階層的に管理されたグループの名称の中から、入力文字に適合する検索グループ名を検索し、該検索グループ名を、該検索グループ名のグループの親グループの名称と共に表示する」サポート装置を開示している([要約]参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2016-091066号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1に開示された技術によると、制御装置で使用されるプログラム及び設定情報等をプロジェクトとして管理することはできるかもしれない。しかしながら、特許文献1に開示された技術では、シミュレータに設定するレシピ及びワークの切り替え等を容易に行うことができない。
【0008】
例えば、制御プログラムのデバッグのために、ユーザは、シミュレータにレシピを設定することがある。この場合、ユーザは、シミュレータが表示するワークの情報もレシピに合わせて変更する必要がある。このような場合に、シミュレータに設定されるレシピ及びワークを容易に切り替えるための技術が望まれている。
【0009】
本開示は、上記のような背景に鑑みてなされたものであって、ある局面における目的は、シミュレータに設定するレシピ及びワークを容易に切り替えるための技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
ある実施の形態に従うと、ラインを制御するための1つ以上のレシピを管理する装置が提供される。装置は、生産プロセスのプロジェクトを格納するストレージを備える。プロジェクトは、1つ以上のレシピと、1つ以上のレシピの各々と1つ以上のワークの各々とを関連付ける1つ以上の生産情報とを含む。装置は、1つ以上の生産情報のいずれかの選択を受け付けるための入力部と、シミュレーションを実行するための制御部と、シミュレーションの実行画面を出力するための出力部とをさらに備える。制御部は、1つ以上の生産情報の中から第1生産情報が選択されたことに基づいて、第1生産情報に関連付けられる第1レシピ及び第1ワークに基づいてシミュレーションを実行する。
(【0011】以降は省略されています)

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