TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024133553
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-02
出願番号2024106629,2019125071
出願日2024-07-02,2019-07-04
発明の名称液体噴射ヘッド及び液体噴射システム
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B41J 2/14 20060101AFI20240925BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】ノズル近傍の液体をより効率よく置換できる液体噴射ヘッド及び液体噴射システムを提供する。
【解決手段】供給口と排出口との間で第1軸方向Yに延伸する第1流路201と、前記第1流路201から分岐して設けられるノズル21であって、前記第1軸方向Yに直交する第2軸方向Zに沿って液体を吐出するノズル21と、を備え、前記ノズル21は、液体を吐出する第1開口211が形成された第1ノズル部21aと、前記第1流路201との接続口である第2開口212が形成された第2ノズル部21bと、を具備し、前記第2開口212における前記第1軸方向Yの径r2は、前記第1開口211の前記第1軸方向Yの径r1よりも大きい。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
供給口と排出口との間で第1軸方向に延伸する第1流路と、
前記第1流路から分岐して設けられるノズルであって、前記第1軸方向に直交する第2軸方向に沿って液体を吐出するノズルと、を備え、
前記ノズルは、
液体を吐出する第1開口が形成された第1ノズル部と、
前記第1流路との接続口である第2開口が形成された第2ノズル部と、
を具備し、
前記第2開口における前記第1軸方向の径r2は、前記第1開口の前記第1軸方向の径r1よりも大きいことを特徴とする液体噴射ヘッド。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記第2開口の径r2と前記第1開口の径r1との比であるr2/r1は、2以上であることを特徴とする請求項1記載の液体噴射ヘッド。
【請求項3】
前記第2開口の径r2と前記第1開口の径r1との比であるr2/r1は、2.5以上であることを特徴とする請求項2記載の液体噴射ヘッド。
【請求項4】
前記第2開口の径r2と前記第1開口の径r1との比であるr2/r1は、5以下であることを特徴とする請求項1~3の何れか一項に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項5】
前記第2開口の径r2と前記第1開口の径r1との比であるr2/r1は、3.5以下であることを特徴とする請求項4記載の液体噴射ヘッド。
【請求項6】
前記第2開口の径r2と前記第2ノズル部における前記第2軸方向の深さd2との比であるr2/d2は、1.5以上であることを特徴とする請求項1~5の何れか一項に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項7】
前記第2開口の径r2と前記第2ノズル部における前記第2軸方向の深さd2との比であるr2/d2は、3以上であることを特徴とする請求項6記載の液体噴射ヘッド。
【請求項8】
前記第1ノズル部のイナータンスM1と前記第2ノズル部のイナータンスM2との比であるM2/M1は、0.28以上、0.9以下であることを特徴とする請求項1~7の何れか一項に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項9】
前記第2開口が前記第1軸方向に長軸を持つ楕円であることを特徴とする請求項1~8の何れか一項に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項10】
請求項1~9の何れか一項に記載の液体噴射ヘッドと、前記供給口に液体を供給すると共に前記排出口から液体を回収して液体を循環させる機構と、を備えることを特徴とする液体噴射システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ノズルから液体を噴射する液体噴射ヘッド及び液体噴射システムに関し、特に液体としてインクを噴射するインクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
液体を噴射する液体噴射ヘッドでは、例えば、液体に含まれる気泡を排出するため、液体の増粘を抑制するため、及び、液体に含まれる成分が沈降するのを抑制するために、液体噴射ヘッド内の液体を循環するようにした液体噴射システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1の液体噴射ヘッドでは、ノズル近傍に設けた分岐流路を通じて液体噴射ヘッド内の液体を循環させることで、ノズルから噴射されない液体の乾燥による増粘を抑制している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-103602号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、ノズル近傍の液体をより効率よく置換できる液体噴射ヘッドが求められている。
【0006】
なお、このような問題はインクジェット式記録ヘッドだけではなく、インク以外の液体を噴射する液体噴射ヘッドにおいても同様に存在する。
【0007】
本発明はこのような事情に鑑み、ノズル近傍の液体をより効率よく置換できる液体噴射ヘッド及び液体噴射システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決する本発明の態様は、供給口と排出口との間で第1軸方向に延伸する第1流路と、前記第1流路から分岐して設けられるノズルであって、前記第1軸方向に直交する第2軸方向に沿って液体を吐出するノズルと、を備え、前記ノズルは、液体を吐出する第1開口が形成された第1ノズル部と、前記第1流路との接続口である第2開口が形成された第2ノズル部と、を具備し、前記第2開口における前記第1軸方向の径r2は、前記第1開口の前記第1軸方向の径r1よりも大きいことを特徴とする液体噴射ヘッドにある。
【0009】
また、他の態様は、上記の液体噴射ヘッドと、前記供給口に液体を供給すると共に前記排出口から液体を回収して液体を循環させる機構と、を備えることを特徴とする液体噴射システムにある。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態1に係る記録ヘッドの平面図である。
実施形態1に係る記録ヘッドの断面図である。
実施形態1に係る記録ヘッドの断面図である。
実施形態1に係る記録ヘッドの断面図である。
実施形態1に係る記録ヘッドの流線を説明する断面図である。
他の実施形態に係る記録ヘッドの断面図である。
他の実施形態に係る記録ヘッドの断面図である。
一実施形態に係る記録装置の概略構成を示す図である。
一実施形態に係る液体噴射システムを説明するブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

三菱製紙株式会社
転写用紙
1か月前
日本化薬株式会社
記録材料
4日前
個人
印鑑の製造方法とアプリ
14日前
株式会社リコー
画像形成装置
4日前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置
2か月前
三菱製紙株式会社
感熱記録材料
1か月前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
1か月前
カシオ計算機株式会社
印刷装置
4日前
カシオ計算機株式会社
印刷装置
4日前
株式会社リコー
シート搬送装置
1か月前
清水製作株式会社
貯版装置
1か月前
ヤマハ発動機株式会社
印刷装置
4日前
ブラザー工業株式会社
液体容器
1か月前
ヤマハ発動機株式会社
印刷装置
1か月前
マクセル株式会社
印刷用メタルマスク
25日前
株式会社トライテック
インクジェット記録装置
29日前
株式会社トライテック
インクジェット記録装置
29日前
セイコーエプソン株式会社
印刷装置
2か月前
ブラザー工業株式会社
液体供給装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
液体供給装置
2か月前
キヤノンファインテックニスカ株式会社
記録媒体
22日前
ブラザー工業株式会社
液体吐出装置
2か月前
独立行政法人 国立印刷局
検査装置を備えた印刷機
2か月前
株式会社リコー
液吸引装置及び画像形成装置
1か月前
セイコーエプソン株式会社
液体吐出装置
2か月前
ブラザー工業株式会社
画像形成装置、及び、制御方法
10日前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
1か月前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
1か月前
株式会社寺岡精工
プリンタ
1か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ及びプログラム
25日前
セイコーエプソン株式会社
液体吐出装置
14日前
株式会社リコー
画像形成装置、及び、印刷媒体
1か月前
ブラザー工業株式会社
記録装置
2か月前
株式会社寺岡精工
プリンタ
1か月前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
2か月前
ブラザー工業株式会社
記録装置
4日前
続きを見る