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公開番号
2024129300
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-27
出願番号
2023038412
出願日
2023-03-13
発明の名称
乾燥装置及び乾燥システム
出願人
三菱電機株式会社
代理人
弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類
A47K
10/48 20060101AFI20240919BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】ドレンタンクの液体を確実に蒸発させることができ、メンテナンスの負担を軽減することのできる乾燥装置及び乾燥システムを提供する。
【解決手段】本開示に係る乾燥装置は、手を挿入可能な挿入空間に対して開口する通気孔を有する挿入部を形成する本体と、通気孔に流体連通し、通気孔から挿入空間へ空気を吹き出すか、挿入空間から空気を通気孔に吸込むように構成された送風機と、を備え、送風機による送風により、濡れた対象から水滴を分離させる乾燥装置であって、対象から分離した水滴を受けるドレンタンクと、ドレンタンクにある液体を蒸発させる蒸発手段と、をさらに備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
手を挿入可能な挿入空間に対して開口する通気孔を有する挿入部を形成する本体と、
前記通気孔に流体連通し、前記通気孔から前記挿入空間へ空気を吹き出すか、前記挿入空間から空気を前記通気孔に吸込むように構成された送風機と、
を備え、前記送風機による送風により、濡れた対象から水滴を分離させる乾燥装置であって、
対象から分離した水滴を受けるドレンタンクと、
前記ドレンタンクにある液体を蒸発させる蒸発手段と、
をさらに備える乾燥装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記ドレンタンクは、前記本体に対して着脱自在に接続され、かつ前記本体に対する位置が一義的に定まるよう取付けられ、かつ前記ドレンタンク全体が水洗い可能である請求項1に記載の乾燥装置。
【請求項3】
前記蒸発手段は、前記ドレンタンクまたは前記ドレンタンクの水に送風する送風手段を備える請求項1または請求項2に記載の乾燥装置。
【請求項4】
前記蒸発手段は、電力を熱に変換し、前記ドレンタンクにある液体を直接または間接的に加熱する加熱手段を備える請求項1または請求項2に記載の乾燥装置。
【請求項5】
前記加熱手段は、
前記本体に内蔵され、導線を捲回して形成したコイルと、
前記本体に内蔵され、前記コイルに高周波電流を供給する高周波電源と、
を有し、
前記ドレンタンクの少なくとも一部は、磁性体材料からなり、
前記コイルは、前記高周波電源により高周波電流が供給されることで磁束を形成し、
前記磁束により、前記磁性体材料が自己発熱する請求項4に記載の乾燥装置。
【請求項6】
前記本体は、前記加熱手段として電力により発熱する発熱体を備え、
前記ドレンタンクは、金属材料を備え、
前記ドレンタンクが前記本体に取付けられた状態で前記発熱体により前記金属材料が加熱される請求項4に記載の乾燥装置。
【請求項7】
前記ドレンタンクは、金属部材と樹脂部材とからなり、前記金属部材は前記樹脂部材に対して着脱自在である請求項1または請求項2に記載の乾燥装置。
【請求項8】
前記本体に前記ドレンタンクが取り付けられた状態において、前記ドレンタンクの外観に金属部材が露出しない請求項1または請求項2に記載の乾燥装置。
【請求項9】
前記ドレンタンクは、把持部を備え、
前記把持部は、非金属材料からなる請求項1または請求項2に記載の乾燥装置。
【請求項10】
前記ドレンタンクが前記本体から取り外されたことを検知する取り外し検知手段と、
前記ドレンタンクが前記本体から取り外されたことを前記取外し検知手段が検知すると前記蒸発手段をOFFにする制御手段と、
を備える請求項1または請求項2に記載の乾燥装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、乾燥装置及び乾燥システムに関する。
続きを表示(約 3,200 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1に手乾燥装置が開示されている。特許文献1の手乾燥装置では、制御回路で発生した熱を供給する発熱部によってドレン溜りを加熱し、ドレン溜り内に貯留した水の乾燥速度を高めることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平06-062979号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の手乾燥装置では、ドレン溜りを加熱する熱量が少ないため、ドレン溜り内に貯留した水を十分に蒸発させることが困難であるという課題がある。
【0005】
本開示は、上述のような課題を解決するためになされた。本開示の目的は、ドレンタンクの液体を確実に蒸発させることができ、メンテナンスの負担を軽減することのできる乾燥装置及び乾燥システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る乾燥装置は、手を挿入可能な挿入空間に対して開口する通気孔を有する挿入部を形成する本体と、通気孔に流体連通し、通気孔から挿入空間へ空気を吹き出すか、挿入空間から空気を通気孔に吸込むように構成された送風機と、を備え、送風機による送風により、濡れた対象から水滴を分離させる乾燥装置であって、対象から分離した水滴を受けるドレンタンクと、ドレンタンクにある液体を蒸発させる蒸発手段と、をさらに備えるものである。
