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公開番号
2024134586
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-04
出願番号
2023044851
出願日
2023-03-22
発明の名称
復旧制御プログラム、復旧制御方法および情報処理システム
出願人
富士通株式会社
代理人
弁理士法人扶桑国際特許事務所
主分類
G06F
11/07 20060101AFI20240927BHJP(計算;計数)
要約
【課題】停止したノードに異常がない場合にそのノードを短時間でクラスタに再組み込みする。
【解決手段】処理部11は、それぞれ仮想マシンであってクラスタ20に属するノード21,22のうち、ノード21が異常発生により停止すると、ノード21を再起動させる。処理部11は、再起動したノード21に、異常の有無を確認する確認処理を実行させる。処理部11は、確認処理により異常が確認されなかった場合に、クラスタ20に対するノード21の組み込みをし直す。これにより、停止したノード21に異常がない場合に、そのノード21を短時間でクラスタ20に再組み込みすることができるようになる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
コンピュータに、
それぞれ仮想マシンであってクラスタに属する複数のノードのうち、第1のノードが異常発生により停止すると、前記第1のノードを再起動させ、
再起動した前記第1のノードに、異常の有無を確認する確認処理を実行させ、
前記確認処理により異常が確認されなかった場合に、前記クラスタに対する前記第1のノードの組み込みをし直す、
処理を実行させる復旧制御プログラム。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記確認処理により異常が確認された場合、確認された異常の内容を示す情報を出力する、
処理を前記コンピュータに実行させる請求項1記載の復旧制御プログラム。
【請求項3】
前記確認処理は、前記第1のノードに接続された複数の仮想リソースとの間で、前記複数の仮想リソースのそれぞれに対して個別に決められた所定の処理を正常に実行可能かを確認する処理を含む、
請求項1記載の復旧制御プログラム。
【請求項4】
前記複数の仮想リソースのうち第1の仮想リソースとの間の処理で異常が発生した場合、前記第1の仮想リソースで異常が発生したことを示す情報を出力する、
処理を前記コンピュータに実行させる請求項3記載の復旧制御プログラム。
【請求項5】
前記複数のノードのうち第2のノードが、前記第1のノードの異常発生を検知して前記第1のノードの処理を引き継ぎ、前記第1のノードを停止させた場合に、前記第1のノードを再起動させる、
請求項1記載の復旧制御プログラム。
【請求項6】
前記確認処理により異常が確認されなかった場合、前記第1のノードを前記第2のノードに対応する待機ノードとして前記クラスタに組み込む、
請求項5記載の復旧制御プログラム。
【請求項7】
コンピュータが、
それぞれ仮想マシンであってクラスタに属する複数のノードのうち、第1のノードが異常発生により停止すると、前記第1のノードを再起動させ、再起動した前記第1のノードに、異常の有無を確認する確認処理を実行させ、前記確認処理により異常が確認されなかった場合に、前記クラスタに対する前記第1のノードの組み込みをし直す復旧制御処理、
を実行する復旧制御方法。
【請求項8】
前記復旧制御処理は、サーバレス関数プログラムを前記コンピュータが実行することで開始される、
請求項7記載の復旧制御方法。
【請求項9】
前記複数のノードのうち第2のノードが、前記第1のノードの異常発生を検知すると、前記第1のノードの処理を引き継ぎ、前記第1のノードを停止させて、前記サーバレス関数プログラムを実行させる、
請求項8記載の復旧制御方法。
【請求項10】
それぞれ仮想マシンであってクラスタに属する複数のノードのうち、第1のノードが異常発生により停止すると、前記第1のノードを再起動させ、
再起動した前記第1のノードに、異常の有無を確認する確認処理を実行させ、
前記確認処理により異常が確認されなかった場合に、前記クラスタに対する前記第1のノードの組み込みをし直す、処理部、
を有する情報処理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、復旧制御プログラム、復旧制御方法および情報処理システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
クラスタシステムは、クラスタに属する複数のノードが単一のシステムとして動作するシステムである。例えば、運用待機型のクラスタシステムでは、クラスタに属する1つのノードが運用系として動作し、他の1つのノードが待機系として動作する。運用系のノードが異常発生により停止すると、待機系のノードが運用系に遷移して処理を引き継ぐことで、可用性が高められている。
【0003】
クラスタシステムに関しては、次のような提案がある。例えば、クラスタに含まれる各計算機が、障害の検出に応じて障害部分の復旧処理を行うサービスプロセッサを備えるシステムが提案されている。また、クラスタに含まれる各ノードが、該当ノードを管理するエージェントから管理情報を取得するマネージャと、取得された管理情報を表示し、入力された操作に基づいてマネージャを動作させる管理情報提供手段とを備えるシステムが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平9-34852号公報
特開2004-334534号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、クラウド技術の発展に伴い、クラウド環境に対する既存のクラスタシステムの移行が進んでいる。クラウド環境では、クラスタに属する各ノードは仮想マシンとして実現される。
【0006】
ここで、仮想化された環境では、ノードが異常によって停止した場合でも、そのノードを再起動することによってノードが復旧する場合がある。これは、再起動時にノードに対するホストコンピュータの割り当てが変更されることが多いからである。しかし、再起動によってノードが復旧した場合でも、信頼性を確保するためには、そのノードで異常が発生していないかを確認する必要があり、その確認作業に時間がかかるという問題がある。
【0007】
1つの側面では、本発明は、停止したノードに異常がない場合にそのノードを短時間でクラスタに再組み込みできるようにした復旧制御プログラム、復旧制御方法および情報処理システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
1つの案では、コンピュータに、それぞれ仮想マシンであってクラスタに属する複数のノードのうち、第1のノードが異常発生により停止すると、第1のノードを再起動させ、再起動した第1のノードに、異常の有無を確認する確認処理を実行させ、確認処理により異常が確認されなかった場合に、クラスタに対する第1のノードの組み込みをし直す、処理を実行させる復旧制御プログラムが提供される。
【0009】
また、1つの案では、上記の復旧制御プログラムに基づく処理と同様の処理をコンピュータが実行する復旧制御方法が提供される。
さらに、1つの案では、上記の復旧制御プログラムに基づく処理と同様の処理を実行する情報処理システムが提供される。
【発明の効果】
【0010】
1つの側面では、停止したノードに異常がない場合にそのノードを短時間でクラスタに再組み込みできる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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