TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024134312
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-03
出願番号2023044547
出願日2023-03-20
発明の名称モータ
出願人三菱電機株式会社
代理人弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類H02K 7/14 20060101AFI20240926BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】騒音の発生を抑制することができるモータを提供する。
【解決手段】モータは、回転駆動力を発生させる駆動体と、駆動体が発生させた回転駆動力を負荷体に伝達するマグネットカップリングと、駆動体が内部に配置されるように駆動体を覆うケースと、を備え、マグネットカップリングは、駆動体の前側面から棒状に延び、駆動体が発生させる回転駆動力によって回転する第1軸と、第1軸に固定され、第1軸と共に回転する第1磁性体と、第1磁性体との間で回転駆動力を伝達可能な位置で回転可能に配置される第2磁性体と、第2磁性体を回転可能に支持し、回転駆動力を負荷体に伝達する第2軸と、を有し、ケースは、少なくとも第1軸および第1磁性体が内部に位置するように駆動体を覆う。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
回転駆動力を発生させる駆動体と、
前記駆動体が発生させた回転駆動力を負荷体に伝達するマグネットカップリングと、
前記駆動体が内部に配置されるように前記駆動体を覆うケースと、
を備え、
前記マグネットカップリングは、
前記駆動体の前側面から棒状に延び、前記駆動体が発生させる回転駆動力によって回転する第1軸と、
前記第1軸に固定され、前記第1軸と共に回転する第1磁性体と、
前記第1磁性体との間で回転駆動力を伝達可能な位置で回転可能に配置される第2磁性体と、
前記第2磁性体を回転可能に支持し、回転駆動力を前記負荷体に伝達する第2軸と、
を有し、
前記ケースは、少なくとも前記第1軸および前記第1磁性体が内部に位置するように前記駆動体を覆うモータ。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記ケースは、前記第2軸の直径よりも大きい直径の貫通穴を有し、
前記第2軸の一部および前記第2磁性体は、前記ケースの内部に位置し、前記第2軸の前記一部ではない部分が前記貫通穴を通って前記ケースの外側に延びた請求項1に記載のモータ。
【請求項3】
前記第2軸および前記第2磁性体は、前記ケースの外部に位置し、
前記第1磁性体と前記第2磁性体との間で前記ケースを介して回転駆動力が伝達される請求項1に記載のモータ。
【請求項4】
前記ケースは、
前記第1軸および前記第1磁性体の側に配置され、少なくとも前記第1軸および前記第1磁性体を覆う前ケースと、
前記駆動体の前記前側面とは反対側の後側面および前記前側面と前記後側面とを繋ぐ側面を覆う後ケースと、
を有し、
前記前ケースの厚みは、前記後ケースの厚みよりも大きい請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のモータ。
【請求項5】
前記ケースの内部において、前記第1軸および前記第1磁性体の周りを囲むように配置された前方吸音材、
を更に備えた請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のモータ。
【請求項6】
前記駆動体のうち前記第1軸の回転軸を囲む側面と前記ケースとの間に配置された側方吸音材、
を更に備え、
前記第1軸が延びる方向における前記前方吸音材の厚みが、前記第1軸が延びる方向に垂直な方向における前記側方吸音材の厚みよりも大きい請求項5に記載のモータ。
【請求項7】
前記駆動体には、前記第1軸が延びる方向において前記駆動体の中央よりも前記第1軸とは反対側に制御基板が設けられ、
前記側方吸音材は、前記第1軸が延びる方向において中央よりも前記第1軸の側の第1部分と、中央よりも前記第1軸とは反対側の第2部分と、からなり、
前記第2部分の熱伝導率は、前記第1部分の熱伝導率よりも高い請求項6に記載のモータ。
【請求項8】
前記駆動体のうち前記前側面とは反対側の後側面と前記ケースとの間に配置された後方吸音材、
を更に備え、
前記前方吸音材の前記第1軸が延びる方向の厚みが、前記後方吸音材の前記第1軸が延びる方向の厚みよりも大きい請求項5に記載のモータ。
【請求項9】
前記ケースの内部において、前記駆動体のうち前記前側面とは反対側の後側面と前記ケースとの間に配置された後方吸音材、
を更に備え、
前記駆動体には、前記第1軸が延びる方向において中央よりも前記第1軸とは反対側に制御基板が設けられ、
