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公開番号
2024131316
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-30
出願番号
2023041514
出願日
2023-03-16
発明の名称
吸音体
出願人
三菱電機株式会社
代理人
弁理士法人きさ特許商標事務所
主分類
G10K
11/16 20060101AFI20240920BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】配管の設置現場において配管の曲がった箇所への取り付けが従来よりも容易となる吸音体を提供する。
【解決手段】本開示に係る吸音体は、吸音部材で形成された吸音部品と、可撓性を有し、形状を保持する形状保持部品と、前記吸音部品と共に前記形状保持部品を挟持する挟持部品と、を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
吸音部材で形成された吸音部品と、
可撓性を有し、形状を保持する形状保持部品と、
前記吸音部品と共に前記形状保持部品を挟持する挟持部品と、
を備えた
吸音体。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記挟持部品は吸音部材で形成されている
請求項1に記載の吸音体。
【請求項3】
前記挟持部品は、可撓性フィルムである
請求項1に記載の吸音体。
【請求項4】
前記吸音部品、前記形状保持部品及び前記挟持部品の重なり方向に当該吸音体を観察した場合、
前記形状保持部品の端部は、前記吸音部品の端部及び前記挟持部品の端部から2mm以上内側に配置されている
請求項1~請求項3のいずれか一項に記載の吸音体。
【請求項5】
前記吸音部品の表面には、連続的又は間欠的に延びる複数の切り込みが形成されている
請求項1~請求項3のいずれか一項に記載の吸音体。
【請求項6】
前記吸音部品の対向する端部のそれぞれに設けられ、前記形状保持部品から離れる方向に突出し、前記端部に沿って連続的又は間欠的に延びる凸部を備えている
請求項1~請求項3のいずれか一項に記載の吸音体。
【請求項7】
前記凸部は、表面に粘着剤が設けられた可撓性フィルムである
請求項6に記載の吸音体。
【請求項8】
前記形状保持部品は金属製である
請求項1~請求項3のいずれか一項に記載の吸音体。
【請求項9】
前記形状保持部品は、金属製の板である
請求項8に記載の吸音体。
【請求項10】
前記吸音部材は、パルプ繊維を含んでいる
請求項1~請求項3のいずれか一項に記載の吸音体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、配管に巻き付けられて、外部へ騒音が放出されることを抑制する吸音体に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
配管に流体が流れた際、該配管から騒音が発生する場合がある。例えば、空気調和装置等に用いられる冷凍サイクル装置は、冷媒が循環する冷媒回路を備えている。この冷媒回路は、圧縮機、凝縮器、膨張装置及び蒸発器を冷媒配管で環状に接続した構成となっている。冷凍サイクル装置の運転時、冷媒配管を流れる冷媒の振動が要因となって、冷媒配管から騒音が発生する場合がある。また、配管から発生した騒音が居住空間まで聞こえた場合、居住空間の快適性が低下する。このため、従来、配管の設置後に該配管から騒音が発生した場合には、騒音が発生する配管部分に吸音体を巻き付け、外部へ騒音が放出されることを抑制することがある。配管に巻き付ける従来の吸音体としては、例えば、特許文献1に記載の吸音体がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-197662号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
配管に従来の吸音体を取り付けるには、配管に吸音体を巻き付けた後、配管に吸音体を固定する必要がある。例えば、配管に吸音体を固定する方法としては、吸音体の表面に粘着剤を付与して、配管に吸音体を接着する方法が考えられる。しかしながら、配管表面に水滴が付着する環境下に配管が設置されている場合、配管に吸音体を接着している粘着剤に水が付着する。この結果、粘着剤の粘着力が低下し、吸音体が配管から脱落してしまうことがある。このような場合、従来の吸音体は、結束バンドで配管に固定される。具体的には、まず、作業者は、配管に吸音体を巻き付けた後、該吸音体を握る。その後、作業者は、吸音体を握った状態で、吸音体の両端部周辺を、結束バンドで配管に固定する。
【0005】
ここで、吸音体が固定される配管部分の形状は、直線形状のみならず、曲がった形状となっている場合がある。このような曲がった形状の配管部分に結束バンドで吸音体を固定しようとした際、作業者に握られた固定前の吸音体の端部周辺は、該吸音体の復元力によって開いてしまう。このため、曲がった形状の配管部分に結束バンドで吸音体を固定しようとした際、吸音体の両端部周辺を結束バンドで配管に固定することが難しい。このように、従来の吸音体は、配管に固定することが難しい場合があるという課題があった。
【0006】
本開示は、上述の課題を解決するためになされたものであり、配管の設置現場において配管の曲がった箇所への取り付けが従来よりも容易となる吸音体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る吸音体は、吸音部材で形成された吸音部品と、可撓性を有し、形状を保持する形状保持部品と、前記吸音部品と共に前記形状保持部品を挟持する挟持部品と、を備えている。
【発明の効果】
【0008】
本開示に係る吸音体は、配管に巻き付けられた際、形状保持部品によって形状が保持される。このため、本開示に係る吸音体は、配管の設置現場において配管の曲がった箇所への取り付けが従来よりも容易となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1に係る吸音体を示す側面図である。
実施の形態1に係る吸音体の一例を示す分解斜視図である。
実施の形態1に係る吸音体の一例を示す分解斜視図である。
実施の形態1に係る吸音体の一例を示す分解斜視図である。
実施の形態1に係る吸音体の配管への取り付け構成を説明するための図である。
実施の形態1に係る吸音体の配管への取り付け構成の別の一例を説明するための図である。
実施の形態2に係る吸音体を示す側面図である。
実施の形態2に係る吸音体の一例を示す分解斜視図である。
実施の形態2に係る吸音体の一例を示す分解斜視図である。
実施の形態2に係る吸音体の一例を示す分解斜視図である。
実施の形態3に係る吸音体を示す図である。
配管及び該配管に巻き付けられた実施の形態3に係る吸音体の断面図である。
配管に巻き付けられた実施の形態3に係る吸音体の端部周辺を示す断面図である。
配管に巻き付けられた比較例に係る吸音体の端部周辺を示す断面図である。
実施の形態4に係る吸音体の一例を示す斜視図である。
実施の形態4に係る吸音体の一例を示す斜視図である。
実施の形態4に係る吸音体の配管への取り付け構成を説明するための図である。
実施の形態5に係る吸音体を示す斜視図である。
実施の形態5に係る吸音体の配管への取り付け構成を説明するための図である。
実施の形態5に係る吸音体の配管への取り付け構成の別の一例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る吸音体を示す側面図である。図2~図4は、実施の形態1に係る吸音体の一例を示す分解斜視図である。図5は、実施の形態1に係る吸音体の配管への取り付け構成を説明するための図である。
本実施の形態1に係る吸音体1は、吸音部品2と、形状保持部品3と、挟持部品4とを備えている。
(【0011】以降は省略されています)
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