TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024134953
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023045422
出願日2023-03-22
発明の名称運行管理装置、運行管理システム、列車連結判定方法及び列車連結判定プログラム
出願人三菱電機株式会社
代理人個人
主分類B61L 27/14 20220101AFI20240927BHJP(鉄道)
要約【課題】効率的な運行を行える連結順序で複数の列車を連結させることができる運行管理装置を得ること。
【解決手段】運行管理装置10は、線路が合流する箇所である合流点を有する鉄道網において、合流点を通る複数の列車の終点を含む列車運行情報を取得する情報取得部161と、情報取得部161が取得した複数の列車の列車運行情報に基づいて、複数の列車が連結を行う際の前後の順序である連結順序を決定する処理部162と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
線路が合流する箇所である合流点を有する鉄道網において、前記合流点を通る複数の列車の終点を含む列車運行情報を取得する情報取得部と、
前記複数の列車の前記列車運行情報に基づいて、前記複数の列車が連結を行う際の前後の順序である連結順序を決定する処理部と、
を備えることを特徴とする運行管理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記処理部は、前記複数の列車の終点が同じ駅である場合には、列車連結が可能な連結駅に先に到着する列車を先行列車とし、前記連結駅に後に到着する列車を後続列車として連結順序を決定する
ことを特徴とする請求項1に記載の運行管理装置。
【請求項3】
前記処理部は、前記複数の列車の終点が異なる路線にある場合には、解放後に線路が分岐する箇所である分岐点をより速い速度で通過する列車を先行列車とし、解放後に前記分岐点を前記先行列車よりも低い速度で通過する列車を後続列車として連結順序を決定する
ことを特徴とする請求項1に記載の運行管理装置。
【請求項4】
前記処理部は、前記複数の列車の終点が同じ路線の異なる駅である場合には、列車連結が可能な連結駅からより遠い駅が終点である列車を先行列車とし、前記連結駅により近い駅が終点である列車を後続列車として連結順序を決定する
ことを特徴とする請求項1に記載の運行管理装置。
【請求項5】
前記情報取得部は、前記複数の列車の走行位置及び走行速度を含む列車走行情報と、前記複数の列車の連結に関する属性情報とを取得し、
前記処理部は、前記複数の列車の前記列車走行情報に基づいて、列車連結が可能な連結駅への前記複数の列車の到着時刻を予測し、前記複数の列車の前記属性情報と、予測した前記複数の列車の前記到着時刻とに基づいて、前記複数の列車が連結可能か否かを判定する
ことを特徴とする請求項1に記載の運行管理装置。
【請求項6】
前記連結駅は、前記合流点が設けられた駅又は前記合流点の直後の駅である
ことを特徴とする請求項5に記載の運行管理装置。
【請求項7】
前記属性情報は、前記複数の列車の各々を構成する車両の車種を示す車両種別情報を含み、
前記処理部は、前記複数の列車の各々を構成する車両の車種が異なる場合には、前記複数の列車が連結不可能であると判定する
ことを特徴とする請求項5に記載の運行管理装置。
【請求項8】
前記属性情報は、前記列車の運行ダイヤにおける列車種別を示す列車種別情報を含み、
前記処理部は、前記複数の列車の各々の列車種別が異なる場合には、前記複数の列車が連結不可能であると判定する
ことを特徴とする請求項5に記載の運行管理装置。
【請求項9】
前記処理部は、連結した前記複数の列車を連結後に解放する解放駅を決定する
ことを特徴とする請求項1に記載の運行管理装置。
【請求項10】
前記処理部は、連結した前記複数の列車の終点が異なる路線にある場合には、線路が分岐する箇所である分岐点が設けられた駅又は前記分岐点の直前の駅を前記解放駅とする
ことを特徴とする請求項9に記載の運行管理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、複数の列車を最適な連結順序で連結させる運行管理装置、運行管理システム、列車連結判定方法及び列車連結判定プログラムに関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
鉄道網において、列車は一定の車間距離を確保して運行する必要がある。例えば、列車に遅れが生じ、先行列車と後続列車との車間距離が短くなった場合、後続の列車は車間距離を保つために、出発を遅らせるなどの運用を行う。そこで、このような事態を防ぐべく、運行時の列車同士の車間距離に余裕を持たせるために、列車同士を連結して運行することで鉄道網における列車密度を下げる手法がある。
【0003】