前記後方吸音材の前記第1軸が延びる方向への熱伝導率が、前記前方吸音材の前記第1軸が延びる方向への熱伝導率よりも高い請求項5に記載のモータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、モータに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、モータを開示する。当該モータにおいて、吸音カバーは、駆動体から駆動軸が延びる方向以外の方向において、駆動体を囲む。吸音カバーによって、駆動体から発生する騒音が抑制され得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-069012号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載のモータにおいて、駆動軸に発生する振動は、例えば駆動される負荷体に伝達される。負荷体は、伝達された振動によって騒音を発生することがある。このため、駆動軸を介して外部に騒音が発生する。
【0005】
本開示は、上述の課題を解決するためになされた。本開示の目的は、騒音の発生を抑制することができるモータを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係るモータは、回転駆動力を発生させる駆動体と、駆動体が発生させた回転駆動力を負荷体に伝達するマグネットカップリングと、駆動体が内部に配置されるように駆動体を覆うケースと、を備え、マグネットカップリングは、駆動体の前側面から棒状に延び、駆動体が発生させる回転駆動力によって回転する第1軸と、第1軸に固定され、第1軸と共に回転する第1磁性体と、第1磁性体との間で回転駆動力を伝達可能な位置で回転可能に配置される第2磁性体と、第2磁性体を回転可能に支持し、回転駆動力を負荷体に伝達する第2軸と、を有し、ケースは、少なくとも第1軸および第1磁性体が内部に位置するように駆動体を覆う。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、マグネットカップリングによって、駆動体で発生した振動が負荷体に伝達されることが抑制される。ケースは、少なくとも第1軸および第1磁性体を覆う。このため、騒音の発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1におけるモータの概要を示す斜視図である。
実施の形態1におけるモータの断面図である。
実施の形態1におけるモータの吸音材の断面図である。
実施の形態2におけるモータの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には同一の符号が付される。当該部分の重複説明は適宜に簡略化ないし省略される。
【0010】
実施の形態1.
図1は実施の形態1におけるモータの概要を示す斜視図である。図2は実施の形態1におけるモータの断面図である。図3は実施の形態1におけるモータの吸音材の断面図である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

三菱電機株式会社
端子カバー
5日前
三菱電機株式会社
保護リレー装置
5日前
三菱電機株式会社
半導体装置の製造方法および半導体装置
5日前
三菱電機株式会社
流量観測システム、流量観測方法および流量観測プログラム
5日前
三菱電機株式会社
掃除機システム
5日前
株式会社TMEIC
電力変換装置
5日前
個人
発電機
19日前
個人
インバーター
6日前
個人
共振電流制御形直流電源
12日前
カヤバ株式会社
モータ
19日前
国立大学法人信州大学
回転電機
12日前
株式会社ミクニ
電動装置
25日前
ニチコン株式会社
電源装置
12日前
ブラザー工業株式会社
充電器
19日前
ブラザー工業株式会社
充電器
19日前
キヤノン株式会社
振動波モータ
7日前
コバックス株式会社
補助電源システム
19日前
株式会社ダイヘン
充電装置
19日前
住友電装株式会社
電気接続箱
5日前
マツダ株式会社
電力変換装置
5日前
株式会社ダイヘン
充電システム
19日前
トヨタ自動車株式会社
充放電システム
5日前
株式会社豊田自動織機
ステータ
12日前
株式会社ジェイテクト
制御装置
12日前
富士電機株式会社
電力変換装置
5日前
富士電機株式会社
電力変換装置
19日前
キヤノン株式会社
駆動装置及び駆動方法
6日前
キヤノン株式会社
駆動装置及び駆動方法
6日前
株式会社デンソー
駆動回路
13日前
日機装株式会社
回転電機およびポンプ装置
14日前
株式会社豊田自動織機
電力変換装置
19日前
株式会社豊田自動織機
電力変換装置
19日前
日野自動車株式会社
冷却装置
7日前
株式会社IHI
固定子
7日前
矢崎総業株式会社
電気接続箱
14日前
株式会社デンソー
電力変換装置
19日前
続きを見る