本開示に係る乾燥システムは、上記乾燥装置と、脱臭手段と、を備え、蒸発手段の動作状態に応じて脱臭手段により脱臭を行うものである。
本開示に係る乾燥システムは、上記乾燥装置と、換気装置と、を備え、蒸発手段の動作状態に応じて換気装置により換気を行うものである。
本開示に係る乾燥システムは、上記乾燥装置を複数台備え、複数台の換気装置の蒸発手段が互いに異なるタイミングで動作するものである。
本開示に係る乾燥システムは、上記乾燥装置と、外部情報機器へ情報を送信するための通信部とを備えた乾燥システムであって、乾燥装置は、ドレンタンク内の水の量または水位を直接または間接的に検知するか、ドレンタンク内の水の量または水位が特定の量または特定の水位に達したかどうかを検知する水検知手段と、ドレンタンクの温度またはドレンタンク内に溜まった水の温度を検知する温度検知手段と、のうちの少なくとも一つを備え、通信部は、水検知手段により検知した水蓄積度合いに基づく情報と、温度検知手段により検知した温度に基づく情報のうち、少なくとも1つの情報を外部情報機器へ送信するものである。
本開示に係る乾燥システムは、上記乾燥装置を備えた乾燥システムであって、水検知手段が検知した水量または水位が、第三の閾値に達した場合、または第三の閾値を超え第四の閾値に達した場合に、水検知手段の検知結果に基づく情報を外部情報機器に送信する通信部を備えるものである。
本開示に係る乾燥システムは、上記乾燥装置を備えた乾燥システムであって、乾燥装置は、運転を制御するための制御指示情報を外部情報機器から受信した場合に、制御指示情報に応じた動作を実行し、外部情報機器は、蒸発手段による蒸発速度変更の制御指示情報と、蒸発手段による蒸発促進実行可否の制御指示情報と、ドレンタンクの取り外しを規制するロック手段のロック状態とアンロック状態の変更の制御指示情報と、蒸発手段が有する加熱手段及び送風手段の独立したON-OFFの制御指示情報と、のうち、少なくとも1つの制御指示情報を乾燥装置へ送信可能であるものである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、ドレンタンクの液体を確実に蒸発させることができ、メンテナンスの負担を軽減することのできる乾燥装置及び乾燥システムを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1による乾燥装置を示す斜視図である。
実施の形態1による乾燥装置の正面図である。
実施の形態1による乾燥装置の側面図である。
実施の形態1による乾燥装置の上面図である。
実施の形態1による乾燥装置をユーザが使用している状態を示す側面図である。
実施の形態1による乾燥装置の断面側面図である。
実施の形態1による乾燥装置の第一変形例を示す斜視図である。
実施の形態1による乾燥装置の第二変形例を示す斜視図である。
実施の形態1による乾燥装置の上部を、右側から左側に向かう視点で視た図である。
実施の形態1による乾燥装置の機能ブロック図である。
実施の形態1による乾燥装置の処理回路のハードウェア構成の一例を示す図である。
実施の形態1の変形例による乾燥装置の上部を、右側から左側に向かう視点で視た図である。
実施の形態2による乾燥装置の斜視図である。
実施の形態2による乾燥装置の断面側面図である。
実施の形態2による乾燥装置の機能ブロック図である。
取外し検知手段に関する制御フローを示すフローチャートである。
挿入検知手段に関する制御フローを示すフローチャートである。
人検知手段に関する制御フローを示すフローチャートである。
照明検知手段に関する制御フローを示すフローチャートである。
水検知手段に関する制御フローを示すフローチャートである。
水検知手段に関する制御フローの他の例を示すフローチャートである。
水検知手段による検知結果と、蒸発手段の動作との関係を示す図である。
ドレンタンクの温度またはドレンタンク内に溜まった水の温度と、蒸発手段の出力設定の例を示す図である。
コイルに高周波電流を流したときに形成される高周波磁場の磁束の様子を観念的に示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。各図において共通または対応する要素には、同一の符号を付して、説明を簡略化または省略する。また、以下に示す実施の形態に示した構成は、本開示に係る技術的思想の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本開示に記載の複数の技術的思想を組み合わせることも可能である。また、本開示の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略または変更することも可能である。
【0010】
実施の形態1.
図1は、実施の形態1による乾燥装置1の斜視図である。以下の説明では、乾燥装置1について、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」の方向を、原則として図1中の矢印で示すように特定する。「前」は、乾燥装置1に正対したユーザにとって手前の方向に相当する。「後」は、当該ユーザにとって奥の方向に相当する。「左」は、当該ユーザにとって左となる方向に相当する。「右」は、当該ユーザにとって右となる方向に相当する。「上」は、鉛直上方に相当する。「下」は、鉛直下方に相当する。本実施の形態において、「手前側」、「正面側」、「ユーザ側」、「ユーザに近い側」とは、前側のことである。「背面側」、「奥側」、「壁側」、「ユーザから遠い側」とは、後側のことである。また、左側と右側を併せて、「側面」と表現することもある。例えば、乾燥装置1における正面側は、図1における手前側である。
(【0011】以降は省略されています)
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