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公開番号
2024168876
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2023085899
出願日
2023-05-25
発明の名称
光伝送装置および光伝送システム
出願人
富士通株式会社
代理人
インフォート弁理士法人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04J
3/00 20060101AFI20241128BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】通信システムの保守信号を効率的に伝送して通信機器の消費電力を削減する光伝送装置及びシステムを提供する。
【解決手段】FlexOを利用してODUCnフレームを、n個のFlexOフレームを利用して伝送する光伝送システムであって、光伝送装置2X、2Yは、ODUCn/OTUCn処理部23、27、FlexO処理部24、26及びn個のトランシーバ25を備える。FlexO処理部は、n個のOTUC/FlexO処理部24aを備え、FlexO処理部26は、n個のOTUC/FlexO処理部26aを備える。光伝送装置2Xにおいて、ODUCn/OTUCn処理部は、ODUCnフレームをOTUCnフレームに収容し、OTUCnフレームからn個のOTUCフレームを生成する。各OTUC/FlexO処理部は、OTUCフレームからFlexOフレームを生成する。各トランシーバは、FlexOフレームを伝送する光信号を出力する。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
フレームを伝送する光伝送システムにおいて使用される光伝送装置であって、
第1のフレームを生成する第1のフレーム生成部と、
前記第1のフレームから、前記第1のフレームの帯域に対応する個数の第2のフレームを生成する第2のフレーム生成部と、
前記第2のフレーム生成部により生成される第2のフレームを送信する複数の送信回路と、を備え、
所定のビットパターンを第2の光伝送装置に送信するときに
前記第1のフレーム生成部は、前記第2のフレームに収容され得る帯域であり、かつ前記所定のビットパターンを含む第3のフレームを生成し、
前記第2のフレーム生成部は、前記第2のフレームと同じフォーマットであり、かつ前記第3のフレームが収容された第4のフレームを生成し、
前記第4のフレームは、前記複数の送信回路の中から選択される第1の送信回路により前記第2の光伝送装置に送信される
ことを特徴とする光伝送装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記第1の送信回路が前記第4のフレームを送信するときは、前記複数の送信回路の中の他の送信回路は、非動作状態に設定される
ことを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
【請求項3】
前記第4のフレームのオーバヘッドには、前記複数の送信回路の中の1つにより前記所定のビットパターンが送信されることを表す情報が設定される
ことを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
【請求項4】
前記第4のフレームのオーバヘッドには、前記第1の送信回路を識別する情報が設定される
ことを特徴とする請求項3に記載の光伝送装置。
【請求項5】
第3の光伝送装置からの受信光信号において前記所定のビットパターンが検出されたときに、前記第1のフレーム生成部は前記第3のフレームを生成し、前記第2のフレーム生成部は前記第4のフレームを生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
【請求項6】
前記第4のフレームは、OTN(Optical Transport Network)において使用されるFlexO(Flexible OTN)フレームである
ことを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
【請求項7】
第1の光伝送装置と第2の光伝送装置との間でフレームが伝送される光伝送システムであって、
前記第1の光伝送装置は、
第1のフレームを生成する第1のフレーム生成部と、
前記第1のフレームから、前記第1のフレームの帯域に対応する個数の第2のフレームを生成する第2のフレーム生成部と、
前記第2のフレーム生成部により生成される第2のフレームを送信する複数の送信回路と、を備え、
前記第1の光伝送装置から前記第2の光伝送装置に前記所定のビットパターンを送信するときに
前記第1のフレーム生成部は、前記第2のフレームに収容され得る帯域であり、かつ前記所定のビットパターンを含む第3のフレームを生成し、
前記第2のフレーム生成部は、前記第2のフレームと同じフォーマットであり、かつ前記第3のフレームが収容された第4のフレームを生成し、
前記第4のフレームは、前記複数の送信回路の中から選択される第1の送信回路により前記第2の光伝送装置に送信され、
前記第2の光伝送装置は、
複数の受信回路と、
前記複数の受信回路の中の1つにより受信される前記第4のフレームから、前記第1のフレームを再構成する第3のフレーム生成部と、を備え、
前記第3のフレーム生成部は、再構成した第1のフレームのペイロードに前記所定のビットパターンを書き込む
ことを特徴とする光伝送システム。
【請求項8】
前記第4のフレームを伝送するパスの障害が検出されたときに、前記第2の光伝送装置は、前記障害が発生したことをネットワークコントローラに通知し、
