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公開番号2024133823
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-03
出願番号2023043804
出願日2023-03-20
発明の名称冷蔵庫
出願人三菱電機株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類F25D 21/14 20060101AFI20240926BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】冷蔵庫における省エネルギ性能を向上させることである。
【解決手段】冷蔵庫100は、ドレン水が流れる第1流路12が形成された第1ドレンパン1と、第1ドレンパン1よりも下方に設けられ、第1ドレンパン1からドレン水を受ける第2ドレンパン2と、第1ドレンパン1と第2ドレンパン2との間を接続し、第1流路12を流れたドレン水を第1ドレンパン1から第2ドレンパンに流す第2流路30が形成された接続経路3と、接続経路3上に設けられ、冷媒の水分を除去するドライヤ4とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ドレン水が流れる第1流路が形成された第1ドレンパンと、
前記第1ドレンパンよりも下方に設けられ、前記第1ドレンパンからドレン水を受ける第2ドレンパンと、
前記第1ドレンパンと前記第2ドレンパンとの間を接続し、前記第1流路を流れたドレン水を前記第1ドレンパンから前記第2ドレンパンに流す第2流路が形成された接続経路と、
前記接続経路上に設けられ、冷媒の水分を除去するドライヤとを備える、冷蔵庫。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記ドライヤおよび前記接続経路に向けて送風をする送風装置をさらに備える、請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項3】
前記第1流路は、ドレン水が自重で流れるように傾斜した一連の曲折した形状の第1経路と、
前記第1経路を流れたドレン水が前記接続経路まで自重で流れるように傾斜した第2経路とを含む、請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
【請求項4】
前記第1経路は、前記接続経路から離れる方向にドレン水が流れるように形成され、
前記第2経路は、前記接続経路に近づく方向にドレン水が流れるように形成される、請求項3に記載の冷蔵庫。
【請求項5】
前記第2流路は、ドレン水が自重で流れるように傾斜した一連の曲折した形状の経路よりなる、請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
【請求項6】
前記ドライヤに設けられ、前記ドライヤから放熱させる放熱部材をさらに備える、請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
【請求項7】
前記第1ドレンパンと、前記接続経路との間に設けられ、前記第1流路と前記第2流路との間を仕切る仕切り装置をさらに備え、
前記仕切り装置は、前記第1流路と前記第2流路との間におけるドレン水の流路を開閉可能である、請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
【請求項8】
前記仕切り装置は、前記第1流路と前記第2流路との間を仕切る扉を含み、
前記扉は、前記第1流路に流れるドレン水の水圧と、前記扉の自重と、前記扉が受ける風の圧力との関係に応じて、開閉する、請求項7に記載の冷蔵庫。
【請求項9】
前記第1流路は、前記第2経路からドレン水が溢れた場合に、溢れたドレン水を前記第2流路へ流す第3経路をさらに含む請求項3に記載の冷蔵庫。
【請求項10】
前記第1流路における前記第1経路は、階段状に下る形状で構成される、請求項3に記載の冷蔵庫。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、冷蔵庫に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
冷蔵庫においては、冷媒の水分を除去するドライヤが設けられる。ドライヤは、冷蔵庫の裏面側等の比較的に温度が高い場所に設けられるのが一般的である。ドライヤにおいて、冷媒の水分を除去する能力は、ドライヤの温度が高くなるに従って低下するという傾向がある。
【0003】
従来の冷蔵庫としては、特開平7-091780号公報(特許文献1)に開示されたものがある。特許文献1の冷蔵庫では、ドライヤを冷却するために、ドライヤと接触して熱交換ができる除霜水を貯留する皿部が新たに設けられることが開示されている。特許文献1の冷蔵庫では、凹部が形成された皿部において、ドライヤを冷却可能となる量の除霜水を貯留するために、ある程度以上の深さの凹部が形成される必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平7-091780号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1に開示された従来の冷蔵庫では、次のような理由により、ドライヤを冷却する能力が不十分であった。
【0006】
特許文献1に開示された従来の冷蔵庫では、皿部において、凹部内に貯留する除霜水と接触して除霜水により冷却されるような深い位置にドライヤが配置される。したがって、このように配置されたドライヤは、皿部の周囲から流れて来る気体の流れが皿部の周囲における壁部によって阻害されるので、そのような気体の流れによる冷却が阻害される。
【0007】
従来の冷蔵庫では、このようにドライヤを冷却する能力が不十分であったので、ドライヤによって冷媒の水分を除去する能力の向上が図れていなかったため、冷蔵庫全体の熱処理効率が不十分であった。このような熱処理効率が不十分であることにより、従来の冷蔵庫では、省エネルギ化が不十分であるという問題があった。
【0008】
本開示は、上記課題を解決するものであり、その目的は、冷蔵庫における省エネルギ性能を向上させることである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示は、ドレン水が流れる第1流路が形成された第1ドレンパンと、第1ドレンパンよりも下方に設けられ、第1ドレンパンからドレン水を受ける第2ドレンパンと、第1ドレンパンと第2ドレンパンとの間を接続し、第1流路を流れたドレン水を第1ドレンパンから第2ドレンパンに流す第2流路が形成された接続経路と、接続経路上に設けられ、冷媒の水分を除去するドライヤとを備える。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、第1ドレンパンと第2ドレンパンとの間を接続し、第1流路を流れたドレン水を第1ドレンパンから第2ドレンパンに流す第2流路が形成された接続経路上にドライヤが設けられる。ドライヤは、接続経路上において、第2流路を流れるドレン水によって冷却されることが可能になるとともに、ドライヤに向かう気流によって冷却されることが可能になる。したがって、冷蔵庫におけるドライヤの冷却能力を向上させることができる。これにより、冷蔵庫全体の熱処理効率を向上させることができることにより、冷蔵庫における省エネルギ性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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