特許文献1には、二つの車両の距離と、後方の車両の走行速度とに基づいて後方の車両を制御して前方の車両に連結させる車両併合制御方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2015/132944号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示される列車併合制御方法においては、列車を連結する前後の順序を特に定めていないため、連結順序によっては、効率的な運行が難しくなってしまうという課題があった。特に、線路の合流点がある路線で異なる方向から走行してきた車両同士を連結して走行させる場合には、無作為の連結順序で連結すると、例えば先に到着した列車の停止時間が長くなってしまったり、連結後に解放を行う際に前後の車両を入れ替える作業が必要になってしまうことが想定される。
【0006】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、効率的な運行を行える連結順序で複数の列車を連結させることができる運行管理装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示に係る運行管理装置は、線路が合流する箇所である合流点を有する鉄道網において、合流点を通る複数の列車の終点を含む列車運行情報を取得する情報取得部を備える。運行管理装置は、複数の列車の列車運行情報に基づいて、複数の列車が連結を行う際の前後の順序である連結順序を決定する処理部を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、効率的な運行を行える連結順序で複数の列車を連結させることができる運行管理装置を得られる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1に係る運行管理システムの構成を示す図
実施の形態1に係る運行管理システムの変形例を示す図
実施の形態1に係る運行管理システムが連結駅に到着予定の二つの列車が連結可能であるか否かを判定する処理の流れを示すフローチャート
実施の形態1に係る運行管理システムの処理部による二つの列車の連結順序の決定の第1の例を示す図
実施の形態1に係る運行管理システムの処理部による二つの列車の連結順序の決定の第2の例を示す図
実施の形態1に係る運行管理システムの処理部による二つの列車の連結順序の決定の第3の例を示す図
実施の形態2に係る運行管理システムの構成を示す図
実施の形態2に係る運行管理システムが連結する列車の解放駅を決定する処理の流れを示すフローチャート
実施の形態2に係る運行管理システムの処理部による二つの列車の解放駅の決定の第1の例を示す図
実施の形態2に係る運行管理システムの処理部による二つの列車の解放駅の決定の第2の例を示す図
実施の形態1又は実施の形態2に係る運行管理システム及び実施の形態1又は実施の形態2に係る運行管理装置を実現するコンピュータシステムのハードウェア構成の一例を示す図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、実施の形態に係る運行管理装置、運行管理システム、列車連結判定方法及び列車連結判定プログラムを図面に基づいて詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

三菱電機株式会社
モータ
3日前
三菱電機株式会社
冷蔵庫
3日前
三菱電機株式会社
開閉器
6日前
三菱電機株式会社
吸音体
6日前
三菱電機株式会社
冷蔵庫
12日前
三菱電機株式会社
照明器具
12日前
三菱電機株式会社
照明器具
16日前
三菱電機株式会社
照明器具
2日前
三菱電機株式会社
空気調和機
6日前
三菱電機株式会社
加熱調理器
6日前
三菱電機株式会社
加熱調理器
6日前
三菱電機株式会社
電池パック
16日前
三菱電機株式会社
加熱調理器
2日前
三菱電機株式会社
給湯システム
16日前
三菱電機株式会社
貯湯式給湯機
16日前
三菱電機株式会社
電動駆動装置
6日前
三菱電機株式会社
給湯システム
16日前
三菱電機株式会社
発熱対応構造
6日前
三菱電機株式会社
電力変換装置
3日前
三菱電機株式会社
RC-IGBT
5日前
三菱電機株式会社
掃除機システム
6日前
三菱電機株式会社
冷凍サイクル装置
9日前
三菱電機株式会社
高周波パッケージ
2日前
三菱電機株式会社
活動量測定システム
6日前
三菱電機株式会社
検出装置及び検出方法
12日前
三菱電機株式会社
無線性能測定システム
3日前
三菱電機株式会社
交流回転機の制御装置
2日前
三菱電機株式会社
トランス及び電力変換装置
6日前
三菱電機株式会社
表示灯および防災システム
6日前
三菱電機株式会社
自動列車運転支援システム
6日前
三菱電機株式会社
乾燥装置及び乾燥システム
9日前
三菱電機株式会社
表示装置および防災システム
6日前
三菱電機株式会社
端子検査装置及び半導体装置
2日前
三菱電機株式会社
電動式シャッターおよび換気扇
12日前
三菱電機株式会社
光通信用モジュールの検査方法
16日前
三菱電機株式会社
仮接合方法及び接合体の製造方法
2日前
続きを見る