前記第1の光伝送装置は、前記ネットワークコントローラからの指示に応じて、前記複数の送信回路の中の第2の送信回路を使用して前記第4のフレームを前記第2の光伝送装置に送信する
ことを特徴とする請求項7に記載の光伝送システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、フレームを伝送する光伝送装置および光伝送システムに係わる。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
大容量光通信を実現する技術の1つとしてOTN(Optical Transport Network)が広く実用化されている。OTNは、ITU-T勧告G.709において規定されている。また、OTNにおいて、100Gを越えるトラフィックを伝送する技術の1つとして、FlexO(または、OTUCn)が提案されている。FlexOは、ITU-T勧告G.709.1およびG709.3において規定されている。なお、FlexOにおいては、100Gトラフィックを伝送するための光コンポーネントを使用して100Gを超えるトラフィックが伝送される。さらに、200G/400G/800Gトラフィックを伝送するFlexOも提案されている。
【0003】
OTN通信システムの設定またはメンテナンスを行うために、G.709においてLCK(Lock)機能が定義されている。LCKは、OTN通信システムのオペレータからの指示に応じて、所定のレイヤ(例えば、ODU(Optical channel Data Unit))のパスが使用できないように設定される。このとき、所定のビットパターンを有するLCK信号が受信ノードまで伝送される。そして、LCK信号を受信した受信ノードは、無駄なアラームを抑止しながら、メンテナンス可能な状態に移行する。
【0004】
なお、関連技術として、フレームを伝送する光伝送装置の更新時に通信サービスの停止に係わる影響を抑制する技術が提案されている(例えば、特許文献1~2)。LCKについては、例えば、特許文献3に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-133227号公報
米国公開第2022/0278767号
米国公開第2020/0059712号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述のように、OTN通信システムの設定またはメンテナンスを行うために、LCK信号を伝送する手順が知られている。ただし、従来の手順では、LCK信号が過剰に伝送されることがある。この場合、通信機器の消費電力が増加する。なお、この問題は、LCK信号を伝送するケースに限定されるものではなく、通信システムの設定またはメンテナンスに係わる信号を伝送するケースにも発生し得る。
【0007】
本発明の1つの側面に係わる目的は、通信システムの設定またはメンテナンスに係わる信号を効率的に伝送して通信機器の消費電力を削減することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の1つの態様に係わる光伝送装置は、フレームを伝送する光伝送システムにおいて使用される。この光伝送装置は、第1のフレームを生成する第1のフレーム生成部と、前記第1のフレームから、前記第1のフレームの帯域に対応する個数の第2のフレームを生成する第2のフレーム生成部と、前記第2のフレーム生成部により生成される第2のフレームを送信する複数の送信回路と、を備える。所定のビットパターンを第2の光伝送装置に送信するときには、前記第1のフレーム生成部は、前記第2のフレームに収容され得る帯域であり、かつ前記所定のビットパターンを含む第3のフレームを生成し、前記第2のフレーム生成部は、前記第2のフレームと同じフォーマットであり、かつ前記第3のフレームが収容された第4のフレームを生成する。前記第4のフレームは、前記複数の送信回路の中から選択される第1の送信回路により前記第2の光伝送装置に送信される。
【発明の効果】
【0009】
上述の態様によれば、通信システムの設定またはメンテナンスに係わる信号が効率的に伝送され、通信機器の消費電力が削減される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
OTNのフレーム構造を示す図である。
光伝送装置内の信号の流れの一例を示す図である。
光伝送装置内の信号の流れの他の例を示す図である。
LCK信号の伝送の一例を示す図である。
図4に示す伝送方法を説明する図である。
本発明の実施形態に係わる光伝送装置の構成の一例を示す図である。
ネットワーク構成の例を示す図である。
制御部の実施例を示す図である。
本発明の実施形態におけるLCK信号の伝送の一例を示す図である。
図9に示す伝送方法を説明する図である。
本発明の実施形態に係わる光伝送装置の構成の他の例を示す図である。
図11に示す光伝送装置にLOCKコマンドが与えられときの動作を示す図である。
本発明の実施形態に係わる光伝送装置の構成のさらに他の例を示す図である。
図13に示す光伝送装置にLOCKコマンドが与えられときの動作を示す図である。
FlexOグループを変更するシーケンスの一例を示す図である。
図3に示す構成においてLCK信号を伝送する実施例を示す図である。
FlexOのオーバヘッドを示す図である。
変更通知を受信した光伝送装置の動作の一例を示す図である。
バリエーション1に係わる光伝送装置の一例を示す図である。
バリエーション2に係わる光伝送装置の一例を示す図である。
バリエーション3に係わる光伝送システムの一例を示す図である。
障害を復旧させる手順の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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