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公開番号2024130273
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023039906
出願日2023-03-14
発明の名称表示灯および防災システム
出願人三菱電機株式会社,三菱電機照明株式会社
代理人弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類G08B 17/00 20060101AFI20240920BHJP(信号)
要約【課題】不適切な避難路への誘導を抑制できる表示灯および防災システムを得ることを目的とする。
【解決手段】本開示に係る表示灯は、避難路を示す第1表示部と、前記第1表示部を照らす第1光源部と、外部からの消灯信号に応じて、非常時に前記第1光源部の少なくとも一部を消灯させる制御部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
避難路を示す第1表示部と、
前記第1表示部を照らす第1光源部と、
外部からの消灯信号に応じて、非常時に前記第1光源部の少なくとも一部を消灯させる制御部と、
を備えることを特徴とする表示灯。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記第1表示部が、非常事態の発生位置に対して不適切な避難路に誘導する場合に、前記第1光源部の少なくとも一部を消灯させることを特徴とする請求項1に記載の表示灯。
【請求項3】
前記第1表示部は、互いに異なる方向に誘導する複数の部分を有し、
前記第1光源部は、前記複数の部分に対応する複数の光源を有することを特徴とする請求項1に記載の表示灯。
【請求項4】
前記制御部は、前記複数の部分のうち非常事態の発生位置に対して不適切な避難路に誘導する部分に対応する前記光源を消灯させることを特徴とする請求項3に記載の表示灯。
【請求項5】
前記制御部は、前記消灯信号の受信が無くなった場合、または外部から復帰信号を受信した場合に、前記第1光源部を再度点灯させることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の表示灯。
【請求項6】
進入禁止を示す第2表示部と、
前記第2表示部を照らす第2光源部と、
を備え、
前記制御部は、前記第1光源部を消灯させるとともに第2光源部を点灯させることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の表示灯。
【請求項7】
避難路を示す第1表示部と、前記第1表示部を照らす第1光源部と、を備えた表示灯と、
非常時に前記表示灯に消灯信号を送信して、前記第1光源部の少なくとも一部を消灯させる制御装置と、
を備えることを特徴とする防災システム。
【請求項8】
前記制御装置は、非常事態の発生位置に応じて、前記表示灯が不適切な避難路に誘導する場合に前記表示灯に前記消灯信号を送信することを特徴とする請求項7に記載の防災システム。
【請求項9】
複数の前記表示灯を備え、
前記制御装置は、非常事態の発生位置と、前記複数の表示灯のうち前記消灯信号を送信する表示灯との対応関係を記憶し、前記非常時に前記対応関係を参照して、前記複数の表示灯のうち不適切な避難路に誘導する表示灯に前記消灯信号を送信することを特徴とする請求項8に記載の防災システム。
【請求項10】
前記第1表示部は、互いに異なる方向に誘導する複数の部分を有し、
前記第1光源部は、前記複数の部分に対応する複数の光源を有することを特徴とする請求項7に記載の防災システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、表示灯および防災システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1の誘導灯装置では、従来の誘導灯に相当する主表示部の背面側に、火災等の非常事態発生時のみ表示する補助表示部が配置される。補助表示部による表示は、主表示部のシンボルが照らし出された表示板上に同様に照らし出される。補助表示部による表示は、非常事態の発生現場近傍の誘導灯装置及び発生現場に通ずる通路を表示している誘導灯装置に対して行われる。これにより、避難者が火災現場に向かわないような情報を確実に避難者に提供することによって、該避難者が安全な避難行動を確保することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-277545号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般に火災発生時には、自動火災報知システムが火災発生を検出し、警報または音声で滞在者に火災発生を報知する。これにより施設への滞在者は災害を知り、避難することになる。このとき、一般に避難者は点灯している誘導灯の矢印に従って避難する。しかし、避難者が誘導された先に火災が発生している様なリスクは避けるべきである。
【0005】
これに対し特許文献1では、誘導表示面の背面に進入禁止を示すデザインとして×印を表示させ、避難路として不適切であることを示している。しかし、特許文献1では、誘導灯としての通常時に点灯している表示部を点灯させながら、進入禁止の表示を付加する。つまり、避難を促す意味を持つ表示と、進入禁止の意味を持つ表示とが、2重に表示される。これは、災害時における心理的に緊張した状態においては、冷静な判断を妨げる要因となるおそれがある。
【0006】
本開示は、不適切な避難路への誘導を抑制できる表示灯および防災システムを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る表示灯は、避難路を示す第1表示部と、前記第1表示部を照らす第1光源部と、外部からの消灯信号に応じて、非常時に前記第1光源部の少なくとも一部を消灯させる制御部と、を備える。
【0008】
本開示に係る防災システムは、避難路を示す第1表示部と、前記第1表示部を照らす第1光源部と、を備えた表示灯と、非常時に前記表示灯に消灯信号を送信して、前記第1光源部の少なくとも一部を消灯させる制御装置と、を備える。
【発明の効果】
【0009】
本開示に係る表示灯および防災システムによれば、非常時に、避難路を示す第1表示部を照らす第1光源部の少なくとも一部が消灯する。これにより、不適切な避難路への誘導を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態1に係る防災システムの構成を示すブロック図である。
実施の形態1に係る表示灯の斜視図である。
実施の形態1に係る表示灯を分解した状態を示す斜視図である。
実施の形態1に係る防災システムを適用した施設を説明する図である。
実施の形態1に係る表示灯の点灯状態の変化を説明する図である。
実施の形態1の変形例に係る防災システムを適用した施設を説明する図である。
実施の形態1の変形例に係る表示灯の点灯状態の変化を説明する図である。
実施の形態2に係る表示灯の正面図である。
実施の形態2に係る表示灯の側面図である。
実施の形態2に係る表示灯の点灯状態を説明する図である。
実施の形態2に係る表示灯の点灯状態を説明する図である。
実施の形態2に係る表示灯の点灯状態を説明する図である。
実施の形態2に係る防災システムを適用した施設を説明する図である。
実施の形態2に係る表示灯の点灯状態の変化を説明する図である。
実施の形態2に係る表示灯の点灯状態の変化を説明する図である。
実施の形態2の変形例に係る表示灯の点灯状態の変化を説明する図である。
実施の形態3に係る表示灯の構成を示すブロック図である。
実施の形態3に係る表示灯の点灯状態の変化を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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